コーヒー器具

【レビュー】 使い込むほどに味が出る!長年愛用できる銅製ドリッパー|Kalita CU102

2024年12月5日

Kalita CU102 外観

こんにちは、たけもとです。

今回はKalitaのドリッパー「CU102」をレビューします。

使用して8年ほどになるのですが、使い込むほどに味が出て、今やハンドドリップの時には欠かせない一品になりました。

自身のコーヒーライフを長い間一緒に共にしてくれる、愛着のわくアイテムです。

ぜひ、最後までご覧ください。

概要

アピールポイント

こちらのCU102は銅製のドリッパーとなります。銅製であることの特徴やポイントを以下まとめます。

アピールポイント
・軽くて耐久性が高い
・熱伝導率が高く、抽出時にドリッパーがすぐに温まる
・雰囲気が良い!

すべて大事な要素ですが、やっぱり丈夫で長く使えることが最大の魅力だと私は思います。割れたりする心配がなく、安心して使い続けることができます。それに加えて、雰囲気の出る見た目で、淹れるたびに気分も高まります。

長年のコーヒータイムの数あるドリップで、気に入った道具を毎回使っていけると思うと幸せですし、価格は少し値が張りますが…というか、だからこそ、良い買い物だったと思っています。もうすでに十分満足して使えていますし、今後も長く使っていきたいと感じているアイテムです。

ラインナップ

今回の「102-CU」は銅製の2~4人用になります。

サイズや材質により、別のラインナップもあります。Kalitaはドリッパーとサーバーで同じサイズのもので合わせる必要があります。(102のサーバーであれば、102のドリッパーを使う、といった具合。)希望のサイズ・材質であるかご確認の上ご購入を…!

レビュー

それでは、以下ポイントごとに見ていきます。

本体外観について

側面。メーカー名と品番が記載されています。使用して8年になり、良い具合に錆やキズができてしまっています。

裏面。左側には微妙に波打っている凹みがあります。引っ越しの際に少し潰れたところを、自分で直したところです。それもまた思い出の一つ。。。ちなみに、内側にはサーバーに安定しておくためかと思われる、円状の突起があります。同じサイズのKalita製のサーバーでないと、この突起が干渉してしまうので、サーバーと合わせる際はご留意ください。

サーバー

Kalitaの102サーバーと。同じメーカーのシリーズ品ということでピッタリはまります。

なお、この102サーバーもかなり気に入っています。このサーバーは安くて、500mlと容量も十分で、容量のメモリもしっかり設けられていて、そしてシンプルで使いやすい。(ガラス製の本体に樹脂製のハンドル、ということで、サーバーは消耗品の認識でおり、破損などでの買い替えはしています。)サーバーはこちらをずっと使っていこうと思っています。

ドリップペーパー

こちらも、ドリッパー、サーバーと合ったサイズのものを。Kalitaの102のペーパーが無難に安心です。(100均とかで売っているペーパーでもサイズが合っていればもちろん可。台形なのでかなりポピュラーだと思います。)

ドリップ

上記のペーパーをはめて、コーヒーの粉を入れ、お湯を注ぎます。

淹れている間も気分が高まります。すぐにドリッパー本体が熱くなります。ハンドルには樹脂のカバーがついていて、ドリップ終わりにもしっかり持つことができます(ちょっとは熱くなるけど。)

そして無事にドリップ終了。おいしいコーヒーを楽しめます。

所感

8年使用してみて

ほかのドリッパーもあれこれ試したのですが、8年ちゃんと使い続けたのはこれでした。

味わいも好きで、淹れている間も楽しく、ドリッパー自体もしっかり長く使える。使っている間に徐々に錆やキズも増えてきましたが、むしろもっと増えていくのが楽しみです。

味の違いは、正直素材によってそこまではっきりとは出てこないかと思います。ただ、陶器のものに比べると、温める手間なく使えるスピーディーさ・手軽さというのは、はっきりとしたメリットになるかと考えていますし、長期的な使用という意味では、樹脂製などに比べても優れています。

補足:KalitaとHARIOの比較

購入する上では、Kalitaの味が好きか、というところも非常に大事なポイントになります。HARIOのV60が世界的に有名であるのと、同じく銅製やステンレス製のドリッパーを出していますので、大きな比較対象となるかと思います。

大まかに言うと、下記のように大別できます。

KalitaとHARIOのドリッパーの違い
・Kalita:小さな穴が3つ開いている構造→ある程度のドリップ速度のコントロールもできるが、基本的にはじっくり目に淹れる形になる。
・HARIO(V60):大きな穴が一つ空いている構造→注ぐ湯量で、速くスッキリとした味で淹れるか、じっくり淹れるかのコントロールできる余地がより広い(より振れ幅が大きい)

私はじっくりと味を引き出した、ボディ感のあるこってりとした味わいのコーヒーが好きです(日本風な味わいのコーヒーとでも言えるでしょうか。)この味を安定して出せるのはKalitaの方だと思い、実際に気に入っていたため、購入に至りました。(一方で、比較するとHARIOはスッキリとキレのよい味わいになる傾向にあると感じます。)

上記の二つ以外にもコーノやメリタも有名どころのメーカーではありますが、バランスが取れているのはこのKalitaかHARIOがまず挙げられると思います。まずは樹脂や陶器のドリッパーで試しつつ、どちらの味がよいか比べて、自分に合った味を見つけたいですね。

まとめ

以上、Kalitaのドリッパー「CU102」のレビューでした。

私は社会人となった初めの年に、このドリッパーを購入しました。当時からコーヒーが好きで、あれこれハンドドリップをしたりして比べた結果、やはり自分にはKalitaだなと感じ、思い切って購入したアイテムになります。それから愛用してきたものになりますが、今後もずっと使っていきたいと思っている道具です。

Kalitaの味が好きだと確信を持った暁には、ぜひ手にしてみていただくのをおすすめします。手に入れることできっと、長年のコーヒーライフを共に過ごしてくれます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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