こんにちは、たけもとです。
今回は、「100倍稼ぐ人のブログ術【ライティング編】」を読んだのでレビューしていきます。
主にブログ記事のタイトルや、記事構成をどのように書けばよいかについて詳しく解説しています。
基本的なのにあまり徹底できていないこと、知っていなかったことも多く、自分の体に基礎を叩き込みたくなる一冊でした。
100倍稼ぐ人のブログ術【ライティング編】の概要
本書は、1記事で600万円以上の収益を上げたブロガーであり、現在はブログのスクールや教材販売も行っている竹内洋平氏が、「稼げるブログのキモ」を解説する一冊です。
特にブログ記事のタイトルや、記事構成について、読まれる・売れるための実践的な方法について解説しています。
ブログを書いていても報酬が得られていない、自分の記事に自信が持てない方に向けた、ステップアップできるノウハウが凝縮されています。
なお、本書は【ライティング編】であり、同シリーズの別の書籍もあります。気になった方はKindle Unlimitedからご覧ください(執筆現在、読み放題の対象でした。)

要点整理
はじめに、本書で記載されている、「ブログ記事で特に重要な項目」と挙げられているポイントを以下抜粋します。
ブログ記事で特に重要な項目
①:記事タイトル
②:見出し(記事構成)
③:「誰に何を」書くか
特に記事タイトルと見出しが重要といいます。
というのも、これら2つが決まっていれば、おのずと誰に何を書くかも決まってくるからです。
したがって、本記事では上記の重要項目を踏まえて、下記のとおりポイントを整理していきます。
要点整理
①記事タイトル:基本3原則を押さえるべし
②見出し:SEOを意識し、タグを正確に使う
③記事構成:検索上位10記事の内容を網羅する
要点①記事タイトル:基本3原則を押さえるべし

記事タイトルってどうつければ良いんだ…
ブログ記事を書く際に、どうしても悩んでしまうのがタイトルの付け方。
キーワードのリサーチなど、やらなければならないことが多くイメージされてしまい、なかなかスパッと決めるのが難しいですよね。
そこで、まずは欠かさず押さえておきたいポイント3つを整理します。
記事タイトルの基本3原則
1 記事の内容と合っている
2 狙っているキーワードが入っている
3 文字数は30字程度
①は当たり前かもしれませんが、存外合っていないケースもある、とのこと。記事を書いているうちに、最初に考えていた構成から変わって、結果的にタイトルと一致しない、なんてことも。
②について、狙っている順番で記事タイトルに入れることが重要だと言います。
③は敏感になりすぎる必要はありませんが、パソコンの画面で見た時に2行であれば可、3行であれば減らそう、というのが大まかな目安になります。
要点②見出し:SEOを意識し、タグを正確に使う
「見出しは記事タイトルに次いでSEO的な影響が多い。」
と言われて、どきっとしました。。

SEOのことを考えると、つい記事のタイトルばかりに意識が向いていました…
見出しにも注意を向けることで、よりSEO評価を高めることができると著者は言います。
大切なのは、見出しにもキーワードを入れること、そしてタグを正確に使うことです。
見出しもSEOの対象だと常に意識して、見出しにはキーワードを入れる。そしてタグについては、「h2の直下はh3にする」「h3が1つだけになるならむしろh3を使わない」といった基本を徹底することが、重要。
要点③記事構成:検索上位10記事の内容を網羅する
さて、これまでのポイントは主にクリックされるための工夫となりますが、実際の記事自体も「読みやすい記事」でありたいですよね。
読みやすさの指標はさまざまですが、一つ挙げられるのが記事構成の良さ。
検索上位10位の記事に書かれている内容をもとにして、記事構成を作ることを勧めています。この手順を、以下抜粋します。
記事構成の作成手順
1 検索TOP10の記事を見る
2 各記事の内容を書き出す
3 書き出した内容を整理する
4 適切な順番に並び替える
端的に言うと、検索上位10記事の内容を、整理してまとめ化するイメージですね。
もちろんコピペは厳禁なので、あくまで構成や論点をピックアップする形で、具体的な内容については自身で考える・整理することが求められます。
100倍稼ぐ人のブログ術【ライティング編】のレビュー
感じたこと・考えたこと
タイトルの重要性は常々感じながらも、なかなか気合を入れて対策ができていなかったな、とその重要性を改めて思い知ることになりました。
そして、私個人でそれ以上に重要だと感じたのが、見出しもSEOの評価の対象だということ。
これまで見出しについてはテンプレート化したものを主に使っていましたが、単に使いまわしするのでなく、しっかりキーワードを盛り込むこと、そしてhタグを正確に使用することに、注意したいと思いました。

見出し文にキーワードを入れるのを、徹底したい…!
記事の構成については、オーソドックスでよく見るような構成を心がけていますが、「当たり前」の形に縛られることなく、読者が読みやすい形を追求したいと思います。そのためにも、検索上位の記事を複数見ることに、トライする価値を感じています。
印象的だった部分
印象的に感じたところを数点、具体的にピックアップします。
最初の見出しで知りたいことに応える
ここで言う知りたいことは、具体的には「記事タイトルの第一文節」に対しての答えです。
例えば、記事のタイトルが、
最新スマホ〇〇の使いごこちは?|デザインを評価する声も多い優秀な1台
だった場合、使い心地について、最初の見出しで応えるということです。
そのスマホについての基本情報などを最初に提示したうえで、レビューというのが一般的かと思いますが、最初の見出しできっぱりと応えるのが好ましいと言います。
なかなかすべての記事に適用するのは難しいですが…確かに、知りたいことを即座に知れた方が読者のため。
最初の見出しで応える形に調整するのが難しいなら、せめて、結論やまとめを最初に持ってくることは徹底したいなと感じたところです。
売れる記事になるために
売れる記事になるための条件についても、本書のなかで触れられていました。
その中の一つが「パッと見で見やすい」ことでした。

3秒で見やすいかどうかの判断がされると言います。
私はレビュー系やトラブルシューティング系の記事が中心となっており、詳しさ・わかりやすさを重視して記事を書くことが多いです。
また、書いた記事もPCで読むことが多く、スマホでサクッと読む、といった読者の目線で考えるシーンは少なかったなと感じます。
パッと見で見やすいかというのも、指標として自分の中に入れていきたいと思いました。
まとめ
以上、「100倍稼ぐ人のブログ術【ライティング編】」のレビューでした。
タイトルはもちろん、見出しについても、基本的な部分を徹底して書いていきたいと思える一冊でした。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※執筆現在、今回の書籍はKindle Unlimitedの対象でした!
