ガジェット

【レビュー】Nature Remo mini 2でできること|アレクサと組み合わせて家電を自動化!(3年使用レビュー)

2024年11月24日

Nature Remo Mini 2 を壁にかけた様子

こんにちは、たけもとです。

スマート家電という単語もだいぶ浸透してきた今日この頃。

今回は家電をスマート家電として操作できる、「Nature Remo mini 2」をレビューしていきます。

アレクサで家電の操作自動化したいけど、詳しいことがわからない

Nature Remoとアレクサは違うものなの?何ができるの?

私はアレクサと同時に購入し、使い始めて3年になりますが、これ無しの生活が考えられないくらい、非常に便利な端末です!

↑のようなな声にお応えできるよう、レビューしていきます。ぜひ最後までご覧ください。

概要

Nature Remo はどのような端末なのか

そもそも「Nature Remo」がどんな端末なのかを、まずは簡単にご紹介します。

機能

Nature Remoは「スマートリモコン」と呼ばれ、家庭の家電をスマートフォンやアレクサ・Google Home・Siriを介してコントロールできるようにさせる端末になります。

これにより、「スマートフォン画面(アプリ)からの操作」「音声での操作」「時間やセンサーによる操作」等ができるようになります。

具体的には、外出先から操作したり、特定の時間になったら自動的に操作したり…といったことが可能になります!

アレクサとの違い・存在意義

まず、アレクサは音声を受けて、その指示をWifi環境で処理します。(例えば、「曲を再生して」と言うとネットで曲を探して再生する、「天気を教えて」と言うとネットで天気情報を検索して教える、等)

スマートフォンも同様の通信環境であり、アレクサやスマホはWifi環境で通信をする端末です。

一方、家電は赤外線のリモコンで操作をしますね。

Nature Remoは、スマホやアレクサからの指示をWifiで受信し、赤外線を発信して家電を操作する端末となります。スマホやアレクサといったいわば「入力端末」と家電とをつなぐ役割をしていて、言うなれば「Wifi通信を赤外線に変換する」端末ということですね。

「アレクサでスマート家電化ができる」というイメージがありますが、アレクサ単体ですと、家電の操作までは行えません。これはアレクサ自体に赤外線を発信する機能がないからです。赤外線を発信できるNature Remoがあって初めて、家電を操作することが可能になります。

Nature Remo mini 2 でできること

今回ご紹介する「Remo mini2」というモデルについて、それ以外のモデルの違いについて見ていきます。

まず、モデルごとの概要を整理したのが以下の表になります。

モデルセンサー赤外線強度本体形状・壁掛け価格(2024年11月段階)
Remo nanoなし10畳程度四角・壁掛け可能¥4,980
Remo mini2温度30畳程度四角・壁掛け可能¥5,480
Remo mini2 Premium温度60畳程度四角・壁掛け可能¥5,980
Remo Lapis温度・湿度
※節電機能あり
30畳程度小石のような形状・壁掛け不可¥7,980
Remo3温度・湿度・照度・人感30畳程度四角・壁掛け可能¥9,980

Nature Remo mini 2は、温度センサーを搭載したモデルのなかで最も安いことが、最大のポイントになります。

特に「外出先からもエアコンを操作して温度管理したい」という方にとって、購入のメリットがあります。(正直、この価格差であれば、センサーなしのnanoは購入候補になることは少なく、実質mini2からが検討対象になるのではと思います。)

温度管理以上の機能を求める場合、人感や照度のセンサーも活用できる領域が非常に広いと思われるため、remo3を購入されるのがおすすめです。

なお、nano2 Premiumは赤外線の距離が広く、蛍光灯の照明がある環境など、赤外線信号が届きにくい環境でも操作可能である点が特徴となります。また、エアコン本体の性能が充実しており、湿度の管理もしたい・節電も視野に入れて検討したいという方はLapisも良いでしょう。

※使用電力量の把握や蓄電機器に対応した「Remo E」というシリーズもありますが、情報量が過多になってしまうため、今回は割愛します。

レビュー

それでは、以下ポイントごとにレビューしていきます。

本体について

本体はかなりシンプルな見た目で、ボタン類は一つも見当たりません。

裏面には壁掛け用の穴と、給電ケーブルの差し口があります。

真っ白な見た目なので、よくある白い壁ですと、壁掛けをしても目立ちにくいかと思います。

設置の際は、壁であっても棚の上等であっても問題ありませんが、一般のリモコンのように家電に赤外線が届く位置であることが大切です。

ケーブルはMicro USB⇔USB-Aのケーブルが付属し、お手もとのUSB-Aの充電器に差せば、そのまま使用可能です。

スマートフォンのアプリについて

アプリ概要

「Nature Home」というアプリで、スマートフォンから温度状況の把握や、リモコン操作が可能です。

例えばエアコンですと、このようにON/OFF、暖房/冷房の切り替え、温度調整等ができます。

その他、テレビのリモコンや、照明についても、同様にアプリを介して操作をすることができます。

外出先からでも、スマートフォンで家電の操作ができるので、例えば消し忘れが疑われるシーンでも、エアコンが点いているか確認して消すことができる等、とても役立ちます。

オートメーション機能

また、もう欠かすことができないほど便利なのが「オートメーション機能」。

任意のトリガーごとに、自動的に家電の操作をすることができます。

オートメーションの例
・夜の10時になる → 照明を消す
・家から5km以内に来る → エアコンを点ける
・温度が28度以上になる → 冷房を点ける

これにより、自宅で過ごすのがとても楽になりました!

特に夏場、帰宅した時点で部屋がガンガンに暑くなっていたのがとても苦痛でしたが、これを取り入れてから、帰宅時にはすでに部屋が冷えている環境を作ることができました。

また、毎日の起床・睡眠時間と照明をリンクさせる使い方も、とてもおすすめです。

アレクサとの連携について

アレクサと連携することで、音声で家電を操作できるようになります。(アレクサが音声の入力端末となる)

リモコンはおろかスマートフォンすら触れることなく、家電を操作できるのが、想像以上に快適です。

アレクサで音声で家電を操作するシーンの例
・料理をして手を離せないなかで、エアコンの温度を調整する
・布団に入ったまま、照明をON/OFFする

補足:赤外線での操作をしない家電について

家電がすべてリモコンで赤外線で操作する、というわけでもなく、コンセントに差してそのまま使用する(=スイッチのON/OFFのみの操作をする)家電も中にはあると思います。例としては、フロアライトや卓上ライト等が挙げられます。

そうした家電には、「スマートプラグ」という製品を使うことで、スマート家電にすることができます。

スマートプラグはWifiやBluetoothで接続して、コンセントからの電流を制御する端末です。これを介して、アレクサ等でON/OFFの操作することができるようになります。

まとめ

以上、「Nature Remo mini 2」のレビューでした。

約3年、アレクサと合わせて使用していますが、特にオートメーション機能が快適で、もうこれナシの生活は考えられないほどに便利です

主にエアコン・照明・テレビの操作に活用していますが、これらの家電の操作においては、このNature Remo mini 2が必要十分な性能かと思います。気になる方は、アレクサと合わせて、ご家庭に導入してみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

-ガジェット