こんにちは、たけもとです。
毎日美味しいコーヒーを飲むのに欠かせないのが、コーヒーミル。挽きたての豆を使ってドリップすると、飲む前から気分が高まりますし、何より豆は飲む直前に挽くのがおいしい。
そんな豆を手軽に挽くための道具として、電動コーヒーミルが挙げられますが、今回はCoresの「CONE GRINDER C330」をレビューします。
毎日挽きたての豆でコーヒーを楽しみたい!
メンテナンスは簡単なものがいい
コーヒーの飲み方に合わせて、しっかり挽き目を変えたい
そんな声に答えてくれるコーヒーミルです。
私は使用して約3年になりますが、コーヒーを飲むときはほぼ毎回使用しています。価格の中でできることを詰め込んだ、素晴らしいコーヒーミルです。
製品概要
アピールポイント
Cores「CONE GRINDER C330」のポイントは以下の3つです。
アピールポイント
・十分な機能性:十分な容量、挽目を細かく設定可能、キャニスター付き
・デザイン性:コンパクトでおしゃれな見た目
・手入れが手軽:各パーツが本体から取り外せて、簡単にお手入れできる。
挽き目を変えられるという基本的な機能を備えていることに加えて、デザイン性が高いこと、そして何よりの特徴は、手入れが手軽にできることです。
豆が触れるパーツそれぞれを外すことができ、きれいに掃除することができます。
このメンテナンス性の高さが、他の電動コーヒーミルに比べて突出していると考えています。
「毎日コーヒーを豆から挽いて飲みたい」
そんな方にぴったりな、日常的な使用感が抜群に高いコーヒーミルです。
主な仕様
以下、主な仕様を記載します。
ブランド | Cores |
品番 | CONE GRINDER C330C330 |
サイズ | 奥行23 x 幅12 x 高さ34.5 cm |
重量 | 2.5kg |
ミル形状 | コーン式 |
コード長さ | 1.3m |
付属物 | ブラシ・スプーン |
最大容量 | ホッパー240g / コンテナ130g |
挽目調整 | 10段階(1段階ごとの間でも、細かな調整が可能) |
レビュー
それでは、以下ポイントに分けてレビューをしていきます。
本体説明
外観
正面
側面
丸みを帯びてすっきりした形状に、モノトーンの色合いが洗練された印象を与える、おしゃれなデザインです。
そして、幅も12㎝と狭いため、キッチンの隙間などにも置きやすいサイズ感がとてもgood。
スイッチ周辺
挽くためのスイッチと、分量調整のスイッチのみとシンプルです。
本体パーツ
以下、それぞれのパーツを外すことができます。
これが本当に良いんです…!
取り外せるパーツ
・ホッパー(=豆のタンク部分)
・ミル(および吐出口パーツ)
・トレー
・キャニスター
ホッパーについて
最大容量は240gとのことで、市販でよくある200gが十分入るため安心!
ホッパーに豆をたっぷり入れておき、飲むタイミングで適宜挽く、といった使い方もバッチリ可能です。
ホッパーには適度な傾斜がついており、下に豆が流れていくようになっています。
なお、ホッパーの蓋の裏にはブラシやスプーンがついています。
(私は頻繁に取り外して破損したりするのが嫌で、ほぼ使用していません)
ミルについて
ミルは金属製のコーン式で、しっかり挽いてくれます。
3年使用していますが、まったく気になるところがありません。安心して使っています。
キャニスターについて
挽いた豆をそのまま保管できるキャニスターが付属。
豆の吐出口にぴったりはまるので、挽いた豆を散らかすことなく容器に入れて保存できます。
一気に挽いて、忙しい朝や騒音を立てたくない夜などに、粉からコーヒーを飲む、といった使い方に適していると思います。
操作方法
淹れ方
1 ホッパーに豆を入れる
蓋を外して、タンク部分に豆を入れます。
2 挽目を調整する
豆の吐出口のダイヤルを回して、挽目を調整します。
通常のペーパードリップですと、「7」前後で普段飲んでいます。
(エスプレッソだと細かい「1」、コーヒープレスだと粗い「10」で挽きます)
3 杯数を指定する
本体前面の左右のボタンを押すと、分量(杯数)が指定できます。
最大5杯分まで一度に挽くことが可能です。
※参考として、普段私は3杯分の設定で、500ml前後のコーヒーを淹れています。
4 挽く
分量が指定できたら、中央のボタンを押すことで、挽くことができます。
5 完成
粒度により多少の時間差がありますが、ちょっと待つと挽き終わります。
なお、参考として、以下の写真の左が「1」(細かい)で、右が「10」(粗い)になります。
所感
魅力
魅力1 手入れがラク!
