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【追加レビュー】Keys To Go 2~接触不良(?)対策編~突然接続が切れる現象について

2024年10月9日

Keys-to-go-2 の電池が格納されているトレーが入るところ

こんにちは、たけもとです。

Logicoolの新作ワイヤレスキーボード、「Keys To Go 2」は手放しの大絶賛アイテムで、購入後頻繁に使用していました。

しかし、突然接続が悪くなり、思ったように入力できない場面があります。(それも頻繁に…!)

電池交換編に加えて、さらに追加レビューとして、共有したいと思います。

障害について

はじめに ~目まぐるしく切り替わるキーボード~

Keys To Go 2での入力時、突然接続が切れて、iPad本体のキーボードに切り替わってしまうことがあります。

障害時の挙動
・Keys to go 2の入力が効かなくなる
・最後に入力した(と認識された)文字が↑の画像のように連続でダ―――――っと入力される
・それと同時に、iPad本体のキーボードが画面にポップアップする(切り替わる)
・そして数秒後、接続が回復したのか、iPad側のキーボードが戻る…

作業の中断を余儀なくされるので、これがなかなかストレスになります…しかも、たまに起こる、といったレベルではなく、結構頻繁に起こります(ひどいときは10~20秒に1回ほど)

ほかの掲示板のようなサイトを見ても同様に、接続不良を感じている方がいらっしゃるようでした。なんとかできることをして改善したいところです。

対策の方針

考え方としては下記の2通りあると思います。

障害の要因として考えられるもの
無線接続不良:Bluetoothの接続が悪い。周囲からの影響もありチャタリングが発生している。
接触不良:物理的にキーボード本体内で、電池からの電流がうまく流れていない。

一旦、電源を入れた時~障害時の挙動などを改めて整理すると、

【挙動】
・まず、電源を入れた際の挙動として、左上のキーのランプが光る。その後、右上の電源ランプ(緑色)が光る。
・接続が途切れたタイミングで、試しに左上の切り替えのキーを押してみても、反応がない。
・接続が回復したタイミングで、左上のキーのランプが光る。その後、右上の電源ランプが光る(=電源を入れた時と同様)

【その他】
・1人で入力していても障害が発生する。(周囲の通信の問題ではない?)
・掲示板サイトでも、接触の不良とみなして、アルミホイルを噛ませて対応した、という事例あり

上記より、「接続が切れている時には、本体の電源そのものが切れている」と見込んで今回は、②の接触不良に目を向けていきたいと思います。

対策

接触部分の確認

まずは電池部分が本体にどのように接触しているか、通電にかかわる構造を確認します。

電池トレー。本体側の中央部分が金属の金具になっています↓

本体側。奥まったところの中央部に接触端子が見えます↓

作業メモ
電池部の中央、および本体側の奥の中央部に、それぞれ接触面があり、ここを介して電力が伝わっている。

こうして見てみると、なかなかにシンプルな構造ですね。

通電部分の構造について

簡単に絵にすると…

こんな具合で、金具(緑のところ)どうしが接触して、通電している形になります。

けれど上からトレーをはめ込んで格納する構造なのに、見たところ、本体側にはバネのような接触を促す構造も無いようで、簡素な印象でした。

ということで、簡単にはなりますが、本体側の金具の先端を起こすことで対策をしてみます。先の細い棒でひっかけて引っ張る具合です。こうすることで、電池トレーとの接触を極力確実にさせようという算段です。

その後、電池トレーを差し込んで、ネジで留めて、作業完了です。

作業後…

入力は改善されたか

まず、障害がおこる頻度はだいぶ少なくなったような印象です。

完全に発生しない…とまではいきませんが、回数がそれなりに減ったように感じられています。

(1人の時も、外で周りに人がいる環境でも試してみましたが、目立った差はないかなと。そういう意味では、多分接触の問題だったのかなと思っています。)

今回の作業について

本体側の金具を起こす」という単純な作業でしたが、本体の奥深くにあり、かつ薄い金具になりますので、不用意に行うと破損する可能性もあります。(また、何度も同じことをしていると、きっと金属疲労などにもつながるおそれがあるでしょう)

あくまで、今回の作業については、完全に自分の判断で行っており、また変化についても、処置を行った後の数時間の使用における、自分の印象となります。(作業の記録という形で共有させていただいておりますが、もし試される場合は、自己責任にて…!)

まとめ

以上、接触不良対策についての情報となります。

自分だけでなく、ほかの方でも同様の不良が発生しているようですが、単なる不良ではなく、製品の構造上発生してしまっているとしたら、残念な気持ちがあります。

まずはこのまま、安定して入力できるようになってくれればと願うばかりです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

レビュー:製品本編↓

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