こんにちは、たけもとです。
家でもオフィスでも常日頃コーヒーを楽しんでいるのですが、毎日のドリップに使っているのが、TIGERの「ACT-E040WM」というコーヒーメーカー。
毎日のコーヒーを手軽にドリップしたい!
水筒にもコーヒーを淹れて外出したい
お手入れがしやすいコーヒーメーカーが欲しい
そんなニーズを叶える万能選手で、毎日のコーヒーライフを様々な場面で支えてくれる、非常に頼もしいコーヒーメーカーです!
私は使用して1年ということで、細かいところまでレビューしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
概要
アピールポイント
ACT-E040WMのポイントは、なんといっても「ライフスタイルに合わせた万能性」が極めて高いこと。3WAYドリップ×対応容器の幅広さで、様々なライフスタイルに合わせてコーヒーを楽しめます!
3WAYドリップ
①ペーパードリップ(粉)
②ドリップバッグ
③ドリップポッド(UCC)
対応容器
トレーの高さを調整して、下記のそれぞれに淹れられる
・マグカップ
・タンブラー
・水筒
・ステンレスサーバー(本体付属)
本体付属のサーバーだけでなく、カップや水筒にも直接ドリップが可能。また、ドリップバッグやUCCのドリップポッドにも対応し、1杯からでも様々なコーヒーを楽しむことができます。この万能性は、他のコーヒーマシンには見られないユニークな強みです。これ1台で、日常のほんっとうに色々なシーンでコーヒーをより楽しみやすくなります。
また、手入れがしやすいのも大きなポイント。ドリッパーや給水タンク等は取り外しができ、洗いやすく手入れが簡単!
その他、主な特徴・機能を以下に列挙します。
主な特徴・機能
・30秒のスチーム蒸らし
・オートオフ機能
・丸洗いOKの真空二重構造(まほうびん)「ステンレス製まほうびんサーバー」
・本体内部の水の通路を洗浄できるクリーニング機能つき
日常的に、様々なシーンに合わせた淹れ方を提供してくれるコーヒーメーカーです。
ラインナップ
ホワイト1色の展開になります。

主な仕様
以下、主な仕様を記載します。
ブランド | タイガー魔法瓶(TIGER) |
品番 | ACT-E040WM |
サイズ | 奥行き18.1 x 幅27.9 x 高さ34.2 cm |
重量 | 3.2kg |
スタイル | ドリップ(1~4杯用)、ドリップバッグ、ドリップポッド(UCC) |
満水容量 | 0.54L |
付属コンポーネント | 軽量スプーン、ペーパーフィルター |
レビュー
それでは、以下ポイントごとにレビューをしていきます。
本体について
外観
正面

側面

裏面

ドリップに使うすべてのパーツがきれい収まる、すっきりとしたデザインです。
スイッチ周辺

製品の特徴である、3WAY抽出に対応したボタンがそれぞれ配置されています。
3WAYドリップ
①ペーパードリップ:マイルド・ストロングを選択可能
②ドリップバッグ :お湯の量を調整可能
③ドリップポッド :お湯の量を調整可能
本体パーツ
トレー部分

給水タンク

ドリッパー

ドリップポッド用のトレー

淹れ方・操作方法
淹れ方
1 ドリッパーにフィルターとコーヒー豆を入れる
ペーパーフィルターは台形の2~4人用を使用します。

2 本体にドリッパーをセットする
本体天面のボタンを押すとワンタッチでフタが開くので、その中にドリッパーをセットします。


3 ドリッパーの上に「散水板」をセットする
ドリッパー部分にかぶせるように散水板をセットして、フタを閉じます。


※なお、ドリップポッドの場合は、先述のドリップポッド用のトレー(灰色)を使用します。
4 給水タンクに水を入れてセットする
飲む分の水をタンクに入れて、本体裏側にセットします。

5 本体前面のボタンを押す
淹れる方法に合わせて、ボタンを押します。

6 できあがりを待つ
最大の分量(540ml)の場合、約7分ほど待ちます。
蒸らしもしてくれるので、ゆっくり出来上がりを待ちましょう。
7 完成!
できたコーヒーを注いで、香りを味わってから、コーヒータイムを楽しみます。

所感
魅力
魅力1 シーンに合わせた様々な淹れ方に対応!
繰り返しになりますが、最大の特徴はやはり幅広いスタイルに合ったコーヒーを楽しめること!
付属のステンレスサーバーはもちろん、トレーの高さを調節して、コーヒーカップにも、水筒にも淹れることができます。


改めて、このコーヒーメーカーができる淹れ方を整理すると…
3WAYドリップ
①ペーパードリップ
②ドリップバッグ
③ドリップポッド(UCC)
対応容器
・マグカップ
・タンブラー
・水筒
・ステンレスサーバー(本体付属)
本当にいろいろな淹れ方ができます。どんなシーンでも柔軟に対応してくれるため、日常でコーヒーを楽しむ機会が増えるコーヒーメーカーです!
補足:対応する水筒の高さについて
水筒が使えるとのことで、気になるのが、どのサイズまで対応しているのか、ということですよね。
対応している水筒
高さ16㎝程度まで対応(実寸値 トレーを最下段にはめ込んでいる場合。)
上の写真で使用しているのは、KINTOの「トラベルタンブラー 350ml」です。

