こんにちは、たけもとです。
コーヒーが好きな方だと、毎日飲んでいる、という方も多いでしょうか。
近年はコンビニやチェーンのコーヒースタンドも充実しており、日常の中でコーヒーを手軽に楽しめる場所・手段として重宝します。
ですが、自分で淹れたコーヒーは味も格別で、文字通り自分だけのコーヒーを楽しめます。
毎日飲んでいて、ドリップにも興味がある…そんな方に向けて今回は、これからコーヒーのドリップを始めたい方向けの必要な道具3選と題して、アイテムをご紹介します。
今回紹介する道具があれば、ドリップをしていろんなコーヒーを楽しむことができますよ。
はじめに
コーヒーをわざわざドリップするということ
この記事を読んでくださっている皆さまは、コーヒーをドリップすることについて、どのようなイメージを持たれていますでしょうか。
未知の領域でうまくできるか不安
1杯飲むのに手間がかかってしまうのがちょっと気になる
といった、マイナスなイメージがある方も、少なくはないのではないでしょうか。

もちろん、今後もっと美味しいコーヒーを楽しんでみたい、というポジティブなイメージがある方もいらっしゃるかと思います。
時間を使ってドリップすること自体、ゆっくりした時間を楽しめる意味で、それだけで魅力があります。コーヒーの味だけでなく、時間そのものを楽しめると言いますか。
そしてもう一つ、お店でコーヒー豆を買う選択ができるようになり、コーヒーの世界がかなり広がることも大きな魅力です。
お店で焙煎した新鮮なコーヒー豆をドリップして淹れると、そのおいしさにいつも感動します。味に深みがあったり、華やかな風味を楽しめたり、コーヒーの個性の広がりを感じることができることと思います。
お店で豆を挽いてもらって粉にすれば、より自宅で楽しみやすいです。
そこに、今回の記事で紹介している道具類があれば、どなたでもドリップを楽しめます。
無事始められるように解説していきますので、ぜひ最後までご覧いただければ嬉しいです。
今回の紹介での前提
今回は「ドリップに『最低限』必要な道具」をテーマとしますので、あった方が良いけれど今回は省くアイテムとして、3つ挙げさせてもらいます。
前提:今回の記事では省くアイテム
①コーヒー豆は粉で買う→ミルが不要
②豆は袋に入れたまま→キャニスター(保管容器)が不要
③ケトルは普段使っているものを使う→コーヒー用の細口ケトルが不要
今すぐはこれらの道具は不要ですが、豆からコーヒーを楽しみたい場合や、ドリップをよりうまくできるようになりたい場合は、上の3つの道具もあると、よりコーヒーを楽しめますよ。
必要な道具の解説
前置きが入りましたが、改めて必要な道具について紹介・解説していきます。
ドリップに必要な道具3選
①ドリッパー
ドリッパーは、お湯を注いでコーヒー豆から抽出をするための道具です。
ドリップにおける心臓部分とでもいえる道具で、このドリッパーによって抽出の味が変わってきます。
例として、今回は「Kalita」と「HARIO」という2つのメーカーをピックアップしていきます。
両方とも有名メーカーで、万人におすすめできます。


写真右がHARIO、左がKalita(素材は異なります)
大まかに比べたものが以下になります。
①Kalita | ②HARIO | |
穴の形・数 | 小さい3つの穴 | 大きい1つの穴 |
ドリップの速さ | 遅めのドリップ | 速めのドリップ |
味わい | こってりした重めの味わい | スッキリした軽やかな味わい |
個人的には、中深~深煎りのしっかりした味が好きならKalita、浅~中煎りの軽やかな味わいが好きならHARIOがおすすめ。
どちらから始めても全く問題なく、最初はイメージで選んでよいと思います。
補記
私個人の勝手なイメージですが、HARIOは海外の喫茶店で楽しめる華のあるコーヒー、Kalitaは日本で昔からやっている喫茶店が出しているこってり重めのコーヒー、といったイメージ。(私はどちらかというと後者の方が好きで、Kalitaを良く使っています。)
②ペーパーフィルター
ペーパーフィルターをドリッパーの上に敷いて、その上にコーヒー豆を入れる形になります。
購入時のポイントとして、ドリッパーに合ったペーパーを選ぶ必要があります。

①Kalita | ②HARIO | |
ドリッパーの形 | 台形 | 円錐形 |
ペーパーの形 | 台形 | 三角形 (広げると円錐形) |
サイズ:1~2人用 | 「101」シリーズ | 「01」シリーズ |
サイズ:2~4人用 | 「102」シリーズ | 「02」シリーズ |
最初はどれを選ぶべきか分かりにくいところがありますが、まずはドリッパーの形に合ったペーパーの形かをしっかり確認するようにしましょう。そして、シリーズの番号に注目して、同じ番号のペーパーを選びましょう。

一応形状が合っていれば、サイズは違っていても、最悪ムリヤリ使用可能です(笑)
③サーバー
サーバーはドリップしたコーヒーが注がれていく容器になります。
こちらも、ドリッパーに合ったサーバーを使うところがポイントになります。上記の表で書いてあるシリーズの番号に注目して、同じ番号のサーバーを選ぶようにしましょう。

場合により、シリーズが合っていないと、ドリッパーの下面の突起が干渉して、サーバーの上にうまくドリッパーを載せられないことがあります。
おすすめのセット商品
以上、3つのアイテムについての解説でした。
ここで気になるのは、複数のメーカーやサイズがあり、「ちゃんとシリーズを合わせて購入できるか」という点かと思います。
そこで、安心して購入できるセット商品を2つご紹介します。価格もかなり手ごろで、どちらもおすすめできる商品です。
おすすめ商品2選
①Kalita (102シリーズ)

②HARIO V60 (02シリーズ)

どちらも今回紹介したアイテムが一式揃っているセットで、これがあればドリップしてコーヒーを楽しめます!
補足:追加のアイテム紹介
「前提」の部分で今回割愛したアイテムについては、下記の記事で紹介・解説しています。もし今回の記事を読んで興味がありましたら、ぜひ合わせて読んでみてください!
まとめ
以上、これからコーヒーをドリップして楽しみたい方向けのアイテム紹介でした。
今回の記事のアイテムから揃えつつ、まずは実際にドリップを楽しんでみてはいかがでしょうか。自分で淹れたコーヒーの味は、格別だと思いますよ。
また、ドリップが予想以上に楽しめそうだなと感じたら、上記の記事で取り上げているアイテムも、ぜひ検討してみてください。皆さんのコーヒーライフがより楽しくなることを、お祈りしています!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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