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【解説】好きな味のコーヒーを見つける方法〈バランス系コーヒー編〉

2024年12月28日

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コーヒー

こんにちは、たけもとです。

今回はバランスの取れた味わいのコーヒーについて、産地や楽しみ方について解説しています。

安定感のある味わいが好きな方、どの味が好きかまだ分からないからオーソドックスなものから楽しみたい方に、ぜひ読んでいただきたい記事になります。

ぜひ、最後までご覧ください!

はじめに

この記事について

本記事では、バランス系のコーヒーについて下記のポイントを解説していきます。

・代表的な産地
・おすすめの楽しみ方
・おすすめの商品

味わいを実際に試してみたい場合は、後述のおすすめ商品から、味わいを試してみるのもおすすめです。

こちらの記事で、コーヒーの味わいについての概要を説明しています。

おすすめの楽しみ方

まずはドリップコーヒーを味わいながら、下記のポイントも意識したり、試してみるのをおすすめします。

バランス系コーヒーのおすすめの楽しみ方
・勉強や読書時に飲む:集中を遮らず、長時間の作業を支えてくれます
・複数人で飲む:万人にお勧めできる味です
・自分のドリップを工夫する:味のバランスがとれているため、工夫したときの違いが分かりやすい

日常的に飲むコーヒーとして、おすすめできます。私もPC作業をするときはバランスの取れたブレンドを飲むことが多く、いつも変わらない味わいに安心感を覚えます。

安定感のある安心できる味ですので、複数人で楽しむシーンにもぴったりですね。

代表的な産地

主に「南米」の国が中心になります。

ブラジル

酸味も苦味も感じられるバランスの良い味わいで、まさにコーヒーの王道の味わいです。

ナッツやチョコレートの風味が感じられ、丸みのある甘味も特徴的です。一方で後味はスッキリとキレがあります。

知名度も非常に高く、コーヒー豆の主流で、産地や焙煎度などの市場のラインナップも豊富。しかし、多すぎるラインナップのなかで逆にどれを選ぶべきか…と迷ってしまうことも。

一つの提案として「サントス No2」から始めてみるのはいかがでしょう。サントスは生産量が世界1位の産地で、No2は(名前からイメージしにくいですが)最高のグレードを意味しています。これを中深煎りで、バランスの取れたオーソドックスな味わいでどうぞ。

コロンビア

ブラジル同様にバランスのよい豆で、マイルドさに特徴がある豆になります。

バターやキャラメルのような豊かなコクと優しい酸味。落ち着いた味わいの1杯を楽しめます。

コロンビアは厳しい斜面のため農地が拡大しにくく、質を重視して豆の生産をしています。高級豆の「エメラルドマウンテン」は聞きなじみのある豆ではないでしょうか。国内生産の1%未満という希少性は宝石にも例えられるほど。アンデス山脈の厳しい標高・寒暖差はコーヒー栽培に最適。過酷な環境で育てられたこの豆は、より上質で深い味わいを体験できます。

参考
エメラルドマウンテン公式サイト

グアテマラ

ブレンドにもよく使われるバランスの良さがあり、コクの深さがポイントの豆です。

カラメルのような甘いコク深さのなかに、シトラスのような香りも個性的

国内では「アナカフェ」と呼ばれる生産者協会が作られ、国内のコーヒー生産の指導や研究を実施しているほか、世界のコーヒー品評会「カップ・オブ・エクセレンス」にも早期参画と、コーヒー生産・展開のための取り組みも非常に充実している国です。

安定感のある味でストレートでも飲みやすく、また個性的な風味も楽しめるので、日常的に飲むコーヒーとしても個人的におすすめできる豆です。日本への輸出量も多く、日本でもポピュラーな豆として愛飲されています。

バランス系の味わいを楽しめる商品

実際にバランス系コーヒーを味わいたくなった方向けに、味わいを試せる商品をいくつか紹介いたします。レビューを書いている記事もありますので、良ければそちらもご覧ください。

ブレンド

ブレンドは複数の生産国の豆を使ったコーヒーです。飲みやすいように豆を混ぜており、バランスのよい1杯が楽しめます。系統を知りたい際の最初のチョイスにおすすめです。

TOKYO COFFEE オーガニック ブレンド

ペルーとグアテマラのブレンド。ブレンドですが全体的に均一な中深煎りで、苦味と酸味のバランスが取れています。

当日焙煎が選択可能で、鮮度の良い豆を楽しみたい方はぜひお手にとってみてはいかがでしょうか。

KAFFEE FIKA(カッフェ フィーカ) フィーカブレンド

グアテマラ、コロンビア、インドなどのブレンド。焙煎度は中煎り+深煎りで、苦味と酸味のバランスがとれており、マイルドさ・コク深さが楽しめるコーヒーです。

ストレート

ストレートは1種類の豆を使ったコーヒーです。まずはブレンドを飲んで自分の好きな味の系統だと分かった際に、より深く豆のことを知りたくなった時に、おすすめです。

ブラジル:TOKYO COFFEE ブラジル サントス

ブラジルのフルシティロースト(中深煎り)で、苦味や酸味のバランスが取れています。甘いコクとナッツ、チェリーの香りが感じられるコーヒー。粉で買えますので、最初の1杯にぴったりです。

コロンビア:スターバックス コーヒー コロンビア

コロンビアの中煎りのミディアムローストということで、焙煎度もバランスが取れているためピックアップしました。コロンビアはスターバックスの創業当時から取り扱っているとのこと。ナッツを感じさせる後味が特徴です。

グアテマラ:TOKYO COFFEE グアテマラ シングルオリジン

グアテマラの中深煎りのフルシティローストで、豆自体の風味がしっかりと引き出され、苦味や酸味のバランスを良く仕上げている商品。当日焙煎を選べるのが嬉しいです。鮮度の良さはダイレクトにおいしさに繋がるので、新鮮なものを味わいたい場合、おすすめです。

まとめ

以上、バランスの取れた味わいのコーヒーについての解説でした。

安定感のある味わいが好きな方、どの味が好きかまだ分からないからオーソドックスなものから楽しみたい方の、一つの参考になれば嬉しいです。

皆様の好みの味わいを見つける一つのきっかけになれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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