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SOUNDPEATS Air5 Pro レビュー|1万円以下で優れた音質・ノイズキャンセリングを求める方に

2025年7月8日

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こんにちは、たけもとです。

ワイヤレスイヤホンの種類も非常に多い現代、選択肢も多くて迷ってしまうこともしばしば。

コスパ良く、音質もよいイヤホンが欲しい!

そんな声に応えるおすすめイヤホンが、SOUNDPEATS「Air5 Pro」。

1万円以下という価格のなかで、高い音質とノイズキャンセリングの性能を求める方にはぴったりのイヤホンです。

なお今回、メーカーのSOUNDPEATS様からイヤホンの提供をいただいています。

実際のイヤホンの使用感を交えて、詳しくレビューしていきます。

SOUNDPEATS Air5 Proの概要

ポイント

SOUNDPEATS Air5 Proの特徴は、1万円以下という価格以上の音質・ノイズキャンセリング性能です。

ポイント
・音質:ハイレゾ+Snapdragon Sound対応+最先端チップ
・ノイズキャンセリング:-55dbの強力なノイズ除去
評価:VGP2025金賞を受賞

Snapdragon Soundと最先端チップ「QCC3091」の搭載で、遅延のない高い解像度のサウンドが最大のポイント。

ノイズキャンセリングも最大-55dbで、前作「Air4 Pro」に比べても高いノイズ除去性能。

価格に対してのこれらの性能が評価され、オーディオビジュアル機器の総合アワード「VGP」で見事金賞を受賞しています。

ラインナップ

ブラック・ホワイトの2色展開となっています。

今回はブラックを提供いただき、レビューしていきます。

SOUNDPEATS Air5 Proのレビュー

それでは、以下ポイントごとにレビューしていきます。

本体について

外装

かっちりした厚みのある箱。VGP2025金賞、ハイレゾ対応、snapdragon対応がアピールポイント。

同梱物

3サイズのイヤーチップ、充電ケーブル、説明書類、ステッカーが付属します。

ケース

楕円形で、ムダのないデザインのケース。

本体底面に充電端子。ワイヤレス充電には非対応で、ここは少し残念。

ケースの蓋は上側に大きくパカっと開きます。

イヤホンの根元近くまで露出するので、取り出しやすさが抜群に良いです!

イヤホン本体

前作同様のスティック型。ブロンズのパネルが大きくあしらわれており、高級感が漂います。

スピーカー部分は楕円形。スピーカー表面には樹脂製のメッシュ状のカバーがあり、表面にゴミ等が詰まりにくくなっています。

操作:タッチ操作

側面の「Sのロゴがある箇所」をタッチすることで、再生/一時停止などの操作ができます。

タッチ回数ごとの操作はアプリで設定できます。

アプリ設定・機能について

続いては、アプリでの設定・機能について見ていきます。

ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングの効果はかなり高いです。

室内でのエアコン音はきれいに無くしてくれますし、電車内でもアナウンス音までぐっと抑えられます。

設定について、アプリで「ノイズキャンセリング」「ノーマル」「外音取り込み」の3つのモードを選択可能です。

さらにノイズキャンセリングは「適応型」「室内」「屋外」「屋外交通」の4種類から選択できます。

細かい使い分けはせず、「適応型」でずっと使いがち。

イコライザ

プリセットで10種類程のイコライザがあります。

そのほか、任意でのイコライザ調整も可能です。

アダプティブEQテスト

聴力検査のように、様々な音量・周波数の音のテストを行い、個人の聴力に合わせたイコライザ設定をしてくれます。

LDACをONにする

音質を優先するなら、ハイレゾに対応する高音質コーデック「LDAC」をONにしましょう。(最初はOFFになっています。)

LDACをONにする手順
アプリのイヤホン画面右上の三本線
→「LDAC」のトグルスイッチをONにする

注意
・iPhoneではこのLDACは非対応となっています。(このイヤホンに限った話ではありませんが、、)
・マルチポイント使用時にはLDACの併用ができません。

SOUNDPEATS Air5 Proの所感

SOUNDPEATS Air5 Proを実際に使ってみて、良かったところと気になったところをまとめていきます。

良いところ

音質

音質は、価格から考えると大変良いものでした。

ドライバーにはPU+PEEKという複合素材の振動版を使用。細やかな音まで表現可能。

この音の粒立ちの良さには非常に驚きました。左右のステレオ音の聞き分けが十分にでき、立体感を感じるサウンドでした!

