習慣・自己改善

【レビュー】時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」|時間と集中力を取り戻す技術

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こんにちは、たけもとです。

新しい習慣を取り入れようとしたが、なかなか続かなかった

会社での仕事に集中したいが、どうにも気が散ってしまう

何かに挑戦するときに必要になるのが時間、そして集中力。

これらが不足すると思ったように挑戦を続けるのが難しくなります。

今回レビューする書籍「時間術大全 人生が本当に変わる『87の時間ワザ』」は、時間と集中力を無駄遣いせずに適切に使う方法について説いている本です。

これから新しいことに挑戦したい、そのための時間と集中力が欲しいと思っている皆さんにおすすめしたい1冊です。

以下レビューにて、本書のポイントを整理・解説していきます。

時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」の概要

現代社会は、スマートフォン、SNS、メール、そして絶え間ない通知によって、私たちの注意力が常に分散されるように設計されています。

この多忙中毒の源泉となるコンテンツを「無限の泉」と呼び、私たちが本当に大切にしたい活動、つまり「ハイライト」に集中することを妨げる最大の敵であると著者らは指摘します。

著者のジェイク・ナップとジョン・ゼラツキーは、GoogleやYouTubeといった超大手テクノロジー企業で、人々の「時間」と「注意」を奪う製品を設計してきた経験を持ちます。

そこで得た知見を基に、「いかにして自分の人生の主導権を取り戻すか」という問いに答えるべく、本書では、多忙中毒から脱却し、日々の生活の中で「時間を作る(Make Time)」ための実践的なフレームワーク、具体的な方法を87つ紹介しています。

メモ
本書は新装版として「とっぱらう 自分の時間を取り戻す『完璧な習慣』」として販売されています。これから購入される方はこちらの方が良いかと思います。

ダイヤモンド社
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著:ジェイク・ナップ, 著:ジョン・ゼラツキー, 翻訳:櫻井 祐子
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時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」のポイント

それでは、本書のポイントを3つに分けて整理します。

ポイント

①4ステップを毎日繰り返す
②ハイライトを選ぶ3つのポイント
③「無限の泉」を遠ざける

ポイント①:4ステップを毎日繰り返す

本書で一番初めに提示されている、時間を作り出すための基本的な考えが、下記の4ステップです。

概要
1 ハイライト一日の最優先事項を決めるタスクをリストアップする
2 レーザー気を散らすものを排除し、最優先事項に徹底的に集中するスマホ通知をOFFにする
3 チャージ時間と注意力を管理するためのエネルギーを蓄える仮眠、食事、カフェイン摂取
4 チューニング寝る前にメモを取る日記

一日のはじめに最優先事項を決め、そのハイライトに集中して取り組み、合間に体を休める・カフェインを摂るなどして回復し、一日の終わりに振り返りをする…

この4ステップを毎日繰り返すことで、自分が集中できる方法が分かったり、日々の生活を効率化できる方法が馴染んでいき、時間が生まれていく、という流れです。

本書では、この各ステップの具体的なアプローチが計87個示されています。

大切なキーワードが、「選ぶ・試す・繰り返す」

多くを試すことではなく、自分に合っていそうなものを選び、何回もトライして、本当に合ったものを見つけ、それを繰り返すこと。

悪い意味での完璧主義に捕われず、自分の体質・生活スタイルに合っているものを探す感覚でトライするのが重要です。

まずは各ステップ1つの取り組みから始めることを、著者も薦めています。

ポイント②:ハイライトを選ぶ3つのポイント

今日一日のハイライトとして何をしたいか?

慣れていないうちは、この問いに対して、スムーズに答えることが難しいかもしれません。

ハイライトを選ぶポイントとして、以下の3つが提示されています。

概要
1 緊急性その日中に終わらせなくてはならないこと。取引先や他人に渡すもの
2 満足感やりたいこと。終えた時に満足感が得られること。長期的なプロジェクトの企画書
3 喜び好きだからやること。成果が問われないこと。パーティー、趣味、人とのランチ

ハイライト選びで一番重要なのは、この3つのどれをメインにして選ぶかを直観で決めることだと言います。

どうしてもその日中に片づけなくてはならないタスクがあるかもしれない。いつかいつかと思っていたことを今日やっておきたいと思うかもしれない。

それをあくまで自身の判断基準で決めるということですね。

ここでも、「選ぶ・試す・繰り返す」が大切。

失敗を前提に、まずは選んでみるところから始め、調子が良ければそれをどんどん取り入れていくスタンスが重要です。

ダメなら明日工夫してやり直せばいい。そのくらいの感覚が好ましいと言います。

なお、ハイライトを選ぶ際には、書き出して優先順位をつけること。これは本書だけでなく、どこでも言われていることだと思います。

ただ、その中で「やること」だけでなく「できること」も含めた、総称「やるかもしれないこと」まで範囲を広げてリストアップするのがコツとのこと。

これにより選びやすさが高くなったり、状況に応じて即自的に選びやすくなる、という点が学びになりました。

1日だけのリストではなく、1週間などの単位で「やるかもしれないこと」書き出して、その日その場に応じて選ぶ、というのがポイント

ポイント③:「無限の泉」を遠ざける

ハイライトについては上記の通り。

ここでは「レーザー」、すなわち集中するために排除すべき誘惑である「無限の泉」について整理します。

無限の泉
スマホアプリ等でコンテンツが無限に補充されるもの
例)TikTokやYoutubeの動画、SNSのタイムライン等

こうした無限に湧いてくるコンテンツは、飽きを感じさせず、ついつい見てしまいますよね。

モバイルユーザーが1日にスマホに触る平均回数は、なんと2617回…!

