こんにちは、たけもとです。
今回はKalitaのドリッパー「CU102」をレビューします。
使用して8年ほどになるのですが、使い込むほどに味が出て、今やハンドドリップの時には欠かせない一品になりました。
自身のコーヒーライフを長い間一緒に共にしてくれる、愛着のわくアイテムです。
ぜひ、最後までご覧ください。
概要
アピールポイント
こちらのCU102は銅製のドリッパーとなります。銅製であることの特徴やポイントを以下まとめます。
アピールポイント
・軽くて耐久性が高い
・熱伝導率が高く、抽出時にドリッパーがすぐに温まる
・雰囲気が良い!
すべて大事な要素ですが、やっぱり丈夫で長く使えることが最大の魅力だと私は思います。割れたりする心配がなく、安心して使い続けることができます。それに加えて、雰囲気の出る見た目で、淹れるたびに気分も高まります。
長年のコーヒータイムの数あるドリップで、気に入った道具を毎回使っていけると思うと幸せですし、価格は少し値が張りますが…というか、だからこそ、良い買い物だったと思っています。もうすでに十分満足して使えていますし、今後も長く使っていきたいと感じているアイテムです。
ラインナップ
今回の「102-CU」は銅製の2~4人用になります。
サイズや材質により、別のラインナップもあります。Kalitaはドリッパーとサーバーで同じサイズのもので合わせる必要があります。(102のサーバーであれば、102のドリッパーを使う、といった具合。)希望のサイズ・材質であるかご確認の上ご購入を…!
ほかラインナップ例
・ステンレス製(2~4人用):「SS102」
・銅製(1~2人用):「CU101」
レビュー
それでは、以下ポイントごとに見ていきます。
本体外観について
側面。メーカー名と品番が記載されています。使用して8年になり、良い具合に錆やキズができてしまっています。
裏面。左側には微妙に波打っている凹みがあります。引っ越しの際に少し潰れたところを、自分で直したところです。それもまた思い出の一つ。。。ちなみに、内側にはサーバーに安定しておくためかと思われる、円状の突起があります。同じサイズのKalita製のサーバーでないと、この突起が干渉してしまうので、サーバーと合わせる際はご留意ください。
サーバー
Kalitaの102サーバーと。同じメーカーのシリーズ品ということでピッタリはまります。
なお、この102サーバーもかなり気に入っています。このサーバーは安くて、500mlと容量も十分で、容量のメモリもしっかり設けられていて、そしてシンプルで使いやすい。(ガラス製の本体に樹脂製のハンドル、ということで、サーバーは消耗品の認識でおり、破損などでの買い替えはしています。)サーバーはこちらをずっと使っていこうと思っています。
ドリップペーパー
こちらも、ドリッパー、サーバーと合ったサイズのものを。Kalitaの102のペーパーが無難に安心です。(100均とかで売っているペーパーでもサイズが合っていればもちろん可。台形なのでかなりポピュラーだと思います。)
ドリップ
上記のペーパーをはめて、コーヒーの粉を入れ、お湯を注ぎます。
淹れている間も気分が高まります。すぐにドリッパー本体が熱くなります。ハンドルには樹脂のカバーがついていて、ドリップ終わりにもしっかり持つことができます(ちょっとは熱くなるけど。)
そして無事にドリップ終了。おいしいコーヒーを楽しめます。
所感
8年使用してみて
ほかのドリッパーもあれこれ試したのですが、8年ちゃんと使い続けたのはこれでした。
味わいも好きで、淹れている間も楽しく、ドリッパー自体もしっかり長く使える。使っている間に徐々に錆やキズも増えてきましたが、むしろもっと増えていくのが楽しみです。
味の違いは、正直素材によってそこまではっきりとは出てこないかと思います。ただ、陶器のものに比べると、温める手間なく使えるスピーディーさ・手軽さというのは、はっきりとしたメリットになるかと考えていますし、長期的な使用という意味では、樹脂製などに比べても優れています。
補足:KalitaとHARIOの比較
購入する上では、Kalitaの味が好きか、というところも非常に大事なポイントになります。HARIOのV60が世界的に有名であるのと、同じく銅製やステンレス製のドリッパーを出していますので、大きな比較対象となるかと思います。
大まかに言うと、下記のように大別できます。
KalitaとHARIOのドリッパーの違い
・Kalita:小さな穴が3つ開いている構造→ある程度のドリップ速度のコントロールもできるが、基本的にはじっくり目に淹れる形になる。
・HARIO(V60):大きな穴が一つ空いている構造→注ぐ湯量で、速くスッキリとした味で淹れるか、じっくり淹れるかのコントロールできる余地がより広い(より振れ幅が大きい)
私はじっくりと味を引き出した、ボディ感のあるこってりとした味わいのコーヒーが好きです(日本風な味わいのコーヒーとでも言えるでしょうか。)この味を安定して出せるのはKalitaの方だと思い、実際に気に入っていたため、購入に至りました。(一方で、比較するとHARIOはスッキリとキレのよい味わいになる傾向にあると感じます。)
上記の二つ以外にもコーノやメリタも有名どころのメーカーではありますが、バランスが取れているのはこのKalitaかHARIOがまず挙げられると思います。まずは樹脂や陶器のドリッパーで試しつつ、どちらの味がよいか比べて、自分に合った味を見つけたいですね。
まとめ
以上、Kalitaのドリッパー「CU102」のレビューでした。
私は社会人となった初めの年に、このドリッパーを購入しました。当時からコーヒーが好きで、あれこれハンドドリップをしたりして比べた結果、やはり自分にはKalitaだなと感じ、思い切って購入したアイテムになります。それから愛用してきたものになりますが、今後もずっと使っていきたいと思っている道具です。
Kalitaの味が好きだと確信を持った暁には、ぜひ手にしてみていただくのをおすすめします。手に入れることできっと、長年のコーヒーライフを共に過ごしてくれます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。