こんにちは、たけもとです。
健康管理はしたいけれど、四六時中スマートウォッチをつけているのがしんどい
本当は、お気に入りの機械式時計やG-SHOCKをつけたい
スマートウォッチを使っている皆様は、こんなジレンマを感じたこと、ありませんか？
便利なのは分かっているけれど、手首の圧迫感、蒸れ、そしてファッションとの兼ね合い……。
スマートウォッチの「24時間装着」は、意外とストレスが溜まるものです。
そんな悩みの一つの解決案として、本記事では、スマートウォッチとスマートリングの併用について、まとめていきます。
スマートウォッチの使用をやめるのではなく、「つける時間を減らす」ことで快適さを手に入れる、そんな運用スタイルです。
結論から言うと、「日中はスマートリング、運動時だけスマートウォッチ」という使い分けが、快適に過ごしながらしっかりログを取る、最適な運用の一つとなります。
手首の自由を取り戻しながら、健康データもしっかり残す。そんな「いいとこ取り」のライフスタイルを始めましょう。
スマートウォッチ「だけ」の生活は、なぜ息苦しいのか
まずは、私たちがなぜスマートウォッチを「邪魔だ」と感じてしまうのか、その原因を整理しましょう。
原因①：寝るときの異物感（物理的に邪魔）
運動、そして睡眠の測定機能は、スマートウォッチの購入の大きな動機になるポイント。
しかし、そのために分厚い時計を手首に巻いたまま布団に入ることで、本末転倒な結果となることが多々あります。
着用時の感覚が気になって眠りにくい、寝返りを打ったら硬いケースが顔や頭に当たった、夏場などはシリコンバンドの下に汗をかいてむずむずする…
スマートウォッチを購入された方は、少なからず感じたことがあるのではないでしょうか。
「睡眠の質を上げるために着けているのに、そのせいで寝心地が悪くなっている」という状況が生まれているのです。
原因②：通知が多すぎる（精神的な邪魔）
スマートウォッチでは通知が見れるのが便利！と良く謳われています。
しかし、手首が振動するたびに思考や会話が強制的に中断される…このストレスは存外計り知れません。
スマホをポケットに入れていれば気づかずに済んだはずの些細なノイズまでが、リアルタイムかつ物理的な振動として手首に届いてしまうのです。
ある意味、常に誰かに肩を叩かれ続けているようなイメージかもしれません。
仕事に集中したい、家ではリラックスしたい…そう感じると、手首からデバイスを外したくなる感覚を覚えます。
原因③：TPOやファッションに合わない（手首の常時占有）
仕事の服を選ぶ人や、時計好き・ファッションに気を遣う人にとっては、これも「邪魔」と感じる大きな要因です。
スマートウォッチは、1台で生活・運動どこでも活躍できる一方で、愛用している腕時計・これから使いたい腕時計を使いにくくなってしまうことが課題。
結果として、スマートウォッチを否応なしに着ける、あるいは腕時計を付けた逆の手にスマートウォッチを着ける、というケースも。
この「左手首を常に占有される不自由さ」を邪魔と感じている可能性があります。
【解決策】「日中はリング、運動はウォッチ」のハイブリッド運用
そこで提案したいのが、「スマートリング」を主役に据えたハイブリッド運用です。
この「使い分け」を導入することで、ログを取りながらの生活が、劇的に快適になります。
次から、なぜ改善につながるのか、具体的なメリットを見ていきましょう。
はじめに：デバイスごとの特徴
はじめに、各デバイスの特徴を整理します。
| スマートウォッチ （腕時計型） | スマートバンド （リストバンド型） | スマートリング （指輪型） | |
|---|---|---|---|
| メリット | 通知の確認やアプリ操作がしやすく、かつ運動も睡眠も測定できる。 | スマートウォッチよりも本体が目立たず、かつ運動も睡眠も測定できる。 | 指輪型のデバイス。常時着用もしやすく、寝るときも邪魔になりにくい。 |
| 課題 | 寝る時にかなり邪魔。 人によっては通知も邪魔になる。 | 寝るときには少し邪魔になる。 人によっては通知も邪魔になる。 | 運動の測定は可能だが、機能・性能の物足りなさがある。 |
| ①睡眠時の快適さ | × | △ | ○ |
| ②通知からの解放 | × | △ | ○ |
| ③手首の自由度 | × | × | ○ |
| 睡眠の測定 | ○ | ○ | ○ |
| 日中活動の測定 | ○ | ○ | ○ |
| 運動の測定 | ◎ | ○ | △ |
| おすすめの用途 | 日常生活 運動 | 運動 （睡眠も邪魔でなければOK） | 睡眠 （運動は補助的） |
ポイントは、運動時（日常生活時）と睡眠時でデバイスを使い分けること。
1台で生活すべてに合うデバイスはなく、すべて1台でこなそうとすると無理が生まれます。
日中や睡眠時は目立たずログが取れるスマートリング、運動時は高い運動測定性能をもつスマートウォッチ、で使い分けるのがおすすめ。
メリット①：日常生活・睡眠時の測定がラク！
スマートリングはスマートウォッチに比べて、肌に接する面積が圧倒的に小さいです。
