こんにちは、たけもとです。
本記事は、Bambu Lab A1 Miniの0.2mmノズルの比較レビューとなります。
本体購入時に付属する0.4mmのノズルに比べると、印刷速度が遅い代わりに細かな表現に向きます。
具体的に写真等で比較しながら、どのくらいの違いがあるのか、見ていきたいと思います。
ノズルの交換をすると、作るものの表現の幅が広がることを実感しました。ぜひ最後までご覧ください。
はじめに
0.2mmノズルのおすすめの用途
先に結論を述べると、下記のような具合です。
おすすめの用途
・薄く小さいもの
・表面に細かな表現が求められるもの
(文字を記載した印刷物や、模型など)
向かない用途
・厚みや丈夫さが求められるもの(台やケースなど)
・幅広い素材での印刷
・短時間での印刷
端的に言うと、繊細・細かな印刷に向く一方で、大きなモノの印刷には相当な時間を要します。
ノズルの購入について
今回のレビューは、0.2mmノズルのBambu Lab純正品(ステンレススチール)で、公式ストアから購入いただけます。
Amazon等では下記サードパーティー品は販売されていますが、仕様は異なります。
それでは以下、詳細について触れていきます。
A1 Mini 0.2mmノズル 印刷レビュー
印刷物の比較
写真を交えて、それぞれの仕上がりを比べていきます。
各写真の左が0.2mm、右が0.4mmとなります。
(樹脂の色が白いので、線などが極力見やすいよう暗めの写真になっています。)
例1:船(プリセットデータ)
まずは本体のSDカード内に入っていたプリセットデータから印刷。



まず、0.2mmの印刷が乱れていますね。
この乱れは、プリセットデータのままで0.2mmノズル向けに調整されていないのが原因。(失敗例でスミマセン)
表面を見比べても、使い古したセーターの毛羽立ちを感じさせる仕上がりになっているほか、平面部分もスッカスカになっています。
同じデータでも調整をかけないとこうなる、ということが良くわかりました。
例2:ロボット模型(Bambu Studio)
続いて、Bambu Studioでダウンロードした印刷データの比較。


こちらは0.2mm/0.4mmノズル向けにそれぞれ調整しているため、しっかり印刷することができています。
特に2枚目が分かりやすいですが、0.2mmノズルの方が、エッジがシャープ・文字など細かな凹凸がはっきりしていたり、平面部分が平滑になっている(=積層痕が目立たない)など、より精緻に表現できています。
印刷時間の比較
以下、それぞれの印刷時間を整理します。
| 0.2mmノズル | 0.4mmノズル(標準) | |
|---|---|---|
| 例1:船(プリセット) | 約20分 | 約20分 |
| 例2:ロボット模型 (Bambu Studio) | 2時間24分 | 46分 |
船の方は調整がかかっていないため印刷時間が同じでした。(その分、印刷が乱れています。)
一方、しっかり設定できたロボット模型の方は、3倍以上の時間がかかっています。
0.2mmノズルのメリット
改めて、0.2mmノズルのメリットは下記のようにまとめられます。
メリット
・エッジがシャープになる
・文字など細かい凹凸がはっきりする
・積層痕が目立たず、平面が平滑になる

細かいものの制作や、表面をきれいに仕上げたいときに向くノズルです。
0.2mmノズルの留意点
印刷に時間がかかる
0.4mmノズルに比べて印刷時間がかなりかかります。
例2は10gほどの小型の印刷物でしたが、大きい印刷物だと、より顕著になります。
※参考として、ランプキットを制作した際に、同じくらいのサイズ感の印刷物で、4時間40分→20時間と大幅に増えています。
印刷物のサイズや目的に応じて、使い分けたいところですね。
使用できる素材が制限される
0.4㎜ノズルで印刷できていた素材のうち、一部非推奨となっているものがあります(下記の表を参照)。
一般のPLAは問題なさそうですが、それ以外の素材で印刷する際は、ご留意ください。

引用元
ノズル付きホットエンド - A1 シリーズ 商品ページ
0.2mmノズル おすすめの用途
おすすめの用途
・薄く小さいもの
・表面に細かな表現が求められるもの
(文字を記載した印刷物や、模型など)
向かない用途
・厚みや丈夫さが求められるもの(台やケースなど)
・幅広い素材での印刷
・短時間での印刷
まとめ
以上、Bambu Lab A1 Miniの0.2mmノズルの比較レビューでした。
時間はかかるけれど、細かな表現をしたいときに適したノズルでした。1本持っておくと、用途に合わせて印刷手段を選べますよ。
また、使ってみた印象としては、主に小型のものを印刷するであろうBambu Lab A1 Miniとは用途面での相性が良さそう。
この意味でも最初の交換ノズルの1本に、0.2mmはおすすめできるなと感じました。
今回の比較が、皆様の参考になれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。下記の関連記事も、どうぞご覧ください。
関連:ノズル交換の手順について
ノズルの交換手順については、下記の記事で解説しています。
関連記事
・〈基本レビュー編〉3Dプリンターの最高の入門機!誰でもモノ作りを楽しめる!
・〈セッティング編〉設定から印刷まで手順を解説。設置は安定性のある場所に!
・〈フィラメントの選び方編〉機器に対応した・目的に合った素材を選択する
・〈フィラメント追加編〉登録がない製品は公式サイトからプロファイルをダウンロード
・〈Bambu Studio基本編〉データ取得から印刷まで、幅広い用途のスライサー
・〈Bambu Studio基本編2〉外部データの印刷|拡張子を確認しよう
・〈0.2mmノズル比較編〉細かな表現が可能!時間を使った丁寧な印刷向け
・〈ノズル交換方法編〉器具不要で簡単!しかし本体設定まで忘れずに。
・〈ランプキット制作編〉作り方は簡単でも高い完成度!別のデザインも試したい
サードパーティー品↓。純正品は公式ストアから購入可能。
