こんにちは、たけもとです。
今回はKindle Unlimitedという電子書籍の読み放題サービスについて、解説します。
私も使用して5年以上になりますが、月額費用に対して得られるものがとても多く、今では手放せないサービスとなっています。
概要から他サービスとの比較など、細かいところまで説明していきます。最後までぜひご覧ください。
Kindle Umlimited とは
サービス概要
Kindle UnlimitedはAmazonが提供する電子書籍の読み放題サービスになります。
200万冊もの書籍が読み放題の対象で、いくら読んでも月額980円(税込)という破格のコストパフォーマンスを誇っています。
ジャンルも、ビジネス書、小説、雑誌、マンガ、実用書…と幅広く、どんな方でも楽しめる電子書籍サービスとなっています。
対応している端末
お手もとのスマホでの閲覧が可能です。そのほか、タブレットやPC、Amazonで提供しているKindle専用端末でも読むことができ、より快適に閲覧が可能です。
Kindle対応端末
・スマホ
・タブレット
・PC
・Kindle専用端末(Kindle PaperWhite等)
Prime Readingとの違い
Prime Readingも対象書籍は借り放題、というサービスですが、以下が大きな違いとなっています。
Prime Reading | Kindle Unlimited | |
料金 | Prime会員は無料 (Primeサービス内に含まれる) | 月額980円(税込) ※Primeサービスとは別途費用 |
対象書籍数 | 1000冊以上 | 200万冊 |
一度にレンタルできる数 | 10冊 | 20冊 |
Primeサービスに加入していればPrime Readingは無料で使用できます。Kindle Unlimitedは980円/月の費用は生じるものの、対象書籍が大幅に増えることが大きなポイントです。また、一度に借りられる本の数も、Kindle Unlimitedの方が多くなっています。
料金について
料金プラン・支払い方法
Kindle Unlimitedは、月額費用は税込980円。(月額プランのみで、年間プラン等はありません。)
初回申し込み限定の30日間無料体験や期間限定の割引キャンペーン(不定期)で数カ月間は料金が安く済むケースもあります。
また、下記の支払方法に対応しています。
Kindle Unlimited の支払方法
・クレジットカードまたはデビットカード
・あと払い(ペイディ)
・PayPayアカウント
・携帯決済(d払い、au、SoftBank)
・Amazonギフト券残高
※プリペイドカードやAmazonポイントなどによる支払いには非対応
備考:安くなる購入方法
以下、お安く登録できる方法の概要のまとめとなります。
Kindle Unlimited を安く登録する方法
・無料体験(初回登録の方のみ)
・キャンペーン(不定期開催)
・Kindle端末やFireタブレットの購入特典
キャンペーンは、「3カ月99円」「2カ月0円」などが過去に開催されており、かなりお得に使えるケースが多いです。ただし、不定期開催となるため、HPにアクセスして情報をご確認ください。特にプライムデーやブラックフライデーといったイベントの際はチェックしておきたい。(「12カ月以内にはキャンペーンを参加していないこと」といった条件があるケースがあるので、対象条件も要チェックです。)
また、Kindle端末やFireタブレットの購入特典は、所定の月数が無料で読める形となっており、これから端末も一緒に手に入れるという方は積極的に使いたいですね!
なお、始めて登録するという方は、無料体験キャンペーンを随時ご使用いただけます。最初の30日間が無料で使用でき、解約もいつでも可能です。まずはどんなものか試してみたい、という方も、安心して体験を始められます。
メリットと留意点
メリット
幅広いジャンル・多くの書籍を手軽に持ち運べる
最大の特徴は何といってもこれ。
他の電子書籍でも同じことがいえますが、Kindle Unlimitedは読み放題対象が2万冊と豊富であること、ジャンルも幅広いことが他サービスに比べた時のメリットになっています。
ビジネス書や小説といった文字ベースの書籍も、マンガや雑誌や実用書といった画像が多い書籍も、幅広く楽しむことができます。
日頃から読書の習慣のある方、たくさん読書をして勉強したい方、雑誌やマンガなども幅広く楽しみたい方、すべての方にお勧めできるサービスです。
マーカーを引ける&端末間での連携が可能
Kindleで本を読む際、マーカーを引くことができます。カラー表示に対応している端末であれば、4色のマーカーを使い分けられます。
そして、さらに便利なのが、読み進めた箇所や、マーカーを引いた箇所を端末間で連携することができます。
例えば外出先でスマホでマーカーを引いたあと、自宅でタブレットやPCを使ってマーカーを引いた箇所を改めて読む、といった使い方ができます。(私は外出先ではマーカーを引きながら読んだところを、家でPCで読み返して、要点をまとめたりメモをしたりしています。)
特にビジネス書を効率的に・効果的に読みたいという方に、非常におすすめな機能になります。
補記
マーカーを引けるのはビジネス書や小説といった文字ベースの書籍になります。(雑誌やマンガは文字でなく画像と判断されて、セリフなどにマーカーを引くことができない)
留意点
一度に借りられる本の数は20冊まで
Kindle Unlimitedでは、読み放題の本をレンタル形式で読む形になりますが、一度に借りられるのは20冊までとなります。
幅広いジャンルの本を借りられるKindle Unlimitedだからこそ、雑誌・マンガ・小説…と借りたままの「積ん読状態」になったりすることもありますね(笑)読んだ本を返却すればまた借りることができるので、そこまで問題にはなりませんが、使用時の留意点として挙げさせていただきます。
補記
