働き方

【解説】外出先のおすすめ作業スペース8選~テレワークやPC作業の環境選び~

こんにちは、たけもとです。

リモートワークが浸透してきた現代、様々な場所で仕事ができるようになってきましたね。また、会社の仕事以外にも、自分の個人的な仕事・副業といった作業も、出先でする機会が増えてきた時世だと思います。

今回は外出先のおすすめ作業スペース8選として、身近な環境でテレワークやPC作業ができるスペースをピックアップしてご紹介します。

記事後半では各スペースの比較も行っていますので、そちらも参考になれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください。

作業環境解説

①カフェ

今の時代は外せない、第二の仕事場の代表例と言ってよいかもしれません。

コーヒーなどを飲みながら、落ち着いた空間でマイペースに作業できるのが魅力ですね。特にチェーンの店舗ですと、Wi-Fiも使える店舗が多いのも使いやすさに繋がっています。カフェにより内装も個性があふれており、店舗ごとに違った魅力を放っているので、カフェに行くだけでも気分が高まります。予約も不要で、気が向いたときにさっと行ける手軽さもあり使いやすい。

一方でその使いやすさ・雰囲気の良さから多くの人が来店しますし、オープンな空間のため音を出しての作業はなかなかできません。混み具合によっては、なかなか良い席に座れない、といったこともあるでしょう。

個人でのPCの入力・画像や動画編集といった作業の際は、大変好ましい環境ですね。


スターバックス、タリーズ、ドトール、コメダ珈琲、等

②コワーキングスペース/シェアオフィス

コワーキングスペースは、共用スペースを単位ごと(月・日・時間など)に借りて仕事ができるスペースです。

オープンなスペースのため、使用感はカフェと似ており、声を出しての会議等はしにくいかと思われます。一方、カフェと比べて異なるのが、より作業や仕事を目的に設けられたスペースであることです。

プリンターなどの設備が設けられている場合や、会議室が設けられている場合もあります。また、周囲にも働く人が集まっており、業種や所属を超えた交流が生まれることもあります。

ただ、費用については、やや長期的な使用(月ごとなど)が前提とされているイメージが強いです。特にドロップインの時間単位での使用の場合はやや割高に感じてしまうこともあるかもしれません。(1日中使用する、といった場合は比較的通いやすい価格かとは思います)

終日の作業や、定期的・長期的な作業が見込まれる場合に、おすすめできます。


リージャス、パセラ、Basis Point、等

③レンタルスペース

コワーキングスペースと同様に、場所を時間ごとなどでレンタルして使用するスペースです。

コワーキングスペースとの違いは、スペースが区分けされており、行動の自由度が高いことです。空間が区分けされているため、対面での打ち合わせを気軽にできるスペースです。

また、場所によりますが、写真撮影用のライトや、演奏用のピアノ、トレーニング用のダンベルが置いてあったりと、目的に応じた様々な環境が用意されています。

時間単位での使用ができて柔軟度が高い一方で、個人でのPC作業のみの場合にはやや不向き。設備類の使用を目的としている場合以外は、カフェやボックス型ブース、ネットカフェ等の方が適切かと思います。

数名での使用や、特定の目的がある場合に、使いたいスペースです。


インスタベース
https://www.instabase.jp/
(非常にバリエーション豊かなスペースが紹介されています。)

④ボックス型ブース

駅でよく見かけるようになった電話ボックスのようなブース。

完全な個室になっているため、会議目的でもばっちり使用可能なのがポイント。駅ごとに設けられており、出先でもすぐに入って使えるのが魅力です。(駅により異なります)

一方で費用は割高であるのと、個室ということで設備類がないため、あくまで短時間作業や、会議・文書編集といったシンプルな設備で完結する作業が前提になります。また、ブースがあるかどうかも駅によるため、事前に調べる必要もあります。

緊急性の高い作業や、外出先で会議をする際に、使えるスペースになります。


Station Work(JR)
https://www.stationwork.jp/

⑤ネットカフェ・マンガ喫茶

鍵付き個室の場合は一時的な退室、会議や通話も可能です。24時間営業していることも、他も場所にはあまり見られないポイントですね。Wi-Fiやコンセントといった基本的な設備は整っているほか、もともとPCが用意されている環境も。

その他、飲食物の持ち込み可能な場所や、場所により飲み放題がつくパターンもあり、長時間でもリラックスして作業ができそうです。

マンガ類が置かれているので、作業の気を散らしてしまう魅力があふれているのが一つの欠点かもしれません(笑)

