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【比較レビュー】MOBO Keyboard 2・Omikamoタッチパッド付キーボード比較|マウスを使用する作業かが判断のポイント

2025年2月8日

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Omikamoタッチパッド付キーボード Moboキーボードと比較

こんにちは、たけもとです。

ポータブルキーボードで評判の機種であるMOBO Keyboard 2」。そこに最近徐々に台頭してきた「Omikamo タッチパッド付きキーボード」。今回はこちらの2機種を、比較レビューしていきたいと思います。

どちらを購入しようか迷っている

タッチパッドが魅力的に思えていて気になっている

いずれも持ち運びができるのにサイズ感が大きく打鍵しやすいところが評価点。だからこそ導入にあたってどちらにするか気になるかと思います。上記のような方のひとつの判断材料になれば幸いです。

ぜひ最後までご覧ください。

はじめに

各キーボードのレビュー

はじめに、今回比較する2製品は、それぞれ下記にてレビューをしています。基本的な機能や、細かな機能などについては、下記の記事をのぞいてみてください。

Mobo Keyboard 2 のレビュー↓

Omikamo タッチパッド付きキーボードのレビュー↓

要点

以下、主なポイントを一覧化しています。

商品名MOBO Keyboard 2Omikamoタッチパッド付きキーボード
ラインナップ2色展開
・ブラック
・ホワイト
2色展開
・ブラック
・ホワイト
サイズ使用時 : W291 × D120 × H13 mm
折りたたみ時 : W166 × D120 × H15 mm
使用時 : W342 × D120 × H13 mm
折りたたみ時 : W182× D120 × H26 mm
重量キーボード本体:286g
スタンドカバー:172g
298g
接続端末台数最大2台・Bluetooth:3台
・有線接続:1台
キー配列日本語JIS配列日本語JIS配列
キーピッチ19mm(一部 16.6mm / 14.3mm)18mm
キーストローク1.5mm未詳
キー構造パンタグラフパンタグラフ
駆動方式充電式
USB-C
充電式
USB-C
充電時間約4時間2時間
連続使用時間最大約84時間・使用時間:最大90時間
・スタンバイ時間:最大800時間
対応OSWindows11 / Windows10 / macOS / iOS / iPadOSAndroid/ iOS/ Windows/ Mac
商品公式ページhttps://mobo-jp.com/products/mobo-keyboard2/なし

レビュー

それでは、以下ポイントごとに比較をしていきたいと思います。

ポイント① サイズ

いずれも、ポータブルキーボードとしてはかなり使用しやすいサイズ感で、キーのサイズ・ピッチが十分に取れています。

その上で、Mobo Keyboard 2の方が全体的なキーピッチが広く、デスクトップPCを操作しているかのような余裕があります。ゆったりとした作業感を求める場合は、Moboの方が目的に適っていると思います。

Omikamoの方も、Moboに比べるとキーピッチはわずかに小さいものの、総じてサイズ感は十分に取れています。手が大きめの私もそこまで窮屈さを感じることなく、快適に打鍵することができています。

ポイント② 打鍵感・キーストローク

ひとことで言い比べると、Mobo Keyboard 2 の方がキートップの位置が高く深い打鍵感、Okiamoの方はキートップが低く浅い打鍵感です。

キーの打鍵の質やカタつきなどについては、両者とも目立った差はないです。

キー配列に目を向けると、Moboの方はEnterキー周辺が少し窮屈な作りになっているのに対し、Okiamoは記号キーもほぼすべて同じ大きさで統一されているのが安心感を感じます。

ポイント③ 持ち運び性

まずサイズから。折りたたみの方式が同じであり、折りたたんだ時の形状の差はそこまでありません。

Okiamoの方がタッチパッドの分サイズが大きいと思っていましたが、確かに少し幅はあるものの、目立った差はありませんでした。素材の剛性の差なのか、筐体が金属製であるMoboの方が、いくらか薄めに仕上がっています。

重さは本体だけで比べると10gの差となり、ほぼ同じ重量。カバーまで含めると明らかにMoboの方が重いです。

ポイント④ 電源管理

いずれも充電式で、端子はUSB-Cという点が共通しています。バッテリーの駆動時間も、カタログスペック上はMoboは最大84時間、Omikamoは最大90時間となっていますが、体感としての差は感じられるものではないかなと。

MOBO Keyboard 2 開いた様子

Moboは開くと電源ON、閉じると電源OFF、という非常にスマートな使用スタイルなのが大きなメリットです。電源のOFFのし忘れが発生しないので、電源管理が確実、という意味では、より長く使えるのではと考えています。

ポイント⑤ デザイン

Mobo Keyboard 2はキートップの印字が多く、使われている色も多いです。下述のOmikamoに比べると、少し雑多な色が多いように感じます。(ホワイトだと、キーと筐体の色が同じであるため、この印象は少し和らぐと思います。)外装は金属製。がっしりとした作りです。

一方、Omikamoはキーと筐体が同じ色で、統一感がありスッキリしたデザインが好印象。キートップの印字も白と青のみと最小限。カバーの表面がマットな質感で、触り心地がよいです。総じて樹脂の筐体ですが、プラスチッキーな印象がなるべく抑えられているように感じます。

