こんにちは、たけもとです。
前回の記事で「CLSに関する問題」は解消できましたが、今回はその後の対応記録となります。
無事に問題が解消できてから広告も多少戻したりしたので、それに関する情報を共有させていただきます。
はじめに
CLSに関する問題
※下記、すでに対応済みの事象になります。
先日、アクセス数が落ち込んできたときにサーチコンソールを確認した際、スマホサイトにおいてURLがすべて「良好」→「改善が必要」に置き換わってしまっていました。

詳細を確認すると、下記の「CLSに関する問題」で引っ掛かっている様子。

CLSに関する問題
CLSは、ウェブページの読み込み中に予期しないレイアウトのずれが発生する現象を指す。ユーザーエクスペリエンスを低下させるだけでなく、SEOにも悪影響を与える可能性がある。
要するに、レイアウトのずれが生じて読みにくいから改善すべし、ということです。
※これらの問題は、第1回、第2回の対応で解消ができました。
※細かい点は下記記事で触れています。
対応事項(広告の再設置)
今回は、いったん削除していた広告を再度設置する、ということで下記を実施しました。
対応事項
①アドセンスの自動広告の「オーバーレイ広告」のみ設置した
②アフィリエイトのバナー広告を再設置した
対応① アドセンスの自動広告の「オーバーレイ広告」のみ設置した
アドセンス広告には、大まかに下記の2種類の設置方法があります。
・自動広告:記事内やサイドバーなどに、自動的に広告が挿入される
・コード設置:任意の場所に、任意の種類の広告を設置できる
CLSの問題の対応の中ですべてのアドセンス広告を削除していたのですが、試験的に自動広告、その中の「オーバーレイ広告」のみ、再度設置してみることにしました。
対応② アフィリエイトのバナー広告を再設置した
CLSの問題の対応に当たっている間、下記の箇所からアフィリエイトのバナー広告を削除していました。
バナー広告を削除していた箇所
・トップページのサイドバー
・記事内の中間部に入れていた広告
今回、上記のそれぞれに広告を再設置してみました。
対応結果
結果:無事すべて「良好」のまま
上記の通り広告を設置しても、大きな問題はなく、サーチコンソールのモバイルの評価はすべて「良好」のままでした。


広告を再度貼ってから執筆現在で1カ月弱くらい。問題なく良好が続いています。
なお、余談になりますが、「良好」に戻った(3/9頃)とき以降、徐々に前月比でのPV数が増えてくれています。

今回の対応で言えること
それではまとめとして、「CLSに関する問題」に対して、広告周りで言えることを以下整理します。
今回の対応で言えること
・アドセンスのページ内広告は影響するが、オーバーレイ広告はそこまでの影響がなさそう
・アフィリエイトのバナー広告は影響がなかった
アドセンス広告について
アドセンスの広告について、結論としては「ページ内広告」がCLSに影響するということが言えそうです。
自動広告でもコード設置でも、広告の種類を選べるのですが、いずれの場合でもページ内広告は影響してしまうようです。
逆に、今回再設置してみた「オーバーレイ広告」はすべて削除した後も試験的に再設置してみたりもしましたが、それで「改善が必要なURL」へ戻ることはなく、影響はそこまでないと言えそうです。

なお、執筆現在はこのオーバーレイ広告含めて、アドセンス広告は一切使用していません。
アフィリエイトのバナー広告について
サイドバー等にアフィリエイト広告を再設置してみても、「改善が必要なURL」には戻っていません。
アドセンス広告のように自動で幅や高さが変わるような広告ではないため、アフィリエイト広告は貼り付けても「CLSに関する問題」に対しては影響はそこまでなさそうです。
おわりに
以上、「CLSに関する問題」への対応の記録、今回は広告の再設置の経過についてでした。
総じて、アドセンスの「ページ内広告」が影響しているというのが、一連の対応をしてみての結論となります。
オーバーレイ広告も影響はそこまでなさそうですが、いっそのこともう全面的に使わないことにして、現状は貼り付けていません。
アドセンスがメインの収益となっている方は、極力アドセンスを使う形で、別の方法で解決が求められるかもしれませんが…
Amazonやアフィリエイト中心の方は、アドセンスを思い切って外すのも選択肢かなと思いました。
本記事が皆さまの参考になれば幸いです。それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。