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【解説】フリーWi-Fiで避けるべき作業と安全に使用する方法|傍受のリスクを常に意識

2024年12月31日

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フリーWi-Fi

こんにちは、たけもとです。

カフェや交通機関など、様々な場所でフリーWi-Fiをよく見かけるようになりましたね。

無料というのが嬉しく、日常的に使っているという方も多いのではないでしょうか。

しかし、無料である一方で、情報の安全性にリスクのある通信環境でもあります。

そこで今回は、フリーWi-Fiで避けるべき作業と安全に使用する方法について、触れていきたいと思います。

ぜひ最後まで、ご覧ください。

はじめに:フリーWi-Fiの概要

フリーWi-Fiとは

まず、よく目にするフリーWi-Fiですが、その特徴をいったん整理します。

フリーWi-Fiの特徴
・誰でも使用できるWi-Fiで、カフェや公共機関など様々な場所で用意されている。
・無料で使用でき、通信料の節約に役立つ。
セキュリティ上のリスクがある。

誰でも無料で使えるところが分かりやすいメリットです。

反面、誰でもつなげるからこそ、傍受されたり重要な情報が漏洩するリスクもあるネットワークなのです。

安全に使用する方法・避けるべき作業

セキュリティ上のリスクがあることを踏まえて、下記を意識して使用するのがポイントになります。

避けるべき作業
・個人情報の入力やログインを伴う作業
・ネットショッピング・ネットバンキング
・会社業務での使用

安全に使用する方法
・自動接続機能はOFFにする
・HTTPSサイトであることを確認する
・VPNサービスを使用する

以下の解説で、詳しく見ていきます!

フリーWi-Fi使用時のポイント解説

それでは、フリーWi-Fi使用時に気にしておきたいポイントについて、解説していきます。

避けるべき作業

フリーWi-Fiで特に気にしておきたいリスクが、第三者に情報を傍受されるリスクです。

自分の端末から情報を「発信」するときに、そのデータを盗み見されてしまう、というパターンです。

そもそも、フリーWi-Fiではリスクのある情報を使わないことが、一番のリスク対策です。以下、避けるべき作業について整理します。

避けるべき作業
①個人情報の入力やログインを伴う作業
②ネットショッピング・ネットバンキング
③会社業務での使用

①個人情報の入力やログインを伴う作業

氏名や住所といった個人情報はもちろん、ログイン時に入力するIDやパスワードも、傍受されるリスクがあります。

不正利用に繋がる恐れがあるので、フリーWi-Fi上では入力を避けましょう。

②ネットショッピング・ネットバンキング

こちらも上記①と同じです。

クレジットカード番号口座番号納品先の住所といった情報を、第三者に傍受され盗まれてしまうリスクがあります。

③会社業務での使用

会社の業務上の情報を、公的な場で漏洩してしまった時をイメージしてみましょう。

その際のリスクは、個人で負える責任を大きく上回ってしまうことでしょう。

仮に急ぎの業務があり、近場にフリーWi-Fiしかなかった、としても、会社業務で使用するのは避けるべきですね。

安全に使用する方法

とはいえ、外出時にもネットワークを使用したい・しなければならないタイミングもあるかと思います。

安全に使用する方法として、以下3点ご紹介します。

安全に使用する方法
①自動接続機能はOFFにする
②HTTPSサイトであることを確認する
③VPNサービスを使用する

①自動接続機能はOFFにする

れっきとしたお店の中でフリーWi-Fiを使うのだから、別に変なWi-Fiには接続していないはず!