とはいえ、時間当たりの価格の安さは魅力的。個室空間を安く使用したい場合に、おすすめなスペースです。


快活CLUB、自遊空間、等

⑥カラオケボックス

カラオケの強みを生かして、個室を手軽な値段で使用できるのが特徴ソフトドリンク飲み放題といったサービス付きになっていることも多いのが嬉しいですね。

また、カラオケの個室は、音が出る作業にもぴったり。Wi-Fiや充電器も設けられていることが多く、PC作業をするだけであれば全く問題ありません。(個人的には、個室空間であるため、空調を自分の好きな温度に変えられることも魅力だと感じます。)

近年では法人契約をしているカラオケもあったりと、テレワークとの相性の良さがうかがえます。

ただ、わずかに隣の歌声が聞こえたりする可能性も否定はできませんので、会議にはやや気を遣うかも?また、設備類はあくまでカラオケ向けのものであり、特にデスクやチェア…ではなくテーブルとソファを使うことになります。膝高のテーブルでの作業は、体のコリなどにつながるかもしれません。

ネットカフェと同様、個室空間を安く使用したい場合に、おすすめなスペースです。


ビッグエコー、カラオケ館、等

⑦ホテル

ホテルの設備や客室を、日中の時間帯にテレワーク用として提供しているパターンです。宿泊と合わせて使えるプランもあり、個人的な小旅行と合わせてワーケーションのように使うこともできます。

ただし、カフェなどに比べると場所に限りがあり、アクセスが駅回りや主要道路付近のみ、といったような形で限られていることもあります。その他予約が前提になるので、しっかりプランニングして使用する形になります。

1日単位での使用も可能ですが、ホテルという特性を生かした出張時・2日間以上にわたる作業の際に、活用できます。

⑧図書館

テレワークが普及する前から、個人的な作業や勉強の場所として代表的なスペース。

何より、無料というのが他の場所にはない魅力。気が散ってしまうような要素もなく、自身の作業に没頭できるのもポイントです。

デメリットとしては、やはり音が出る作業がNGであること。PCの打鍵音も、周囲に迷惑をかけてしまうかと思うと、できる作業は制限されてしまうかも。そのほか、飲食ができないケースが多いこと、PC作業を想定せず設備類が設けられていないケースがあることも留意しておきたいですね。

一応、近年は「解放スペースのみ飲み物が可」「電源使用可」等の場所は増えてきたイメージ(特に都市部や大きな図書館を中心に)。PC作業かできるスペースがあるか、といった、どこまでの作業ができそうかは、事前に確認しておきたいですね。

場所の数もそこまで多くはありませんが、街ごとに建てられており、自身の住居の近くにあると、嬉しいですね。

比較一覧

場所ごとのポイント比較

以下、8つのスペースの比較になります。

カフェコワーキングスペースレンタルスペースボックス型ブースマンガ喫茶カラオケボックスホテル図書館
価格例コーヒー1杯450円/1時間ドロップイン1日約4000円1時間で約1500円15分で約300円3時間パックで約1200円3時間パックで約1200円5時間パックで約3000円無料
費用感
飲食××
設備××
音・会話×
Wifi
アクセス
予約不要か××
ひとことで言うと行きたいときに好きな時間帯でPC作業カフェよりも作業に注力したい対面での打ち合わせ・写真撮影など道具類も使用急ぎ・短時間の作業や会議個室で飲食しながらゆっくり作業個室で飲食しながらゆっくり作業出張・2日間以上での作業、ワーケーション費用を抑えたい

備考
価格例は数あるプランの中の一例です。多くの場所はプランなどにより料金体系が異なるほか、設備類や会議室の有無、予約の必要性も場所により異なります。あらかじめリサーチしてからの利用をおすすめします。

外出作業におすすめのアイテム

下記の記事で、外出先での作業におすすめのアイテムを7つ紹介しています。

持ち運び性も機能性も兼ね備えた、使いやすいアイテムばかりです。各商品ごとにレビューもしているので、詳しく知りたいかたはそちらもぜひご覧ください。

【レビュー有】外出先のおすすめ作業アイテム7選|持ち運び性×機能性のガジェット類でカフェ作業も快適に!

2024/12/22  

こんにちは、たけもとです。 テレワークや個人作業など、カフェなどの外出先で作業をするシーンが、年々増えてきていることと思います。 外出先でも良いガジェットあれば効率的に作業ができますが、持ち運び性と機 ...

まとめ

以上、外出先のおすすめ作業スペース8選でした。

総合的にバランスが取れているのはやはりカフェ。人気スポットであるのも頷けます。

また、比べてみると、個人利用の場合はマンガ喫茶やカラオケボックスにもかなりのポテンシャルを感じます(自制心が求められます)。

図書館が無料で使える点は唯一無二の魅力ですね。コワーキングスペースやレンタルスペースは特定の目的や作業への集中が必要な場合、といったところでしょうか。

作業の時間や目的に合ったスペース探しに、役立てば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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