そのため着用感がとても軽減され、日常生活はもちろん、睡眠時も違和感なく、寝やすくなります。
邪魔だから無意識に外してしまう、ということもなくなり、毎晩の睡眠データをストレスなく、欠かさず記録できるようになります。
メリット②：腕が空くので腕時計を選べる
スマートウォッチだと24時間着ける必要性を感じますが、スマートリングなら常時腕が空きます。
運動時はスマートウォッチを着けて運動データを測定。
そして、それ以外の日中の時間は、お気に入りの腕時計を着けることができます！
- 「今日は仕事だから、革ベルトの腕時計で」
- 「休日はアウトドアだから、タフなG-SHOCKで」
その日の気分やTPOに合わせて腕時計を自由に選びつつ、指先ではしっかりと歩数や心拍数、コンディションを計測し続けることができます。
この「好きな時計を我慢しなくていい」という開放感は、一度味わうと戻れません。
メリット③：データは統合できるから「バラバラ」にならない
「デバイスを2つに分けたら、データ管理が面倒くさいのでは？」 「歩数が分散されてしまうのでは？」
そう不安に思う方もいるかもしれませんが、ご安心ください。
現在はスマホ側のOS標準のヘルスケアアプリがデータを統合するので、複数のデバイスを使っても問題ありません。
・iPhoneユーザー： 「ヘルスケア」アプリ
・Androidユーザー： 「Google Fit」
例えば、日中はスマートリングで計測し、ジムでのランニングだけスマートウォッチで計測したとします。それぞれのデバイスを「ヘルスケア」と連携設定しておけば、iPhone上では「1日の合計歩数」や「消費カロリー」として自動的に合算されます。
具体的にどのデバイスを選ぶべきか？
最後に、このハイブリッド運用を実現するために必要なアイテムを紹介します。
1. 日常生活・睡眠時：スマートリング
日常生活や睡眠のログはスマートリングで測定。
スマートリング特有のコンパクトさが、日常生活、そして何より睡眠時の快適な着用・ログ計測を後押しします！
腕が空くので、日中は好きな腕時計を着けていられるのも大きなポイント。お気に入りの腕時計で仕事・プライベートでの気分を高められます。
以下の記事で、健康管理向けのおすすめのスマートリングを詳しくまとめています。
iPhone向けと題打っていますが、Androidにもすべて対応しています！
2. 運動時：スマートウォッチ
すでにスマートウォッチをお持ちの方は、それを「運動専用」にしましょう。
もし、これから購入する場合は、スマートウォッチではなく「スマートバンド」で併用するのも、良い選択肢になります。
HUAWAI Band 10などのリストバンド型デバイス、すなわちスマートバンドは、5,000円～10,000円程度で購入できます。
それでいて、運動記録や消費カロリーの確認などはスマートウォッチと同じ感覚で行えるので、運動用とするなら非常にマッチしやすいデバイスです。
- 日中・睡眠： 高精度なスマートリング（ログが取れる・つけっぱなしでも快適）
- 運動： スマートバンド（測定機能豊富・汗もOK・安価で使いやすい）
この組み合わせこそが、コストパフォーマンスと実用性を兼ね備えた、ライフスタイルに合わせやすい解決案です。
ポチップ補足と注意点
最後に、この併用スタイルの補足・注意点をお伝えします。
通知機能が必須な人
スマートリングの課題は、画面がなく、通知の確認やアプリの操作ができないことです。
スマホを出さずに手元で通知を確認したい
Apple Payなどの電子決済を手元で済ませたい
これらの機能が不可欠！という場合は、今回のようなスマートリングがメインとなることに不便さを感じるでしょう。
「日中はスマートウォッチの機能が必要。でも、寝る時だけは邪魔だから外したい」
という方は、スマートリングではなく、「睡眠時専用デバイス」を導入するのが正解です。
パジャマの腰につけるだけで睡眠計測ができる『ブレインスリープコイン』を活用し、昼はウォッチ、夜はコインと使い分ける案について、以下の記事で詳しく解説しています。
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日中スマートウォッチ×睡眠時ブレインスリープコインのすすめ｜快適な睡眠を目指すなら
2025/12/14
まとめ：手首を解放して、ストレスフリーな毎日を
スマートウォッチは素晴らしいデバイスですが、「24時間つけなければならない」という義務感が、窮屈さにつながっているおそれも。
別のデバイスと併用する。たったそれだけで窮屈さから解放され、快適なライフスタイルを送ることができます。
- 日中・睡眠時は、スマートリングで目立たず快適に。
- 運動時は、スマートウォッチ（バンド）でしっかりと。
生活シーンで切り替える。たったそれだけで、手首の圧迫感から解放され、お気に入りの腕時計を楽しむ余裕が生まれます。
ぜひ自身に合ったスタイルで、健康管理をしながら気分が高まる、そんな生活を目指してみてください。