こんにちは、たけもとです。

最近購入したタブレットPC「Lenovo Chromebook Duet 11」の使い勝手がとても良く、先日レビューをしました。

ただ、想像以上に買ってよかったと感じたので…追加でレビューをしたいと思っています。今回はChromebookはどのような端末か、一般のPCとの違いについて整理したのち、改めてこのDuet11でできることをご紹介していきたいと思います。

ぜひ最後まで、ご覧ください。

※iPad Mini 6との比較レビュー↓

Chromebookについて

まずは、Chromebookがどのようなデバイスか、簡単にご紹介します。

ChromeBookとは

Chromebookの最大の特徴として、MicrosoftのWindowsや、AppleのMacといったOSとは異なる、Chrome OS（クロームOS）を搭載している点にあります。

ChromeOSはGoogleが開発したOSで、パソコン上で行う作業の多くをWebブラウザ上で処理することを目的に開発されたOSになります。

Chromebookの特徴
・軽快な動作：シンプルなOSのため起動も早く、設定項目も少な目
・直観的な操作性：タブレットのようなインターフェース
・データ連携：ブラウザやクラウド中心の作業となり、他端末との連携が容易
・低価格：ハードウェアの構成がシンプルで、一般のPCに比べ安価
・セキュリティ性の高さ：ウイルス対策機能が最初から組み込まれている＆自動更新

総じて、WindowsPC等と比べると、本体側で行う機能・設定を全般的に抑えている形となりますが、代わりとして上記のような特徴を持っています。

ポイント

Chromebookのポイントは、「デスクトップでの作業は一般PCのようにはできないが、ブラウザ上での作業は一般PCと同様に行える」ことです。

Chromebookは一般PCのようなデスクトップという概念がなく、タブレットのようなインターフェースになっています。そのため、ローカルでの作業が一般PCに比べて限定されています（例えばフォルダごとにファイルを仕分ける操作が不可、など）。また、Microsoftのアプリが使用できず、目立つところだとOfficeのアプリが使用できません。

一方、ブラウザ（Chrome）上では一般PCのように操作ができます。ブラウジングやメールといった基本的な操作は、まったく変わりがない印象です。Googleドライブの使用感も変わりなく、上述のOfficeについてもドライブ上であれば使用可能です。また、このブログの文章もChromeブラウザ上で編集しているのですが、やはりWindowsPCと同じような操作画面で作業することができています。

このポイントがご自身の作業環境に合うかどうかが、Chromebookを使用するかどうかの大きな判断基準になるかと思います。

できること・できないこと

上記の特徴を踏まえて、Chromebookでできること・できないことについて、整理した内容がこちらです。

できること・向いていること
・ブラウザ上の作業：ブラウジング、文書作成、メール等
・データ連携（Googleアカウント上やChromeブラウザ上）
・シンプルな操作感、簡単な設定での端末の使用
・低コストでの購入
・セキュリティ対策（コストがかからない）

できないこと・向かないこと
・オフライン/ローカルでの作業
　デスクトップという概念がなく、ブラウザ上での作業が中心となる
・高度な編集作業
　動画編集やゲームなど、高不可の作業には基本的には向いていない
・カスタマイズ性
　後からハードディスク容量を増やす等のカスタマイズは、Windowsのようにはできない

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Lenovo Chromebook Duet11でできること

それでは本題になりますが、以上のChromebookの特徴を踏まえたうえで、「Lenovo Chromebook Duet 11」を私がどのように使用しているか、どのような用途に合っているか、を以下記載します。

使用方法ごとの特徴・できること

私の作業環境内で、以下どのように使っているか、ご紹介いたします。

たけもとの使用方法
①PCとしての使用：ブログを書く
②タブレットとしての使用：動画視聴・電子書籍
③ペン使用/手書き端末としての使用：イメージ、メモ書き

①PCとしての使用

気に入っている点

私は「外出先でブログ作業をしたい」と思い、このPCを購入しました。

それにあたり最も重視していた点が、「持ち運びしやすく、かつPCライクに作業ができる」という点でした。

繰り返しになりますが、ブラウザ上ではWindowsOCと同じように操作が可能で、この文章も実際にChromeブラウザ上で書いています。自宅ではWiondowsPCを使っているので、それと同じ使用感で、外出先でブログ作業できているのが素直に嬉しいです。

