こんにちは、たけもとです。
マウスやキーボードの幅広い展開を行っているLogicool。
その中でもゲーミングモデルとして展開されているLogicool Gシリーズのキーボード「G502 X PLUS」を今回はレビューします。
高性能で使いやすいマウスが欲しい
長時間の作業を楽にできるマウスを使いたい
自分に合った機能でカスタマイズしたい
といった方に、ぜひ手に取ってみていただきたいマウスです。
ゲーミング由来の派手なデザインが目をひきますが、豊富なボタンでデザインや編集作業にも適した、高性能な1台となっています。
G502 X PLUSの概要
ポイント
初めに、G502 X PLUSの特徴の中でも、特にポイントとなる部分をご紹介します。
ポイント
・豊富な13個のプログラムボタン
・精度が抜群に高いポインタ
・軽い本体
何といっても、この豊富なボタンが最大の特徴。13個のボタンに好みの機能を設定することができます。
そして「HERO 25Kセンサー」を使用したポインタの精度も抜群に高いです。アプリでDPIを設定できるほか、親指のボタンを押している間は感度を遅くする、といった設定まで可能です。
ゲーミングモデルならではの軽量設計で、手首に負担をかけない軽い使用感も、長時間作業に最適です。
ラインナップ
ブラック・ホワイトの2色展開になります。
また、RGBライトの搭載有無も選ぶことが出来ます。


私はRGB搭載のホワイトを選択しました。
仕様
以下、主な仕様を記載します。
ブランド | Logicool |
品番 | G502XWL-RGBWH (RGBあり・ホワイト) |
サイズ | 高さ: 124.9mm x 幅: 84.3mm x 奥行き: 51mm |
重量 | 106g |
付属品 | Type-Cケーブル、USBレシーバー、DPIシフトボタンカバー、USB変換コネクタ |
最大連続使用可能時間 | 120時間(RGBオフ時) |
接続方式 | USB無線(LIGHTSPEED) |
対応OS | Windows 10 以降、mac OS 10.14 以降USBポートがあるデバイス、オプション:インターネット環境 ※Logicool G HUBソフトウェアのダウンロード時に必要 |
G502 X PLUS本体チェック
まずは本体をチェックしていきます。
本体について
外装
高級感のある黒ベースに、鮮やかな差し色が光るパッケージ。

同梱物
Type-Cケーブル、USBレシーバー、DPIシフトボタンを使わない際に隠すカバー、USBの変換コネクタが付属します。

本体外観
全体的にメカメカしいデザインで、RBGの発光スリットが目をひきます。


ボタン・スクロール類はめちゃくちゃ豊富。
ボタン・スクロール類
・人差し指+中指:左右クリック+2ボタン
・親指:進む・戻る+親指ボタン
・ホイール:ミドルクリック、左右スクロールあり
・ホイール下:ホイール切替+1ボタン
本体前面にはUSBの充電口が設けられています。

また、裏面にはスイッチ、およびUSBレシーバーの収納スペースが設けられています。


接続方法
接続方法は、USBのみになります。

Bluetooth 接続ができない点は注意です…!
UEBレシーバーをPCに差し込み、本体底面にあるスイッチをONにすれば使用可能。接続自体の設定もなく、シンプルな接続です。
機能について
ワイヤレス充電
充電マウスパッドのPOWERPLAY(G-PMP-001)を使用すると、常に充電しながらマウスを使うことが可能!
RGBライトを点灯させると、点灯させない時に比べ早くバッテリーが切れてしまう…
充電を気にせず、ライトを点灯させて使いたい方には、非常におすすめのアイテムです。
LIGHTSYNCテクノロジー(RGB)
マウス本体下部にRGBライトが設けられており、作業時の気分を高めてくれます。
色は下記のアプリで設定が可能。

私は初期設定の「バルサ―ポイント」が気に入っています。
なお、キーボードもLogicool Gシリーズであれば、光り方を連動させることも可能です!