…と思っている方も、自動接続機能がONのままだと、周囲で繋げるWi-Fiに勝手に繋がってしまいます。

特に首都圏の駅回り等ですと、繋がった先が提供者不明・悪質なネットワークである可能性も。

悪質なネットワークを敢えて使わせるように用意している、いわゆる「なりすましアクセスポイント」も存在しています。

不意につないだ時のリスクを考えると、恐ろしいですね。

そのため、自動接続機能はOFFにしておき、不用意にネットワークにつながることを防ぐのがおすすめ。

また、店舗などで接続する際は、その店舗で用意されているWi-Fiであることを、確実に自分の目で確認したうえで接続するようにしましょう。

補記
店舗の多くでは、店舗内にフリーWi-Fiの接続名(SSID)を掲載しています。
お店で掲載している接続名と、画面に表示された接続名が実際に合っているか確認してつなぎましょう。

②httpsサイトであることを確認する

ウェブはサイトは「http」「https」の2種類に大きく分けられます。違いは通信情報の暗号化がされているかどうかです。

httpサイトhttpsサイト
暗号化暗号化なし暗号化あり
データの送受信入力した内容がそのまま送受信される
→第三者が見てすぐわかる
入力した内容が不特定の暗号に変換されて送受信される
→第三者が見ても基本的にはわからない

http"s"サイトだと、通信が暗号化され、通信内容を傍受されたときのリスクが少ないです。

一方httpサイトはパスワードや入力内容などがすべてそのまま見られてしまい大変危険です。

現代はhttpsサイトが中心かとは思いますが、しっかり確認して使用したいですね。

"s"がつくほうが"Safety(安心)"と覚えましょう!

補記
Chromeを使用していれば、httpサイトに接続しようとすると警告が出ます。
また、どちらのサイトであるかは、サイトのURLの最初を見ると確認できます。(ブラウザ上部のアドレスバーをクリックすると確認できます。)

③VPNサービスを使用する

VPNサービスはネットワーク上に、仮想的な「専用回線」を作るサービスのこと。

(イメージとして、インターネット上に誰でも使える広い道路がある中で、VPNは自分専用のトンネルを作るような具合です。)

暗号化の一種で、セキュリティ面での安全性が取れることがポイントです。

会社から支給されたPCでは、外出時や在宅時に、VPNを使っているところが多いかと思います。

近年は、個人向けのサービスとして用意されたVPNもよく見かけるようになってきました。ただし、当然費用が生じます。

個人でも普段から費用をかけて使用されている方もいらっしゃるかとは思いますが…

そうでない場合、コストをかけてVPNを使用するのは、主に海外のサービスを使用するとき・海外出張が多い場合、等になるのではと思います。

補足:テザリングの活用

上記でVPNをご紹介しましたが、あくまで国内の個人利用であれば、スマホのテザリングがおすすめです。

なぜなら、コスト面でも持ち物面でも無駄なくセキュリティ性を高められるからです。

手元のスマホ1台があればOKで、追加の持ち物が不要。

気になる通信料も、楽天モバイルだと月額約3,000円の定額でデータが使い放題なのがとても嬉しい…!

「スマホを楽天モバイルで契約し、PCもスマホのテザリングで利用する」

これだと、費用の追加なく安全性も高められるので、とてもおすすめです。

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私も外出先作業は、楽天モバイルと契約したスマホのテザリングを利用しています。

タイミングによっては、乗り換えで数千円単位のキャンペーンを実施しているときもあります。ぜひ、上記リンクから確認してみてください。

まとめ

それでは本記事のまとめです。

避けるべき作業
・個人情報の入力やログインを伴う作業
・ネットショッピング・ネットバンキング
・会社業務での使用

安全に使用する方法
・自動接続機能はOFFにする
・HTTPSサイトであることを確認する
・VPNサービスを使用する

フリーWi-Fiはコストもかからず使える反面、セキュリティ上の問題があります。

動画視聴といった用途ではあまり問題になりませんが、買い物や会社の作業は、自身のプライベートな環境で行うべきです。

フリーWi-Fiを使用するときは、まずはそもそもリスクのある作業をしないことが第一です。

安全な環境を準備して、心配要素のないインターネットを楽しみましょう。

以上、参考になりましたら幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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