こんにちは、たけもとです。
前回の記事で、ドリップをこれから始めたい方向けに、必要な道具をピックアップしてご紹介しました。
今回は、前回割愛していた3つのアイテムについて、紹介・解説する記事になります。前回の記事と合わせて、ぜひ最後までご覧ください。
はじめに
前の記事について
この記事は、下記の記事の追加の解説として書いています。
より分かりやすく本記事が読めますので、まだ読まれていない方は、上記の記事も合わせてお読みいただくのがおすすめです。
なお、前回は「ドリップに『最低限』必要な道具」がテーマで、本来はあった方が良いけれどあえて省くものとして3つ挙げさせてもらっていました。
前回の前提
①コーヒー豆は粉で買う→ミルは不要
②豆は袋に入れたまま→キャニスター(保管容器)は不要
③ケトルは普段使っているものを使う→コーヒー用の細口ケトルは不要
今回は、前回省いたこれら3つの道具について、紹介・解説していきます。
必要な道具の解説
極力手に入れやすい値段、かつ使いやすい商品をテーマに、具体的な商品もピックアップしました。合わせて、以下ご紹介します。
ドリップに必要な道具(プラス3選)
①コーヒーミル
コーヒー豆を挽いて粉にする道具です。
コーヒー豆は時間が経つと、光や酸素の影響で風味が落ちていきます。そして、豆よりも粉の方が風味が損なわれやすいです。(表面積が広く影響を受けやすいため)
そのため、保管時は豆のままで、飲むタイミングで挽くことが、よりおいしくコーヒーを楽しむポイントの一つです。
手で回すタイプは、安価・小型・そして雰囲気を楽しめる点でおすすめ。
下記のモデルはよくコーヒー系の記事等でも見かける、ポピュラーな製品でおすすめです。

補記
設置スペースがある、手早く挽きたい、といった場合は電動コーヒーミルがおすすめです。
②キャニスター
コーヒー豆を保管する容器です。
豆の風味が落ちるのをなるべく防ぐために、パッキンがついたフタでコーヒーを保管します。

高機能なものだと、容器の中の空気を抜く機能なんかもあります。
コーヒー豆は100~200g程度で売っているケースが多いため、200g入るキャニスターが使いやすいです。私は下記を使っていますが、レバー操作で簡単に密閉ができて、かつ安いのでおすすめです。

③ケトル
コーヒーのドリップがしやすい、口が細いケトルです。
口が広いケトルだと、ドバっとお湯が出て、コーヒーの粉がドリッパーからあふれてしまうことも。

じっくり味を抽出するためには、少しずつゆっくりお湯を注ぐことがポイント
電気ケトルが手軽さ・使いやすさ・火を使わない安心感からおすすめです。
特に、温度調整の機能がついていることも多く、コーヒーに適した80~90度前後の任意の温度でお湯を沸かすことができるのがポイント。
山善の商品が、価格と機能のバランスがとれていてグッド。(私も山善の過去のモデルを愛用しています。)

ケトルは持ってるから買い替えたくないよ!という方向け
既にケトルは持っているので、わざわざ買い替えたくないという方…その気持ち、すごくわかります。ケトルも安くないですし、コーヒーのためだけに使う道具でもなかったりしますもんね。

カップラーメンなんかの普段使いでも、広い口のケトルのほうがお湯を注ぎやすいですし。
そんな方には、下記のアイテムがおすすめです。

ケトルで沸かしたお湯を、この容器に移してドリップする要領です。先が細く、細口ケトルのように使えます。また側面にはお湯の容量もわかりやすく書かれています。(最大350mlで約2杯分)
ケトルは手元のもので買い替え不要、そして手に入れやすい価格帯!
細い口でお湯を注ぐドリップに挑戦したい方は、こちらから始めてみるのもかなりおすすめです。
番外編
ここからは、一般的なドリップ器具とは少し別の角度から、ドリップできる道具を見ていきたいと思います。
番外編①:コーヒーマシン
使う道具はわかったけれど、ドリップでうまく淹れられる自信がない。
休日は時間があるけど、平日も手軽に楽しみたい。
そんな方には、コーヒーマシンがおすすめです。
豆と水をセットして、ボタンを押すだけでコーヒーが出来上がります。道具も複数揃える必要がなく、マシン1つを買ってそのままコーヒーを楽しめることもポイントですね。
コーヒーマシンがおすすめな方
・ドリップは難しそうで、確実に淹れられるのがよい方
・平日休日問わず、手軽にたくさんコーヒーを飲みたい方
・道具を揃えるのが大変/何が良いかじっくり考えたい方
(なお、どのマシンにも言えることですが、設置スペースを確保しておくことと、使った後のお手入れが必要になってきます。)
下記のコーヒーマシンが、パーツも取り外せてきれいに手入れができる点、様々なライフスタイルで楽しめる点で魅力的な万能マシンなので、とてもおすすめです!
番外編②:コーヒープレス
コーヒープレスは紅茶のティーポットのような要領で、お湯にコーヒーの粉を漬け置きして味を抽出する道具です。
ドリップには紙製のフィルターを使いますが、コーヒープレスは金属製フィルターのため、一味違うコーヒーのアロマを楽しめる道具!…なのですが、一方で、使い方が簡単なこともポイント。
コーヒープレスの使い方
①コーヒーの粉とお湯を容器に入れる
②漬け置きする
③所定の時間が経ったらレバー(金属フィルター)を下げる
道具がこれ一つで済みますし、ペーパーも不要。ドリップに比べて簡単にコーヒーを作れることから、下記のような方にはおすすめできる道具です。
コーヒープレスが合いそうな方
・ドリップは難しそう…だけど、まずはとにかくコーヒーの粉から、自分でコーヒーを作ってみたい方
・道具をたくさん買いそろえるスペースがない方
・自分で作るのにハマるか分からないので、最初の費用を抑えたい方

まとめ
以上、これからコーヒーをドリップして楽しみたい方向けの、追加のアイテム紹介でした。
まずは前回の記事のアイテムから揃えつつ、楽しめそうだなと感じたら、今回の記事で紹介したアイテムもぜひお試しください。
皆さんのコーヒーライフがより楽しくなることを、お祈りしています!最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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