無限の泉がなぜこんなにも人を惹き付けるのか、その原因もいくつか挙げていましたが、一番はやはり企業が利益を求めているからです。

スマホのサービス開発では、いかにユーザーに「長い時間」アプリを使わせるかを日々徹底的に研究しています。

浸透したサービスやそこで交わされる情報は、周囲の人が使っているからと自分も使います。

そして使用するユーザー、使う時間が増えるほどに、企業の利益が大きくなります。

これは著者のジェイク・ナップとジョン・ゼラツキーが、Google(gmail)やYouTubeの開発に取り組んでいるところからも、説得力が非常に強かったです。

一流企業の技術者たちが必死に作っているものなのですから、注意散漫になってアプリを延々と見てしまうのは、現代では当然のことであり、意志力だけでは解決が難しいのが現状です。

しかし、そんな現代だからこそ、スマホへの依存を断ち切ることで、簡単に周囲から抜きんでるチャンスともなります。

周囲が使っているから、見ると楽しいから、といった理由でなく、自分の生活のために必要な時間・必要なアプリのみを使うことが肝要です。

完全に使わないのは現代では難しくなっているため、使う「スタイル」を変えることが提案されています。

原則としては、スマホ、その中のアプリを使うためにちょっとだけ不便にすることが勧められています。

「レーザー」におけるスマホの使用改善の例
・通知はOFFにする
・アプリは使用後アンインストールする
・ホーム画面には、1画面に1列しかアイコンを並べない、等

無限の泉に入らないためには、意志力が関係ない仕組み」を作ることがポイントとなります。

時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」を読んでみて

感想

まず、時間術のキモは、いかにタスクの集中度を上げて時間を圧縮できるかだと言えます。

集中力や注意力も「資本」と言えるもので、これを確保しつつ、適切にタスクに向けて流していく仕組みづくりをすることが肝要。

そのための方法論が数多く、実践的に紹介されていました。

私も、副業ブログの作業時間を捻出するため、生活を変えるアプローチを色々試しましたが、定着までには本当に時間がかかりました。

体感として、食事や運動を自分に合った新しい習慣に置き換えるまで、半年はかかったかなと思います。

そのため、本書でのキーワード「選ぶ・試す・繰り返す」には、非常に高い納得感を持って読んでいました。

変えられる点が多いほど効果はありそうだからと、意気揚々と取り組んでみるものの、新しいことが定着せずに変化が生まれない…だと本末転倒。

完璧な状態に捕われず、繰り返し続けることで変化が生まれると実感しています。

本書は、単にタスク自体に目を向けるのではなく、予定表の使い方や、食事やカフェインの摂り方といった、広い視点で「一日の作業の集中」に関わる要素がピックアップされています。

時間を有効活用したい、無駄な時間を極力減らしたい、そんな方はどなたでも改善に活用できる1冊でした。

私も改善点として、以下2点取りくんでみています。

改善点①:スマホ利用について

現代人として、スマホの使い過ぎは、やっぱり気になるところ…

私は幸い各種SNS系には関心がほぼないのですが、Youtubeをとにかく見まくっています。

作業の合間に開いたり、夜にだらだら見てしまったり、というところに、まだまだ改善の余地しかありません。

ということで、さっそく一つ変えてみました。寝る時間に自動的にスマホの表示をグレーにする、というものです。

これで夜のYoutubeを徹底的に減らしたい…!

同じように変えてみたい方は、下記参考記事をご参照ください。Android(Pixel)向けになります。

改善点②:カフェインの摂り方について

もう一つ、習慣を変えたいと思ったのが、カフェインの摂り方。

私はコーヒージャンキーで毎日仕事中に飲んでいるのですが、とりあえず仕事のお供くらいの感覚で飲みたいときに飲んでいます。

本書では、そんなカフェインの摂り方について、下記のようなポイントを挙げていました。

カフェイン摂取のポイント
・朝はコルチゾールが増え、カフェインの効果が下がる。
・カフェインは15~16時以降に摂取すると、睡眠が妨げられる可能性がある。
・カフェインは疲れる前に飲む。

特に、カフェインの門限について気にしたいと思いました。

曰く、血中のカフェインは摂取後5~6時間経ってようやく半減する、16時に摂っても22時にまだ半分残っている可能性がある、ということです。

私は夜の寝つきも元々良い方ではなく、このカフェインの残り方を意識し、午前中~昼くらいまでに飲むのを終えるよう、取り組んでいこうと思います。

コーヒーだけでなく緑茶も良く飲むので、午後はカフェインレスに置き換えようかな。

時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」がおすすめな方

本書がおすすめな方
・これから新しい挑戦(副業・資格勉強など)をしたい方
・会社での業務で成果を出したい方
→上記のために時間を作りたい・集中度を上げたい方

いま無駄にしているかもしれない時間を、他のことに使いたい、と考えている方は、一読の価値がある書籍だと思います。

習慣を改善するには、これまでの習慣を上書きすることが求められるので、時間や手間がかかってなかなか定着しないのが当たり前。

それが当たり前だということを前提において、キーワードの「選ぶ・試す・繰り返す」の姿勢で、色々なアプローチを試してみてください。

定着する頃には、きっと生活の質が大きく変わっているはずです。

まとめ

以上、時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」のレビューでした。

これから何かに挑戦したい、そのために必要な時間や集中力を手に入れるために、読んでおきたい1冊でした。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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