こんにちは、たけもとです。
カラオケと言えば、リフレッシュや気分転換の定番!複数人でにぎやかに過ごす、そんなイメージの強い場所ですね。
しかし、近年のテレワーク需要に伴い、仕事場所・作業場所として使用される機会が増えています。店舗でもテレワークのプランを出していたりと、テレワークとの相性の良さが垣間見えます。
ということで、今回は作業スペースとしてのカラオケがどんな場所か解説していきます。
カラオケでテレワークすることのメリットやデメリット、店舗ごとのプランの比較など、詳しいところを解説していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
ポイント解説
まずはポイントとなる箇所を、解説していきます。
カラオケでテレワーク?
近年、テレワークの普及に伴って、カラオケボックスがテレワーク等の作業場所として活用されています。
大きな特徴としては、下記が挙げられます。
作業スペースとしてのカラオケの特徴
・個室で集中して作業ができる
・カラオケ固有のサービスを受けることができる
・Wi-Fiやコンセント等の基本的な設備はあり
なんといっても、個室で集中して作業できることが大きなポイント。加えて、カラオケ固有のサービスとして、ソフトドリンク飲み放題といったサービスが付帯するケースもあります。
Wi-Fiやコンセント等の基本的な設備はあり、PC単体での作業はカフェ等と同じような感覚で使えます。(一方、プリンタ等の設備を使用したい場合は事前の確認や、別スペースの検討が好ましいです。)
総じて、気軽な価格で長時間、個室で作業できるのが魅力です。
メリット・デメリット
以下、簡単にメリット・デメリット(注意点)を整理します。
メリット
・個室で作業に集中できる
・ソフトドリンクなどのサービスが充実
・基本的な設備類は揃っている
デメリット(注意点)
・設備類は基本的にカラオケ向け
・隣の音が聞こえる可能性がある
・防犯上の注意
詳しいところは以下の詳細解説で、触れていきます!
詳細解説
カラオケでの作業時のメリット
メリット1:個室で作業ができる
個室で他の空間から仕切られているので、他人の目線や声を気にすることなく、自分のパーソナルな空間で、安心して作業ができます。また、打ち合わせ等で声を出すことも可能。
また、エアコンを自分の好みの温度にできる場所であれば、好みの温度でゆっくり仕事できるのも魅力。気軽に使える価格でもあるので、長時間、自分のペースで仕事をしたいときにぴったりですね。
メリット2:ソフトドリンクなどのサービスが充実
カラオケの設備がそのまま使えるため、ソフトドリンク飲み放題といったサービスが付帯されているケースが多いです。カフェのように1杯ごとの費用を考えずに長時間作業ができるのがメリットと言えますね。
ドリンクで適度にリフレッシュ。作業が捗りそうですね。
メリット3:基本的な設備類がそろっている
基本的な設備として、コンセント、フリーWi-Fiが整えられているケースが多いです。PC単独での作業においては、十分に使用ができます。
店舗によってはティスプレイ等の設備があるケースも。どんな設備が使用できるかは、事前に確認しておきましょう。
カラオケでの作業時のデメリット(注意点)
デメリット1:設備類はあくまでカラオケ向け
特に、デスクやチェア…ではなくカラオケで使用するテーブルとソファを使う形になります。姿勢は前のめりとなりやすく、長い時間崩れた姿勢が続くと、体のコリが感じられるかも。
他にも、複合機などの設備は用意されていないケースも多いため、印刷など設備の使用が考えられる場合は、下記例の「カラオケパセラ」の利用や、コワーキングスペース等、別の場所の利用を検討しましょう。
デメリット2:隣の音が聞こえる可能性がある
カラオケで歌っていないタイミングで、隣の部屋から音が聞こえてきた経験、ありますでしょうか。場所によるかとは思いますが、隣の部屋の歌声が聞こえてくる場合もあります。
特にリモート会議をする際に歌声が聞こえてくるのは、気を遣うポイントかもしれません。大切な会議がある日は、自宅やレンタルスペースなど別の環境でテレワークを検討しましょう。
デメリット3:防犯上の注意
個室となりますが、施錠ができないところが注意点です。
仕事では重要なデータを取り扱うでしょうし、特に飲み物の補充やトイレなどでの離席時には細心の注意を払う必要があります。
具体例(プラン内容)
テレワークプランを出しているカラオケ店の具体的な料金プランや設備を例に挙げて、イメージしていきます。
テレワークプランの比較
店舗 | ビッグエコー | カラオケ館 | カラオケパセラ (おしごとパセラ) |