全体的には低音・高音がしっかり出ており、中音域あたりはやや出が細めな印象です。

イコライザーは「HIFI」や「ACG」が個人的にとてもおすすめ。違うイヤホンかと思うくらい、驚くほど迫力が出ます。

ソウルやジャズ系の音楽にとても合っています。

ノイズキャンセリングもしっかり効いており、日常的な使用では十分すぎる高い性能を誇ります。

家だとエアコン音などは当然のように聞こえなくなりますし、電車内での騒音もかなり低減してくれる実感があります。

車内アナウンスがかすかに聞こえる程度で、その他のノイズは良く抑えてくれています。

タッチ操作

タッチの操作感も好印象でした!

タッチ操作のイヤホンはふとした際の誤動作も気になりがち…

このSOUNDPEATS Air5 Proでは、ロゴの部分を意識的にタッチした際にのみ反応するので、誤動作が気にならず快適です。

ケースの使いやすさ

スペックでは表現されにくい点ですが、イヤホンの出し入れがとてもしやすいです!

既に述べましたが、スティック部分の先端付近まで露出するので、引っ掛からずに出し入れできるのが本当にラク!

イヤホンをケースから出して装着するまでのストレスがありません。

フタの部分のヒンジの強さもしっかりしており、安心して開閉ができます。

気になるところ

耳へのひっかかりの浅さ

イヤーチップのおかげもあり、耳の穴のフィット感はとても良かったです。

一方、イヤホン後方の形状が直線的で、耳の窪みに対して引っ掛かりが浅く、本体が傾いたときに外れやすいです。

参考に、AnkerのLiberty5(左側)と比較。こちらはイヤホン後方がS字状で、耳への引っ掛かりがあり、安定します。

個人の耳の形状もよりますが、運動時などのシーンでは、少し気を遣うイメージです。

しっかり耳の奥まで入れ込むことを意識して使っています。

イコライザー調整

イコライザーのプリセットは選択可能ですが、「選んだプリセットの設定をベースにして、そこから自分で手動で調整をかける」ことができたら、とても使いやすかったと思います。

せめて、プリセットのイコライザーを使った際に、そのプリセット内の具体的な設定が分かれば良いなと思いました。

SOUNDPEATS Air5 Proと過去モデルとの比較

最後に、SOUNDPEATS Air5 Proと過去モデルであるAir4 Pro、Air5 Lite、Air5の主なスペックを比較していきます。

Air4 ProAir5 LiteAir5Air5 Pro
価格
(執筆現在・Amazon)
8,480円7,380円9,680円9,980円
バッテリー26時間
(イヤホン単体6.5時間)
30時間
(イヤホン単体6時間)
30時間
(イヤホン単体6時間)
37時間
(イヤホン単体7.5時間)
形状カナル型インナーイヤー型インナーイヤー型カナル型
ドライバー13mmダイナミックドライバー13mmダイナミックドライバー13mmダイナミックドライバー10mmダイナミックドライバー(PU+PEEK)
ノイズキャンセリング-45db不詳(インイヤー)不詳(インイヤー)-55db
ハイレゾ(LDAC対応)×

Air5 Proは再生時間、ノイズキャンセリング性能、ハイレゾ対応での音質向上と、順当な進化を遂げています。

ノイズキャンセリング性能を重視するなら、やはり密閉感が高いカナル型が好ましいでしょう。

SOUNDPEATS Air5 Proがおすすめの方

SOUNDPEATS Air5 Proがおすすめの方
・1万円の予算で、音質とノイズキャンセリングが優れたイヤホンが欲しい方
・粒立ちの良いサウンドを楽しみたい方
・取り出しやすいケースでのストレスのなさに魅力を感じる方

予算1万円という基準のなかで、優れた音質・ノイズキャンセリング性能を求める方は、SOUNDPEATS Air5 Proを選んで間違いないでしょう。

音質は全体的に粒立ちが良く、特にロックやジャズなどのライブサウンドを聞く際に楽しめます。

価格と性能が良い意味で割に合っていない、コストパフォーマンスが非常に高いイヤホンでした。

まとめ

以上、SOUNDPEATSのワイヤレスイヤホン「Air5 Pro」のレビューでした。

アンダー1万円の予算内で、音質・NCが優れたイヤホンをお探しの方は、ぜひお手に取ってみてください。

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