ほかの水筒でも試してみましたが、総じて350ml前後のものであれば使用可能かと思います。(とはいえ、細長すぎるものなどは×。実際にお手もとの水筒のサイズをご確認ください。)

なお、500mlの水筒はやや厳しめかな?と思います。(太くて高さが低いものなら、入れられそうです。)参考として、トレーの厚みが約2.5㎝でしたので、トレーを外すと、16+2.5=18.5㎝前後までの高さなら入るかと思います。

魅力2 各パーツが外れて洗いやすい!
各所の様々なパーツを外すことができます。
トレーも外せて、

給水タンクも外せて、

そしてドリッパー部分も外れます。

コーヒーを淹れる際に使うところ・汚れがつくところを一式外すことができ、洗うのが簡単でキレイに保てます!
加えて、本体自体にもクリーニング機能もあり、水やコーヒーの通り道を掃除できます。
毎日使う際に、とても重要なポイントです。
魅力3 マシンとしての渾然一体感

取り外しできるパーツ類は本体にきれいに収まり、無駄な出っ張りや露出している部分等もなく、非常にすっきりしたデザイン。特に、ドリッパー部分が露出しませんし、抽出部分も周囲がパネル状の部材で覆われており、何かにぶつかったりしてドリップが妨げられることもありません。
渾然一体とした本体は、慌ただしい日常でも、安心して最後までドリップしてくれます。
注意点
注意点1 ペーパードリップは、入れた水の分だけドリップされる
ペーパードリップの場合、セットした水がすべて1回のドリップに使われます。(ドリップバッグ、ドリップポッドはお湯の量を選択可能。)ボタンで杯数指定ができず、「セットする水の量で、淹れる量を調節する」という形になっています。
一見手間のかかるデメリットな要素かもしれませんが…
・ひとまず、サーバーに満杯に淹れる際は、満水でセットすればOK
・給水タンクにも、分量のラインが示されている
ということで、存外問題にはならず使えています。
何より、逆に言えば、各ご家庭のカップや水筒の大きさに合わせて、自由に水量を調節できる、ということですので、ペーパードリップについて、私はこの仕様でよいと考えています。
注意点2 散水板の存在
ドリップする際に、散水板をセットする必要があります。

メモ
ドリップポッドに対応するため、水の出元が1点集中で出るような形となっている。しかしペーパードリップの際は、まんべんなくドリッパーにお湯をかける必要があり、ギャップがある。そのため、仕方なくこのような構造になっているものと思われます。
この散水板、慣れるまではセットするのを忘れがちでした。
散水板がないとコーヒーがひどくまずくなる、というわけではありませんが…豆をドリップしきれていない・せっかくの蒸らし機能があるのに十分に使えていないことで、もったいなさを感じてしまうのと、そのせいか味も少し落ちてしまっているような。。
マルチな淹れ方に対応している反面、ひと手間となっている要素です。
注意点3 音・振動
まず、本体から発生する音自体は、あまりうるさいとは感じませんでした。本体はフタやパネルで覆われており、外側に露出している部分少ないため、それで音が抑えられているように感じました。
逆にこの裏返しなのか、振動がそこそこ生じます。不安定なものの上に置いたり、薄い板の上などに置いたりすると、「振動音」が大きく生じ、結果としてうるさくなる恐れがあります。安定した/揺れにくいところに置くことをお勧めします。(耐震マット等を敷くだけでもだいぶ変わってくると思います。)
補足
部品をなくした・壊したときは…
パーツを紛失・破損した場合は、下記から部材ごとに購入ができます!
リンク
タイガー パーツショップ ACT-E040WM
https://www.tiger-shop.jp/shop/g/gACT-E040WM/
こうしたサービスは国内メーカーならでは、というイメージ。長期間使うことができるので、部材ごとの販売はとても嬉しいですね!
※部材を購入してフタを直してみました↓
おすすめの方
おすすめの方
・家でも外出先でも、様々な容器で、幅広くコーヒーを楽しみたい方
・マシンを清潔に使いたい方
・ペーパードリップ中心だが、ドリップバッグも楽しみたい方
コーヒーは粉で買えばこのコーヒーメーカーで十分淹れられますが、よりコーヒーを楽しみたい場合は、コーヒーミル(電動)もあると、よりおいしくコーヒーを楽しめます。

コーヒーミル一体型のコーヒーメーカーもありますが、自分でドリップすることも考えている方は特に、ミル単体で持っておくのがおすすめ!
まとめ
以上、TIGERのコーヒーメーカー「ACT-E040WM」のレビューでした。
とにかく幅広いシーンに合わせてコーヒーを楽しめることが最大の魅力!
家の中はもちろん、外出先でも水筒でコーヒーを楽しむ機会が増えました!コーヒーが好きで、いつでもどこでも飲みたい、楽しむシーンをもっと増やしたい、という方ほど、おすすめできる製品でした。
私もあれこれマシンを探しましたが、一番マルチな楽しみ方ができるのはこのコーヒーメーカーだと思います。
気になった方は、ぜひお手に取ってみてください!長文となりましたが、最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!


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