テレワークプラン料金 | 30分まで:300円 1時間:500円 3時間:1,200円 ※延長:30分250円 | 60分:550円 フリータイム:1,078円 (11:00~19:00) | 1時間:600円 2時間:1,400円 3時間:2,100円 …等 ※延長:10分120円(上限4,200円) |
利用可能日・時間 | 全日 ※時間は店舗ごとに異なる | 月~金 11:00~19:00 | 月~金 ※時間は店舗ごとに異なる |
設備・サービス類 | ・FREE Wi-Fi ・フリー電源 ・スマホ充電器 ・ソフトドリンク飲み放題 ・HDMIでのモニター接続 | ・FREE Wi-Fi ・フリー電源 ・ソフトドリンク飲み放題 | ・FREE Wi-Fi ・フリー電源 ・1時間ごとにドリンク1杯 ・ディスプレイやケーブル、プリンタなどの設備が豊富 ・ワンコインランチあり |
その他 | ・全店舗OK ・法人プランあり | ・全店舗OK ・法人プランあり | ・店舗数は左記2つに比べて少な目 ・回数券、定期券プランあり |
公式ページ | https://big-echo.jp/officebox/ | https://karaokekan.jp/campaign/detail/621 | https://www.pasela.co.jp/oshigotopasela/ |
比較してみると、時間帯や設備類に存外違いがみられます。安く長時間使用したいときはビッグエコーやカラオケ館、仕事用の設備を求める場合はカラオケパセラ(おしごとパセラ)が好ましいでしょう。
補記
テレワークプランの場合は、カラオケが歌えないよう制限されます。
(それくらいしてもらった方が、いいですね(笑))
参考:他のスペースとの比較
ネットカフェとの比較
ネットカフェも、カラオケ同様に飲み放題のサービス付きで、長時間作業もできるスペースということで、用途が似ています。以下、比較してみます。
カラオケ | ネットカフェ | |
価格例 | ・3時間:1000~2000円ほど (テレワークプラン) | ・3時間1500円前後 |
設備・サービス | ・FREE Wi-Fi ・フリー電源 ・ソフトドリンク飲み放題 | ・FREE Wi-Fi ・フリー電源 ・ソフトドリンク飲み放題 ・飲食物持ち込みOK ・PCが設置されている |
その他 | ・テレワークプランあり(法人向けプランも)。歌えないように制限(=誘惑が少ない) | ・24時間営業 ・鍵付き個室あり |
ネットカフェの魅力は、鍵付き個室があること。離席時にも施錠できるのは安心できますね。あとは24時間営業のため、朝早くや夜遅くなど、自分のリズムに合わせた時間で作業ができます。
カラオケの魅力は音を出しての作業が可能であること(取り扱う情報によりますが)や、空間が広いためゆったり作業できるところがポイントです。ほか、テレワークプランがあり、法人としての契約も可能だったりします。
「個人でのPC作業」という観点から言うと、ネットカフェの方が使用しやすいと考えられます。
まとめ
メリット/デメリット・おすすめの方
メリット
・個室で作業に集中できる
・ソフトドリンクなどのサービスが充実
・基本的な設備類は揃っている
デメリット(注意点)
・設備類はあくまでカラオケ向け
・隣の音が聞こえる可能性がある
・防犯上の注意
おすすめの方
・個室で作業に集中して取り組みたい方
・長時間、手ごろな価格で作業したい方
・ドリンク類のサービスを希望する方
・打ち合わせは比較的カジュアルな方
使用する際のポイント
情報管理は適切に
部屋に施錠ができないため、特に離席時には端末の管理に注意を払いたいですね。
また、防音性のある個室とはいえ、部屋の扉には外から見えるガラス部分があったり、音も完全に遮断されるわけでもありません。会議等の内容も外部に漏れないように、大きいモニターには映さない、可能であればヘッドセットを使用するなど、極力注意したいポイントです。
通信環境が適切かを確認
店舗で用意されているWi-Fiとはいえ、会社の情報を扱う際には、フリーWi-Fiの利用は避け、万一使う場合もVPNを使用するのが好ましいでしょう。
個人の作業においても、ネットワークの安全が取れているか確認したり、テザリングといった別の接続も検討しておきたいポイントです。
おわりに
以上、作業スペースとしてのカラオケがどんな場所かの解説でした。
広めの個室をゆっくり使用できるところが魅力。音が出る作業も可能ですが、情報の管理には気を付けたいところですね。
それでは今回も、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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