こんにちは、たけもとです。
Youtubeの動画でも良く見かけるモーニングルーティン。
爽やかな目覚めとともに、活力あふれる行動で一日を始める姿は、とても気持ちよさそうですよね。
ただ、実際に朝のルーティンを始めてみても、なかなか続けることができない…という経験、ありませんか。
私は何回もありました。
そんな現況を変えてみようと、「人生を変えるモーニングメゾッド」という書籍を読んでみました。
朝に起きて作業することの価値について語られており、朝習慣へのモチベーションがぐんと高まる1冊です。
私も朝5時に起きて、副業のブログを書く作業を続けることができています。
今回はこの書籍について、ポイント整理など、書籍レビューをしていきます。ぜひ最後までご覧ください。
人生を変えるモーニングメソッドの概要
「人生を変えるモーニングメゾッド」は、人生で2度のどん底を経験しながらも、事業で飛躍的な成功を収めたハル・エルロッドが、自身の体験したモーニングルーティンの効果を伝えてくれる本です。
なかなか望み通りの人生を生きられないことが多いなか、毎朝のルーティンを続けることで変化を起こし、本当に望むものを手に入れられるようになる。
そのための重要なマインドやノウハウが詰まっています。
自分を変えるためのアクションを起こすなら朝。一日の気分と方向性を決め、その積み重ねが素晴らしい人生に繋がっていく。
朝の時間で、自分の人生を変えていきたい方を優しく励ます1冊です。

人生を変えるモーニングメソッドのポイント
それでは、本書のポイントを3つに分けて整理します。
人生を変えるモーニングメソッドのポイント
① 妥協しない朝が「理想の人生」をつくる
② 幸せになる許可を自分に出す
③ 習慣化のコツ
ポイント① 妥協しない朝が「理想の人生」をつくる
モーニングメゾッドの本質は「予定よりも少し早く起きて、一日の始まりを自分を成長させる時間に充てること」だといいます。
自分を変えるような変化を求めたい。そんな時に、集中して・継続して変化へのアクションに取り組めるのは朝。
自分の人生を変えたいなら、朝に時間を投資するのが一番というのが、ベースの考え方になります。
朝に時間を投資することの意義
・朝の行動が、その後の一日の集中力や計画を左右する
・朝は邪魔される要素がなく、言い訳できずに集中して取り組める
毎日、少しずつでも積み重ねたときの変化は計り知れません。
著者のハル・エルロッドは、2カ月のモーニングルーティンを続けたことで、収益を2倍に増やせたとのこと。
さすがに上手く行き過ぎた例にはなりますが、それでも実際に成功を掴むのに、朝の時間を使わない手はありません。

なお、具体的なモーニングルーティンとしては、下記が紹介されていました。
モーニングルーティンの例
瞑想、アファメーション、イメージング、読書、日記、エクササイズ…など
これらのルーティンそれぞれの具体的なやり方も解説しており、自分に合ったルーティンを選ぶことができます。
モーニングルーティンの内容や時間帯、実施する時間の長さは、個人のライフスタイルに合わせて柔軟に変えてOK。
例として、本書では60分の通常版と、6分の短縮版のモーニングルーティンが紹介されていました。

時間が取れないときのために、短く済ませる場合も考えておくと、続けやすい!
ポイント② 幸せになる許可を自分に出す
変わりたいと思っても、なかなかその一歩が踏み出せないのも事実。
ほとんどの人は無意識のうちに、他人や過去など、外部の力に自分の決定権があると思い、自分に幸せになる許可を出せないことが多いと言います。
結果、自分で変えることのできないものを基準にし、周囲に合わせたりして、今の自分をなおざりにする「妥協」が生まれてしまう…
人生の目的はその都度変わっていいし、自分ができることは過去ではなく可能性に基づいています。
「自分は変わることができる存在である・幸せになって良い存在である」と思うことが、変化を起こすための大事な1ステップ。
著者は人生の短時間で、生死を彷徨う大きな交通事故、家族がいる状態でビジネスがどん底になる、という2度の悲運に巻き込まれています。
それでも成功ができたのは、どん底の中で自分を変えられるのは自分だけと学び、変えるためのアクションを朝に続けてきたから。
急に変わることは難しいかもしれません。
ただ、アファメーションなど、毎日のルーティンで繰り返し自分を変えるアクションを取ることで、意識も、中身も、少しずつ変っていくはずです。