このポイントが、Cores「CONE GRINDER C330」の最大のポイントだと考えています。
手入れがしやすい・きれいにしやすいということは、本体のなかに残留する、雑味の原因となる古い豆を除去しやすい、ということです。
既に述べたように、コーヒーを淹れる際に豆が触れるところ汚れがつくところをしっかり外すことができ、簡単かつ清潔にお手入れができます。
また、本体の構造として、「直下式構造」になっています。これは豆が入ってくところから出ていくところまでが一直線上にあり、挽いた豆が下に落ちやすい構造ということですね。
中をきれいに保つことが、おいしいコーヒーのドリップにつながっていきます。
毎日おいしくコーヒーを楽しむために、とても重要なポイントです。
魅力2 おしゃれさ・コンパクトさ
まず、奥に長い構造になっており、幅12センチで設置できるコンパクトさがとても魅力的。
機能やメンテナンス構造を考えると、相当すっきりした見た目になっていると思います。
置くだけで様になるおしゃれなデザインも、どこにでも置ける点に一役買っています。
魅力3 金属製のコーン式ミル
既述の内容ですが、金属製のコーン式ミルでしっかり挽いてくれます。
樹脂製の刃やプロペラ式のものと比べると、やはり挽き上がりの仕上がりの良さを感じます。
粒度を変えてエスプレッソやコーヒープレスも楽しめますし、当たり前に感じてしまうような点ですが、道具として使う根底の部分がしっかりしているところに、安心感を感じます。
注意点
注意点1 キャニスター
このキャニスターはあくまで短期的な保管用途になると思います。
まず、フタと容器の間にはパッキン等が設けられていません。極端に言うとフタは「乗せるだけ」くらいの感覚で、しっかり密閉されるわけではないです。そのため、長期の保存にはそこまで向いていないという印象です。
また、フタまでついた容器ですので、例えば「豆を挽いたら、そのまますぐにドリッパーに入れる」といった用途にはあまり適していないと感じます。
挽いたらすぐにドリップに移れるような、気軽に使える容器が付属しないので、別途カップ等を購入するのがおすすめです。
ちなみに、私は「挽いてすぐに淹れる」ために、下記の金属製カップを購入しました。
さっと取り出して、そのままドリッパーへ豆を入れられます。
金属製で本体の見た目にも合うし、高さも吐出口ギリギリまで高いので、豆が散らかりにくい!
ばっちりぴったりな製品です。
注意点2 パーツが外せるということ
パーツが各所外れるので、紛失や破損に注意です。
特に、吐出口の部分の黒いパーツですが、私が確認している限り、このパーツが外れていると、豆を挽けないつくりになっています。(ボタンを押しても反応しない)
安全のための設計であると思いますが、紛失・破損時はコーヒーが挽けなくなってしまい大変ですので、ご留意を。
注意点3 音
駆動時は当然ですが音が生じます。それなりにゴリゴリと挽く音とモーター音が発生しますので、特に集合住宅での夜間の使用は、気を遣うことになるかと思います。
※とはいえ、この要素は今回の製品に限らずほかの電動ミルでも同じく注意する要素だと思いますので、静音目的のマット等を敷く、夜遅くは手回しミルにする、等々でコーヒーを楽しめればよいのかなと思います。
まとめ
以上、Cores「CONE GRINDER C330」のレビューでした。
メンテナンス性がとても高いのが魅力で、本体をきれいにしやすく美味しいコーヒーを飲めます。文字通り毎日使うのにぴったりなコーヒーミルです。
3年間頻繁に使用していますが、まったく問題なく安心して使えており、これからのコーヒーライフにも、全面的に使っていきたいと思っています。
最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!