こんにちは、たけもとです。
耳が小さくて、イヤホンをしっかり付けられない
長時間つけていると耳が痛くなって、音楽を楽しめない
耳の穴が小さいことで、イヤホンの使用やイヤホン選びに苦労している方、いらっしゃいませんか。
多くのイヤホンは、平均的な耳のサイズに合わせて作られているため、耳の小さな方にとっては、フィット感の悪さや痛みなどの問題につながりがち。
そして何よりも「せっかく買ったのに使えない」という悲しい経験につながってしまいます。
そこで本記事では、イヤホンが合わない理由や具体的な対策、そして耳の穴が小さい方にもおすすめなイヤホンを10機種ご紹介!
本体サイズやイヤーチップの小さいモデルや、耳穴にはめずに聴けるモデル、そして耳型に合ったオーダーメイドのモデル(カスタムIEM)まで、厳選したイヤホンをピックアップしました。
皆様に最適な対策やおすすめのイヤホンを見つけて、快適なイヤホンライフに繋げていきましょう!
耳の穴が小さくてイヤホンが合わない3つの理由
ここでは、耳の穴が小さい方がイヤホンで悩む主な3つの理由を詳しく見ていきましょう。
理由1:イヤーピースのサイズが合っていない
カナル型イヤホン(イヤーチップがついており、耳栓のように耳の奥に入れるタイプ)の場合、イヤーピースのサイズが装着感に大きく影響します。

多くのイヤホンには、S、M、Lといった複数サイズのイヤーピースが付属していますが、耳の穴が小さい方にとっては、Sサイズでもまだ大きいと感じることがあります。
その場合、耳に入らなかったり、入ったとしても圧迫感で耳が痛い、といった問題につながってしまいます。
耳の穴が小さい場合はなるべく、イヤーチップがSS・XSサイズが付属するイヤホンを選びたいところです。
理由2:イヤホン本体が大きく、無理に押し込んでいる
ワイヤレスイヤホン、特に完全ワイヤレスイヤホンは、イヤホン本体である程度のサイズを必要とします。バッテリーやドライバー、各種センサーなどを本体だけに内蔵しなければならないからです。
しかし、この本体が耳のくぼみに収まりきらない場合には、耳からはみ出してしまったりします。
そこで、「耳からはみ出してしまって不安定だ」と感じて、無理に耳の中に押し込もうとすると、耳に圧迫感や痛みを感じてしまう結果に。
特に、高性能なノイズキャンセリング機能を搭載したモデルや、大口径ドライバーを採用したモデルは、その分本体が大きくなる傾向があり、耳の小さな方には不向きな場合があります。
上記で述べたイヤーチップだけでなく、本体サイズも極力小さいものだと、耳の奥に差し込みやすかったり、向きを調節しやすいというメリットがあります。
理由3:耳の形とイヤホンの形状が合っていない
人間の耳の形は、指紋と同じように一人ひとり異なります。
耳の穴の入り口が狭い方や、耳道がカーブしている方だと、一般的な形状のイヤホンでは奥まで挿入できず、安定しないということも。
本体が耳の形に合わない場合は、そもそも耳の穴に差し込むのではなく、耳に「かける」等の方法が適切な場合があります。
あるいは、耳の入り口や耳道に合わせて、自分だけのイヤホンを作ることも、お勧めの方法になります。
耳の穴が小さくてイヤホンが入らない・痛い時の対策
次に、具体的な対策について、4つのポイントで整理していきます。
対策1:イヤーピースを小さいサイズに交換する
カナル型イヤホンの場合、最も手軽な方法がイヤーピースの交換。
本体に付属しているイヤーピースの中でも、Sサイズ、さらにはSSサイズといった、より小さいサイズのイヤーピースを使用してみましょう。
また、可能であれば、本体とは別売のイヤーチップを購入するのも良いでしょう。(ただし、お手もとのイヤホンに使えるかは、購入前に調べておく必要があります。)
対策2:コンパクト設計のイヤホンを選ぶ
最近では、耳の小さな方や女性向けに、本体が非常にコンパクトに設計されたワイヤレスイヤホンも増えています。
イヤホン本体のサイズが小さいため、耳のくぼみにすっきりと収まり、耳からはみ出す心配がありません。
加えて、本体サイズが小さいと向きの調整がしやすく、耳へのはめ込みやすさも感じられるでしょう。
また、小型であることから軽量化も実現し、装着していることを忘れるほどの快適さが副次的なメリットになります。
対策3:「耳を塞がない」タイプのイヤホンを選ぶ
最小サイズのイヤーチップでも入らない、小型のイヤホンでも入らない、という方は、耳を塞がないタイプのイヤホンがおすすめです。
具体的には、「インナーイヤー型」や「オープンイヤー型」が当てはまります。
これらのイヤホンは、耳の穴の大きさに左右されずに使えるのが最大のポイント。
さらに、耳穴を密閉するカナル型に比べて、耳への圧迫・負担が少なく自然な使用感がメリットで、長時間の使用でも快適に音楽を楽しめます。
対策4:オーダーメイドの「カスタムIEM」を選ぶ
どんなイヤホンを試しても、しっくりこない
最高のフィット感と音質を追求したい
という方には、オーダーメイドでイヤホンを作る選択肢もあります。
中でもカスタムIEMと呼ばれるイヤホンは、で自分の耳型を採取し、その耳型に合わせてオーダーメイドで作られるイヤホン。
耳の穴の形状に完璧にフィットするため、最高の装着感と遮音性、そして本来の音質を最大限に引き出すことができます。
耳の穴の大きさや、耳の形に課題がある方が、究極のリスニング体験を求める方に、検討する価値のある選択肢と言えるでしょう。
【2025年最新】耳の小さい人におすすめのイヤホン10選
最後に、耳の小さい方におすすめなイヤホンの10種を紹介します。
これまでの内容を踏まえて、下記の3つのポイントからイヤホンを探していきます。
耳の小さい人におおすすめのイヤホン10選
①小型サイズ編(本体・イヤーピース)
②耳を塞がないタイプ編
③オーダーメイドイヤホン編