自分で代金を払って購入したKindle書籍は、この冊数上限には含まれません。ずっと読みたい、という本があれば、Kindle書籍を購入する・実際に本を購入して手元に置くのがおすすめです。
定期的にUnlimited対象商品が入れ替わる
読み放題対象作品となっていた本が、後日、読み放題対象外となることもよくあります。
読み放題対象である期間のうちに借りておくと、その本が読み放題対象外に変わったとしても、返却しない限りは読むことが可能です。ただし、一度返却すると読み放題対象外の本は借りられなくなってしまうので注意しましょう。
上記の20冊制限があるため、同じ本をずっと借り続けていると、その分新しく借りられる本数は少なくなります。(もちろん返却すれば、新たに借りることは可能です。)個人的には、一度読んだ本は、大事なところだけでも本やメモアプリなどに移して、また新しく本を借りるのがおすすめです。
接続可能な台数は最大6台まで
端末間で同じアカウントで読み進めたところやマーカーを引いた箇所を連携できるのですが、最大6台までとなります。私個人としては、スマホ、タブレット、Kindle端末、自宅PCと4台で連携していて十分すぎるほどなのですが、これ以上の端末間で連携をイメージされている場合は留意点となります。
Kindle を使ってみて
Kindle Unlimitedのサービスについて
端的に、月額980円に対して読める量を考えると、コストパフォーマンスは破格のひとことです。
私の場合、ビジネス書を中心に読むのですが、1冊1500円前後する本が多いため、月に1冊読むとなればそれだけで元がとれます。それに加えて雑誌も、モノクロや家電批評、ターザンやファッション誌といった書籍を月ごとに読むことができます。(雑誌はビジネス書のように急に対象外になった、というパターンが少なく、定期購読のように毎月読めているのがほとんどで、これも好印象です。)
マンガは最初の3巻だけ読み放題対象で、それ以降は別途購入、となるパターンが多いです。実際にその本が好きかどうか確かめる、という意図で使用する分には十分すぎるかと思います。
ビジネス書や小説においても、まずはKindle Unlimitedで読んでみて、2回も3回も読みたい良書は本として買う、といった使い方もしています。おおよその本は1回読んでメモすれば十分といったケースが多いため、返却して次の本を借りるローテーションも作りやすく、20冊上限もそこまで気になりません。
総じて、Kindle Unlimitedを始めて、得られる情報が格段に増えた体感があります。
おすすめの端末について
様々な端末で閲覧可能であることもKindleの強みなのですが、個人的なおすすめ端末は、「iPad Mini/8インチタブレット」か「Kindle専用端末」のどちらかになります。
スマホ | iPad Mini/8インチタブレット | Kindle専用端末 | iPad/10インチ以上のタブレット | PC | |
持ち運びやすさ・操作のしやすさ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | × |
読みやすさ | △ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 |
カラー表示 | 可能 | 可能 | 不可 | 可能 | 可能 |
画面 | 液晶 | 液晶 | 電子ペーパー | 液晶 | 液晶 |
ほかのアプリの使用=通知が来るか | あり | あり(ネット接続時) | なし | あり(ネット接続時) | あり |
iPad Mini/8インチタブレットは、持ち運びやすさと見やすさのバランスが取れていること、それに加えて、カラー表示ができることがメリットです。雑誌もカラーで読めますし、カラーマーカーを使用できるので、ポイントごとに色を変えてチェックしたい方はこちらがおすすめです。
また、Kindle専用端末のメリットは電子ペーパーを使用しており、液晶画面に比べて目が疲れにくいことが挙げられます。加えて、スマホのようなアプリがないため、通知もなく集中して書籍を読めます。カラー表示ができないところがデメリットですが、小説やビジネス書、マンガといったモノクロで読める書籍がメインの場合は、Kindle専用端末は集中して読めるおすすめの端末となります。
おすすめ端末
・iPad Mini/8インチタブレット:カラーマーカーを使用したい場合、雑誌などをカラーで読みたい場合
・Kindle専用端末:小説やビジネス書を長時間読みたい場合、通知を気にせず集中して読みたい場合
※なお、家でゆっくり雑誌を読みたいという方でしたら、「iPad/10インチ以上のタブレット」もおすすめです。
もちろんスマホでも閲覧が可能ですので、まずは試しに読んでみたいという方はスマホからお試しいただくのが良いかと思います。
ビジネス書の読み返しやすさ・学びやすさについて
既に述べてきた内容になりますが、Kindleは端末間でマーカーを引いた箇所が、端末間で連携できます。特に、カラー対応の端末の場合、使い分けた色まで連携されます。色ごとに、マーカーを引いた箇所をピックアップして後から読み返すことができます。これが本当に便利!
特にビジネス書の読み返しや、要点整理の際に、とても役立っています。一度読んだ本のポイントを手軽に再度読めるため、インプットにも大変適しています。
まとめ
以上、Kindle Unlimitedについての解説でした。
幅広いジャンルで豊富な冊数が対象となっており、実際に使ってみた印象として、想像以上の書籍が読み放題の対象になっていることに驚きました。
特に、これまで使用したことがない方は、30日間無料の体験が可能です(いつでも解約可能)。スマホからでも読むことができますので、気になった方はぜひお試しください。
読書がより身近になる、非常におすすめのサービスでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。