ポイント⑥ 価格

価格はいずれも7,000円台半ば~後半となります。

Omikamoのほうはモデルによって価格差があります。有線接続ができないモデルもあり、そちらは7,000円未満で購入が可能です。

所感

以下、私の感じたポイントについて記載していきます。

ポイント① 電源のON/OFF・使用時のアクション

Mobo Keyboard 2で明らかに良いと感じるのが、開いてそのまま電源ON・接続開始というつくり。バッグから出して、開いて、作業開始!とスムーズに移行できるムダのない設計がとても好きです。

Omikamoはその点、カバーを開いた後に小さな電源スイッチを操作してONにする(使用後もOFFにする)必要があります。

一方で、Moboは使用時に脚を起こす必要があり、この点で1アクション増えています。(Omikamoの方は脚を起こす必要がなくスマート。)

どちらも使用時に1アクションが必要になりますが、私はMoboの方が使用時のアクションとしては理想的です。

というのも、電源のON・OFF→接続開始という主要機能に関わるポイントだからです。脚の開閉は確かに手間ですが、開くときに親指が位置するところに可動部があるので、自然に脚を立てることができていると思います。1アクション分の価値を比べると、Moboの方が優れた使用感であると考えています。

なお、接続台数の面で考えると、Mobo Keyboard 2の2台に対して、Omikamoは無線で3台、加えて有線も可能なので、Omikamoのほうに軍配が上がります。

ポイント② 打鍵感

サイズ感

サイズに着目すると、Mobo Keyboard 2の強みである空間的な余裕が、快適な打鍵を提供してくれます。

Omikamoもポータブルキーボードとしては十分に広い方で、実際に入力もしやすいですが、比べてしまうとキーボードが広いMoboの方が(特に長時間作業において)快適です。

キー配列

記号キーはOmikamoが統一感のあるサイズ感で、安心して使えます。Moboの方はEnterキー周りが少し窮屈で、このあたりはキーを見て打鍵することになろうかと思います。

キーの入力感

既述の通り、Moboの方がキートップの位置が高く深い打鍵感、Okiamoの方はキートップが低く浅い打鍵感となります。ここは好みの差になりますね。

ポイント③ 持ち運び性

持ち運び性はどちらも同じくらいのサイズ感・重量であり、差を感じる要素にはなりませんでした。

※Moboは金属製の筐体であるため、カバーに入れて持ち運びたい、となると、Moboのほうが計160gほど重くなります。

ポイント④ タッチパッド

Omikamoにはタッチパッドがあるため、マウスを持ち運ばなくてよいので、ここがメリットになります。Moboはマウスを持ち運ぶか、タブレットなどはタッチで画面操作をする必要があります。

このタッチパッドの使用については少し考えたいのですが、あくまで外付けのポータブルキーボードに付くタッチパッドになりますので、補助的・臨時的な使用が中心になるかと思います。

ファイルをドラッグする、複数の画面を開いて作業するといったシーンが多いようだと、小さくてもマウスを持ち運んだほうが快適です。

ポイント⑤ 価格&モデル

価格も、両者とも似た価格帯のため、差を感じるポイントではないなと思います。

※Okiamoは有線接続ができないモデルが少し安めになるので、少しでも価格を安くしたい方は、こちらも候補としてみてはいかがでしょうか。

比較のまとめ

ポイント整理

以上の比較レビューより、それぞれ、下記の通りまとめました。

MOBO Keyboard 2Omikamo折り畳みキーボード
価格¥7,980¥7,580
サイズデスクトップやノートPCの環境と変わらない余裕のある使用感。ポータブルキーボードとしては十分なサイズだが、Moboよりは一回りコンパクト
打鍵感・キーストローク深め浅め
持ち運び性カバーまで含めると重いマウスが不要という意味で快適
使用時のアクション開くと自動でON/OFF
脚を立てる必要あり
スイッチ操作でON/OFF
脚はないため開くだけでOK
デザイン
筐体の素材
印字のテキストや色が多め
筐体は金属製でがっしりとしたつくり
印字は2色でシンプルめ
筐体は樹脂製でありながらマットな質感

※価格は執筆段階(2025年1月)のもの

おすすめの方

ひとことでまとめると、よりPC寄りの作業をしたい場合はMobo+マウス、文字入力など簡単な作業を身軽にしたい場合はOmikamoとなります。

MOBO Keyboard 2
・外出先でも広いキーボード面で作業したい方
・長時間の入力作業を行う方
・ファイル操作等、マウス作業も見込まれる方

Omikamo 折り畳みキーボード
・外出先の荷物を極力減らしたい方
・iPad Miniを中心に使用される方

単純にキーボードを文字入力のデバイスとして見た場合は、打鍵性や電源操作、金属製の筐体など、総合的にはMoboの方が優秀だと感じます。特に長時間の文字入力をしたい、という方はMoboの方がサイズに余裕があり快適に作業できます。

一方、Omikamoのほうは、荷物を減らせることに最大のメリットがあります。そもそも行う作業が少ない/限られている、コンパクトに持ち運べる、という観点から、ディスプレイの小さい端末(=iPad Mini)との親和性が高いと考えています。

おわりに

以上、MOBO Keyboard 2と「Omikamo折りたたみキーボード」の比較レビューでした。

折り畳みの方式等、似た部分の多いキーボードでしたが、大きなポイントはマウスを使うような作業があるかどうか、というところ。いったん自身の作業内容・使用デバイスを整理の上、購入を検討してみてはいかがでしょうか。どちらも快適なキーボードには変わりないので、おすすめします。

購入を考えている皆様の参考になれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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