ポイント③ 習慣化のコツ
いざモーニングルーティンを始めたとして、大変なのはそれを継続すること。
本書では、30日間で朝の習慣を身に付けるにあたり、スムーズに実践するためのコツについても触れていました。
朝に習慣を取り入れるにあたって
・1か月ではなく、10日スパンで考えてみる。
(著者は特に最初の10日はきつかったとのこと。)
・習慣になり始めるには、21日は必要。
・ヒーターにタイマーを設定する …など。
気合を入れて頑張るのことはもちろん大事なのですが、習慣を取り入れるときのハードルを事前に見据えて対策しておくことがポイント。
また、朝にすることだけでなく、夜に何をするかも同じくらい重要になります。
本書は新版(表紙が水色のもの)があり、新版のほうでは、朝に起きるための夜のルーティンにも触れています。

私も新版を読んで、今回レビューしています。
人生を変えるモーニングメソッドを読んでみて
感想
人生の満足度は「どれだけ自分の人生をコントロールしている実感があるか」で左右されるということを良く耳にします。
朝に誰にも邪魔されず、自分のための行動をすることは、徹底的に自身にフォーカスされた効果が期待できると感じました。
下記の通り、私も実践してみましたが、この充足感、コントロール感を毎日味わえることは幸せなことだと思います。
ルーティンの中身に着目すると、特に、アファメーションの学びが多かったです。
口に出す内容をどう設定するかのポイントや、「自分の生活に取り入れたいことを自分に思い出させる」という効能についてなど、勉強になることばかりでした。
なんとなく口に出せばよい、という行動ベースで考えていましたが、(アファメーションに限らず)目的をもってそのアクションすることの重要性に気づかされました。
ルーティンを続ける上では、最初は「ゆるく」がキーワードになります。
1個できなければ、その後は何をやってもダメな気がする
5時起きの予定が5時半に起きてしまったので、やる気がなくなる
といったケースにもなりがち。ルーティンを始める前の自分と比べて、小さいことでも1つ何かできていたら万々歳です。
本を読むとあれこれと試してみたくなりますが、まずは1~2つに集中して、本書の内容を参考にじっくり組み立ててトライするのが良いかと思います。
最後に、印象的だったフレーズを抜粋します。
あなたの成功のレベルが人間としての成長のレベルを超えることはめったにない。
なぜなら成功は、あなたの人間としてのレベルが引き寄せるものだからだ。
急な変化というものが訪れることはなく、まずは自分自身が地道に、着実に変わることでしか大きな成功は得られない、ということを自覚させられます。
本書で提示されている一つのマイルストーンが「30日間」なのですが、それ以上、長期にわたって習慣を取り入れたくなる、大きなモチベーションになる1冊でした。
実践:実際に朝に起きる習慣を身に付ける
私も実際に、朝5時に起きるのに挑戦してみました。
最初の10日は結構つらかったですが、そこを越えると、少しずつ自然と起きられるようになりました。
毎朝パソコンに向かう習慣ができ、ブログの作業もコンスタントに進められるようになってきたなと変化を感じています。
ルーティンについて、私はまずは塩レモン水を起きた直後に1杯飲むことを習慣にしてみました。
眠くてだるい気分がすっきりとしますし、睡眠中に失った水分、ミネラルが補えるのでおすすめです。
最近はそれに加えて、コーヒーを1杯淹れる時間を作っています。
ゆっくりと頭を切り替える時間ができ、余裕をもってデスクに向かっています。
人生を変えるモーニングメソッドがおすすめな方
人生を変えるモーニングメソッドがおすすめな方
・仕事や副業で一皮剥けて成果を出したい方
・朝早くに起きたいと思いながら、なかなかうまくいかない方
・新しい習慣を身に付けて、人生を少しずつ変えていきたい方
具体的なモーニングルーティンのやり方も大切ですが、なぜモーニングルーティンをするのか、何のために朝に行動するのか、についても考えを巡らせられるところがポイント。
これまで早起きがなかなかできなかった方も、目的を整理することで、起きるための原動力が手に入れられる。
そんなモチベーションを喚起してくれる1冊でした。
まとめ
以上、書籍「人生を変えるモーニングメゾッド」のレビューでした。
まずは30日間、自分を変えることを何か一つ、始めてみませんか。

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