また、気に入っているのが、端末を開いてサッと使える点です。開いて1秒くらいでスリープが解除され、作業を続きから再開できます。

ノートPCとしてはごく当たり前のことかもしれませんが、このDuet11はノートPCに比べても、持ち運びしやすいサイズであることに加えて、画面の復帰がとてもスピーディです。また、その他のタブレットと比べても、本体とキーボードを物理的につなげていればそのまま入力可能である（設定や接続作業が不要）という点で非常に安心感があります。

用途

基本的にはブログの文字入力や、構成の検討に使用しています。

画像編集については一般のWiondowsPCのほうが使いやすいので、それは自宅で行いながら、Duet11のほうは基本的にはブログの文字入力や、構成の検討に使用しています。

googleアカウントの連携も容易であるため、例えばDuet11で撮影したスクリーンショットを自宅PCと連携するといった作業も、スムーズに行えています。

撮ったスクリーンショットを、Googleフォトにアップロードすると、そのままPCでも確認できます。

画面のサイズも、見やすさと持ち運びやすさのちょうど良い塩梅。目的がばっちり適っており、とても満足しています。

②タブレットとしての使用

タブレットとして使用するシーンについて、自宅で主に動画視聴、料理の際のレシピ確認、等に使っています。

落ち着いて使用できる環境では、かなり使用感の良いサイズです。

また、音量も十分に出すことが可能で、料理や掃除といった音が出る作業をしながらでも、動画の音声を聞くことができています。

外出先では、電車内で電子書籍を読む用途でも一応使用していますが、片手で何とか取りまわせる、といったサイズ感ですので、そこまで頻繁には使えていない印象です（座席に座れた時に読む、といった感覚）。立ちながら気軽に使えるかでいうと、ギリギリのサイズ感だと思います。

なお、キーボードを外してタブレット使用する際には、自動的に画面がタブレット用の画面に切り替わります。

PC画面↓

タブレット画面↓

PCとしての使用時はまっさらな画面でランチャーや下のメニューバーからアプリを起動しますが、タブレット使用時には、iPadのようにアプリのアイコンが敷き詰められるような形になり、タッチ操作向けの画面になります。

③ペン使用/手書き端末としての使用

ペンは正直なところ、そこまで使用していません。

Google純正の「手書きメモ」というアプリがプリインストールされています。（私は現状まだ使いこなせていない側面もありますが、）単に文字を書く分には十分ですので、外出先で作業しながら出てきたアイデアをざっくり書きまとめたりする際に、ちょっぴり使用しています。

備考
「手書きメモ」の特徴の１つとして、筆記画面の端まで文字を書くと、自動的に余白部分が拡張されていき、ページという概念なく書き広げていくことができます。ブレインストーミング的な使用で、どんどんたくさん書いていく、というシーンには合っているアプリだと思います。

また、スクリーンショットや写真を撮ってから、その写真に手書きでメモをしてから共有するという使い方には向いていると思います。私はまだこうした使用はほとんどないのですが、そうした用途をされる方にはおすすめかと思います。

購入におすすめな方

購入におすすめな方
・ブラウザ上の作業が中心の方：ブラウジング、文書作成、メール等
・シンプルな操作性を求める方（PC操作に慣れていない/複雑な設定は避けたい方）
・低価格でパソコンのような操作性を求める方
・用途の優先度が、PC＞タブレット＞手書き　の方
・セキュリティを重視する/コストをかけたくない方

前回のレビュー時にも記載したのですが、「PC然として作業はしたいが、通常のノートPCほどの性能は求めない。その分サイズや重量はコンパクトであってほしい」という方におすすめの端末になります。

まとめ

以上、「Lenovo Chromebook Duet 11」をもとに、Chromebookでできることのご紹介でした。

ChromeOSのタブレットPCということで、用途が一般のWindowsPCとは異なりますが、今回挙げたポイントが目的に適っているようでしたら、非常におすすめの端末になります。

長いレビューになりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました！

Lenovo Chromebook Duet 11のレビュー↓

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