こんにちは、たけもとです。
今回はPHIROCOFFEAの「Ethiopia Konga Natural」を飲んだのでレビューしていきます。
目が覚めるような、はっきりとしたフルーティな香り。口中がその風味でいっぱいになる体験が幸せなコーヒーです。
概要
生産者・メーカー
メーカーは「PHIROCOFFEA(フィロコフィア)」。
World Brewers Cupの2016年の世界チャンピオン、粕谷哲さんが営まれているお店です。
PHILOCOFFEAの製品はすべて、コーヒー生産量の5%に満たない高品質で希少な「スペシャルティグレード」のみを使用。
(引用:PHIROCOFFEA店舗HPより)
スペシャルティコーヒーの販売にあたり、上記のようにグレードの高い豆を扱っているだけでなく、農家や焙煎士まで、豆の生産からユーザーの口に届くまでの関わるものすべてにこだわった、特別な「コーヒー体験」への熱意がこもったメーカーになります。
実店舗や焙煎所も、千葉県に数拠点構えています。お近くの方は実店舗で楽しまれるのもよさそうですね。
※粕谷哲さんの下記の書籍、普段のコーヒー時間に良く読んでいる、おすすめの1冊です。産地ごとの味わいの特徴を分かりやすく学ぶことができます。
商品の特徴
PHIROCOFFEA Ethiopia Konga Naturalの特徴は「ベリー系のフルーティさ・深みのある香り」。
商品説明
Philocoffeaで人気のエチオピアの深煎り。
ナチュラルらしいベリーを思わせるフルーティー感と深煎りならではの深みのある香りを楽しめます。
ブルーベリージャムのような甘さが心地よくビター感とともに感じられます。
毎日気軽に飲んでいただけると嬉しいです。
(引用:公式オンラインストア商品ページ)
エチオピアの特徴
エチオピアの産地情報や味わいを「THE COFFEE BOOK(誠文堂新光社)」で参照してみます。
エチオピアの特徴
・種、品種の多様性が随一で、それが複雑に入り交じり、ユニークな味わいを演出する可能性を秘めている
・他の産地とは一線を画すエレガントな風味が特徴
・イルガチェフェ:爽やかなレモンを思わせる風味、鼻のようなアロマ、軽い口当たり、バランスの取れた甘さ
今回の豆は、エチオピアの中でも風味豊かな豆の産地として知られるイルガチェフェ地域の豆になります。
品名にあるコンガは、イルガチェフェ地域の中のさらに細かい区分の地域名。(生産者もコンガ農協。)
レビュー
豆の情報
産地情報
生産国はメキシコ、チアパス州。

袋にはジッパーとバルブ付き。しっかり閉じれて保存性も◎
こうした袋の裏にあるタイプのジッパーは、表面にジッパーの痕が見えないことでデザインを邪魔しないんだよな、と最近気づきました。

焙煎度等

焙煎度は中深煎り。フルシティロースト(6)くらいかと思います。
それでは、ミルで挽いて、実際に飲んでいきます。
味の感想
まず、淹れているときから香りがとても良く出ていました。


一口飲んだときに、風味の豊かさに、おもわず笑ってしまいました。つい「うめぇ~~」と声に出てしまった…笑
まさにイルガチェフェという味わいで、柑橘系のはっきりとした風味を感じられました。
私はスッキリめにドリップしたところ上記の具合でしたが、じっくりめにドリップすると、商品説明にあるようベリー系の風味・ジャムのようなしっかりした味わいが際立ってくるのかなと思います。
焙煎も少し深めなのかなと最初は思いましたが、それが全体的なバランスにつながっているイメージで、その中でフルーティな香りが際立っています。
余談
東京のお茶の水の「自家焙煎コーヒー みじんこ」さんで飲んだイルガチェフェがきっかけで、私はコーヒーの奥深さを感じ、少しずつ味に注目して飲むようになりました。その時の体験がふと蘇ったようで嬉しかったです。
こんなシーン・こんな方におすすめ
・フルーティさのある豊かな風味を味わいたい方
・朝の1杯に。さっぱりハツラツとした気分にしてくれます。
・気軽にスペシャルティコーヒーを楽しみたい方(1kgだと、6000円台で購入が可能)
まとめ
以上、PHIROCOFFEAの「Ethiopia Konga Natural」のレビューでした。
思わず驚いてしまうような、フルーティな風味がとても豊かな豆でした。
1kgだとかなり買い求めやすい金額になるので、ちょっと買ってみようかな…と気持ちが徐々に強まってきています。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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