ぜひ、皆様の快適なイヤホン選びの参考になれば幸いです。
①小型サイズ編(本体・イヤーピース)
付属のイヤーピースにSSサイズが含まれているかや、本体サイズの小ささから選定。
1. ag (エージー) COTSUBU for ASMR MK2

その名の通り「小粒」で、片耳3.5gと非常にコンパクトな設計が魅力の完全ワイヤレスイヤホン。
付属のイヤーピースにはSSサイズがあり、耳の小さな方でも快適に装着できます。また、小型の本体のため、保持位置を「縦型」「横型」と角度を変えて自分好みにフィッティングできる点もポイント。
2.JVCケンウッド JVC HA-A5T-A

片耳約3.9gの小型・軽量で、耳にフィットしやすいラウンド型ボディを採用した完全ワイヤレスイヤホン。
本体はもちろん、充電ケースまで非常にコンパクト。それでいて操作性が高い点を評価するレビューも多いです。手に入れやすい価格設定や、トレンドを意識した5色の豊富なカラーラインナップも嬉しい。
3.ソニー(SONY)ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM5

イヤホン本体の体積を従来機種より約25%小型化。耳にすっぽり収まり、耳の内側にフィットする曲線形状で装着感を高めた1台。
小型ながら、世界最高クラスのノイズキャンセリングと、ソニー独自開発8.4mmダイナミックドライバーで、迫力のある高音質を楽しめます。小さくても音質を妥協したくない方におすすめです。
4.final (ファイナル) ZE3000 ワイヤレスイヤホン

家電批評のベストバイやVGP2022を受賞など、華やかしい実績のあるイヤホン。
抜群の装着感と遮音性が評価されているイヤーピース「TYPE E 完全ワイヤレス専用仕様」を5サイズ同梱し、小さいものはSSサイズまで付属しています。音質の解像感の高さも評価されており、装着感と音質を両立したい方にお勧め。
②耳を塞がないタイプ編
インナーイヤー型やオープンイヤー型から選定。
5.HUAWEI FreeBuds 6

インナーイヤー型のワイヤレスイヤホン。
人間工学に基づいて約1万回のシミュレーションを経て設計された、こだわりの本体形状がポイント。イヤーチップでの固定とならないインナーイヤー型でも、高いフィット感を誇ります。ハイレゾ再生に対応し、臨場感のあるオーディオ体験を楽しめます。
6.JBL TUNE 305C

有線のインナーイヤー型であればこちらの305Cがおすすめ。
オーソドックスなインナーイヤー型で、シンプルな使用感が魅力です。手に入れやすい価格ながら、なんとハイレゾ音源にも対応…!端子はUSB-Cのため、スマホにも直接差せますし、何より有線だと充電が不要。お気に入りの音楽をいつでも聴けますよ。
7.JBL SENSE LITE

同じくJBLより、耳にかけるイヤーフック式。抜群の安定感を誇るのがポイントです。
フックがあることで本体やケースのサイズ感はありますが、大型ドライバーを搭載し、オープンイヤー型でもカナル型と同等やそれ以上の音質だと評価する声も多数。フック部分にも高品質のリキッドシリコンが使用されており、しなやかな装着感を実現しています。
8.SOUNDPEATS CC イヤーカフ

コストパフォーマンスが非常に高いイヤホンを販売するSoundpeatsの、イヤーカフ型のイヤホン。
耳に挟むようにして着用するので、耳穴の大きさに左右されません。肝心の装着感も、ランニングをしても問題なく、安定感がありました。価格も手に入れやすく、初めてイヤーカフ型に挑戦する人にも強くおすすめしたい1台です。
※下記の記事で、詳しくレビューしています。軽やかな装着感がとても快適でした。
9.ソニー(SONY) オープンイヤー LinkBudsOpen WF-L910

耳道に押し込まない“オープンリング”構造で、圧迫感が少ない完全ワイヤレスイヤホン。
耳の内側に収まる形状で、コンパクトな使用感。SONYのフラッグシップ機にも搭載される「DSEE」を搭載し、オープンイヤーながら高音質のサウンドを楽しめます。上記は2024年モデルですが、型落ちの2022年モデルであれば、より買い求めやすいです。
③オーダーメイドイヤホン編
耳型に合わせたオーダーメイドができるものを選定。
10.LIFEEAR
LIFEEARは、プロも使用する音質の高さが特徴のインイヤーモニター(IEM)を手掛けるメーカー。
万人に合う形状のユニバーサルモデルから、オーダーメイドで個人の耳にぴったり合うイヤホン「カスタムIEM」も販売しています。
カラーラインナップも豊富なだけでなく、イヤホン表面のパネルを交換することで、世界に一つだけのイヤホンを作ることができます。
下記の記事で、LIFEEARの商品の特徴やアピールポイント、ラインナップを詳しく解説しています。
アーティストも使用する高音質なカスタムIEMを手に入れやすい価格で販売している、とても魅力的なメーカーです!
まとめ
以上、耳の穴が小さくてイヤホンが入らない問題の解決方法、およびおすすめ厳選イヤホン10選のご紹介でした。
耳の穴が小さくて音楽を楽しめないのは、なかなかにつらいことですよね。
まずはイヤーチップの交換から。機種選びについてはぜひ今回ピックアップした製品が参考になれば幸いです。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。快適に音楽を楽しめる日常がありますように!









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