Logicool G HUBでの設定
LogicoolのゲーミングシリーズのGシリーズでは、「Logicool G HUB」というアプリを使用します。
上記のライトの設定のほか、ボタンごとの機能設定など、かなり細かいところまで設定を行うことができます。

G502 X PLUSのレビュー
それでは、ポイントごとに以下レビューしていきます。
良かったところ
・持ちやすさ(形状・軽さ)
・ポインタの精度
・ボタンの豊富さ
気になったところ
・スクロールの固さ
・ソフトの設定
・レシーバーのみで1台の接続
良かったところ
持ちやすさ(形状・軽さ)
まず手に持った時の持ちやすい形状に驚きました。
ボタンが多くごつごつしているイメージですが、指なじみはかなり自然で、ストレスなくボタン操作ができます。

そして、実際に動かしてみると、とっても軽い!
ゲーミング用ということで軽く作られており、重さ106gとなっています。

手首にかかっていたストレスが減るのを感じます。
ポインタの精度
「HERO 25Kセンサー」を使用したポインタは、画面上の動きがかなり滑らか。
おかげで、精緻にカーソルを動かすことができ、狙ったところにビシッと合わせることができます。
また、親指のボタンを押している間はDPSを遅くする、といった設定が可能。
DPSの感度自体もアプリで柔軟に変えることができ、細かな作業がとても快適になります。

ボタンの豊富さ
このマウスの大きな個性かつ最大のアピールポイントが、豊富すぎるボタン。

私の購入のきっかけになったのが、親指のボタンと左右スクロールでした。
それぞれに機能を割り当てることができ、キーボードや画面上でのクリック操作を行う必要なく、マウスで多くの操作を完結でき、効率的に作業をすることができます。

私はPCゲームはしていませんが、ブログ等のPC作業向けの作業も難なくこなせます。
気になったところ
スクロールの固さ
触っていて気になったのが、スクロールホイールの固さ。
クリック感が非常に強めで、1クリックごとの振動(?)が強くハッキリと感じられます。
精密な作業をするにはクリックが分かりやすくて良い一方、ブラウジングするにはやや抵抗を感じる固さになっています。
ホイール下部にあるボタンを押すと、クリック感がないフリースピンに切り替わるので、この使い分けをうまくやりくりする必要があります。
ソフトの設定
使用する「Logicool G HUB」というアプリについて、Logicoolの一般的なマウスやキーボードで使用する「Logicool+」というアプリとは、設定できる内容が大きく違います。

これまでLogicool+に慣れてきた方は少し注意です。
特に、個人的にLogicool+で使えていた「ジェスチャー機能」が使用できないところが少し残念でした。
これは、特定のボタンを押しながらマウスを動かす上下左右の方向ごとにアクションを設定できる機能で、非常に直観的に複数の動作ができる点で気に入っていました。
一方で、「Gシフト」という、押している間に所定の設定をONにする機能があり、すでに述べた内容だと、ボタンを押している間カーソルをゆっくりにする、といったことが可能。
こうした細かな機能調整においては、やはりゲーム向けなのだなと実感します。
G502 X PLUSがおすすめの方
おすすめの方
・豊富なボタンを使いたい方
・軽いマウスを長時間使いたい方
・マウス動作に精密さを求める方
あまりおすすめできない方
・複数のPCでマウスを使いたい方
・主にブラウジングを行う方
このG502 X PLUSを作業用マウスとして見た場合、豊富なボタン(計13か所)に機能を割り振りできるところが最大のポイント。
マウスだけで多くの動作を完結でき、作業をかなり効率化することができます。
また、本体も軽いため長時間作業にも向きますし、正確なポインタは細かな作業に最適です。
一方、接続方法や接続台数には制限があること、ホイールがとても重いためブラウジングには適さない、といった点は、人により課題になります。テレワークで自宅PC/会社PCで即座に切り替えたい、といった場合には不向きです。
総じて、細かな作業(設計やデザイン業務)に使用するには、かなり優れたマウスであると考えています。
まとめ
以上、Logicool Gシリーズのキーボード「G502 X PLUS」のレビューでした。
緻密な作業を長時間行いたい。そんなニーズを叶えてくれるマウスです。
Gシリーズのキーボードと揃えて、気分の上がる作業環境を整えてみてください。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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