コーヒー器具

【レビュー】あらゆるライフスタイルに合わせてコーヒーを楽しめる!万能コーヒーメーカー|TIGER:ACT-E040WM

2024年11月13日

TIGERのコーヒーメーカー「ACT-E040」の外観

こんにちは、たけもとです。

家でもオフィスでも常日頃コーヒーを楽しんでいるのですが、毎日のドリップに使っているのが、TIGERの「ACT-E040WM」というコーヒーメーカー。

毎日のコーヒーを手軽にドリップしたい!

水筒にもコーヒーを淹れて外出したい

お手入れがしやすいコーヒーメーカーが欲しい

そんなニーズを叶える万能選手で、毎日のコーヒーライフを様々な場面で支えてくれる、非常に頼もしいコーヒーメーカーです!

私は使用して1年ということで、細かいところまでレビューしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

製品概要

アピールポイント

こちらの製品のポイントは「ライフスタイルに合わせた万能性を持つこと」と「手軽な手入れが可能」であることです。

アピールポイント
・ライフスタイルに合わせた万能性:3WAYの淹れ方に対応。一人でも、みんなでも、外出先でも、様々なスタイルでコーヒーを楽しめる。
・手軽な手入れが可能:各パーツが本体から取り外せて、簡単にお手入れできる。

コーヒーメーカーでよくあるのが、「コーヒーサーバーにドリップして淹れるだけ」の形であること。「ACT-E040WM」はサーバーだけでなく、カップや水筒にも直接ドリップが可能です。また、ドリップバッグやUCCのドリップポッドにも対応し、1杯でも…いや、1杯だからこその、様々なコーヒーを楽しむことができます。

また、コーヒーメーカーは手入れが煩雑な印象を持ちやすいですが、ドリッパーやトレイや給水タンク、それぞれ取り外しができ、洗いやすく手入れが簡単です!

その他、主な特徴・機能を以下に列挙します。

主な特徴・機能
・30秒のスチーム蒸らし
・オートオフ機能
・カップやボトルなど、容器の高さに合わせて4段階に高さ調節ができるトレイ
・着脱式水タンク
・丸洗いOKの真空二重構造(まほうびん)「ステンレス製まほうびんサーバー」
・本体内部の水の通路を洗浄できるクリーニング機能つき

日常的に、様々なシーンに合わせた淹れ方を提供してくれるコーヒーメーカーです。

ラインナップ

ホワイト1色の展開になります。

主な仕様

以下、主な仕様を記載します。

ブランドタイガー魔法瓶(TIGER)
品番ACT-E040WM
サイズ奥行き18.1 x 幅27.9 x 高さ34.2 cm
重量3.2kg
スタイルドリップ(1~4杯用)、ドリップバッグ、ドリップポッド(UCC)
満水容量0.54L
付属コンポーネント軽量スプーン、ペーパーフィルター
引用元:https://amzn.to/3CzPtHG

レビュー

それでは、以下ポイントに分けてレビューをしていきます。

本体説明

外観

正面

側面

裏面

ドリップに使うすべてのパーツがきれい収まる、すっきりとしたデザインです。

スイッチ周辺

製品の特徴である、3WAY抽出に対応したボタンがそれぞれ配置されています。

3WAYドリップ
①ペーパードリップ:マイルド・ストロングを選択可能
②ドリップバッグ :お湯の量を調整可能
③ドリップポッド :お湯の量を調整可能

本体パーツ

トレー部分

給水タンク

ドリッパー

ドリップポッド用のトレー

淹れ方・操作方法

淹れ方

1 ドリッパーにフィルターとコーヒー豆を入れる

フィルターは台形の2~4人用を使用します。

2 本体にドリッパーをセットする

本体天面のボタンを押すとワンタッチでフタが開くので、その中にドリッパーをセットします。

3 ドリッパーの上に「散水板」をセットする

ドリッパー部分にかぶせるように散水板をセットして、フタを閉じます。

※なお、ドリップポッドの場合は、先述のドリップポッド用のトレー(灰色)を使用します。

4 給水タンクに水を入れてセットする

飲む分の水をタンクに入れて、本体裏側にセットします。

5 本体前面のボタンを押す

淹れる方法に合わせて、ボタンを押します。

6 できあがりを待つ

最大の分量(540ml)の場合、約7分ほど待ちます。

蒸らしもしてくれるので、ゆっくり出来上がりを待ちましょう。

7 完成!

できたコーヒーを注いで、香りを味わってから、コーヒータイムを楽しみます。

所感

魅力

魅力1 シーンに合わせた様々な淹れ方に対応!

繰り返しになりますが、最大の特徴はやはりこれ。

付属のステンレスサーバーはもちろん、トレーの高さを調節して、コーヒーカップにも、水筒にも淹れることができます。

改めて、このコーヒーメーカーができる淹れ方を整理すると、

3WAYドリップ
①ペーパードリップ:下記それぞれに淹れることが可能。
  ・コーヒーカップ
  ・水筒
  ・本体付属のステンレスサーバー
②ドリップバッグ:市販のドリップバッグに対応
③ドリップポッド:UCC製の1カップ分のカプセル

本当にいろいろな淹れ方ができ、一人暮らしで様々なコーヒーを楽しみたい方、家庭で複数人で淹れたい方、外出先へ水筒で持っていきたい方、様々なコーヒーを楽しみたい方…とライフスタイルを限定せずさまざま場面柔軟に対応してくれるコーヒーメーカーです!

補足:対応する水筒について

水筒が使えるとのことで、気になるのが、どのサイズまで対応しているのか、ということですよね。

対応している水筒
高さ16㎝程度まで対応(実寸値 トレーを最下段にはめ込んでいる場合。)

上記の写真で使用しているのは、KINTOの「トラベルタンブラー 350ml」です。

ほかの水筒でも試してみましたが、総じて350ml前後のものであれば使用可能かと思います。(とはいえ、実際にお手もとの水筒のサイズをご確認ください。)

なお、500mlの水筒はやや厳しめかな?と思います。(太くて高さが低いものなら、入れられそう)

参考として、トレーの厚みが約2.5㎝でしたので、トレーを外すと、162.518.5㎝までの高さなら入るかと思います。

魅力2 手入れがラク!

とにかくパーツをいろいろ外すことができます。

トレーも外せて、

給水タンクも外せて、

そしてドリッパー部分も外れます。

コーヒーを淹れる際に使うところ・汚れがつくところを、一式外すことができ、簡単かつ清潔に、お手入れができます!

毎日使う際に、とても重要なポイントです。

魅力3 マシンとしての渾然一体感

取り外しできるパーツ類は本体にきれいに収まり、無駄な出っ張りや露出している部分等もなく、非常にすっきりしたデザイン。

特に、ドリッパー部分は本体の中に格納されて露出しませんし、コーヒーの抽出部分も周囲がパネル状の部材で覆われているため、何かにぶつかったりしてドリップが妨げられることもありません。

渾然一体とした本体は、慌ただしい日常においても最後までしっかりドリップしてくれる安心感を与えてくれます。

注意点

注意点1 ペーパードリップは、入れた水の分だけドリップされる

ペーパードリップの場合、セットした水がすべて1回のドリップに使われます。

(ドリップバッグ、ドリップポッドはお湯の量を選択可能)

ボタン杯数指定などはできず、「セットする水の量で、淹れる量を調節する」という形になっています。

ボタンで簡単に分量を指定したいという方にはデメリットな要素かもしれませんが…

・ひとまずサーバーに満杯に淹れる際は、満水でセットすればOK

・給水タンクにも、分量のラインが示されている

ということで、存外問題にはならないと感じています。

何より、このポイントは逆に言えば、各ご家庭のカップや水筒の大きさに合わせて、自由に水量を調節できる、ということですので、ペーパードリップについて、私はこの仕様でよいと考えています。

注意点2 散水板の存在

ドリップする際に、散水板をセットする必要があります。

ドリップポッド対応に伴い、水の出元が1点集中で出るような形となっており、ペーパードリップの際、まんべんなくドリッパーにお湯をかけるために仕方なくこのような構造になっているものと思われます。

この散水板、慣れるまではセットするのを忘れがちでした。

それでコーヒーがひどくまずくなる、というわけではありませんでしたが…

豆をしっかりドリップしきれていない・せっかくの蒸らし機能があるのに十分に使えていない形となり、もったいなさを感じてしまうのと、そのせいか味も少し落ちてしまっているような。。

マルチな淹れ方に対応している反面、ひと手間となっている要素です。

注意点3 音・振動

まず、本体そのものから発生する音は、あまりうるさいとは感じませんでした。

本体はフタやパネルで覆われており、外側に露出している部分少ないため、それで音が抑えられているように感じました。

逆に、この裏返しなのか、振動がそこそこ生じます。

不安定なものの上に置いたり、薄い板の上などに置いたりすると、振動音が大きく生じてしまい結果的にうるさくなる恐れがあります。安定した/揺れにくいところに置くことをお勧めします。(耐震マット等を敷くだけでもだいぶ変わってくると思います。)

まとめ

以上、TIGERのコーヒーメーカー「ACT-E040WM」のレビューでした。

とにかくシーンに合わせてコーヒーを楽しめること、手入れがラクで毎日使えることが、最大の魅力です。

コーヒーが好きで、いつでもどこでも飲みたい、という方ほど、おすすめできる製品でした。

長文となりましたが、最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!

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