こんにちは、たけもとです。
マウスやキーボードの幅広い展開を行っているLogicool。
その中でもゲーミングモデルとして展開されているLogicool Gシリーズのキーボード「G515」を今回はレビューします。
高性能かつ見た目が美しいキーボードが欲しい
シンプルな使用感のメカニカルキーボードが欲しい
打鍵感にこだわって、軸も選びたい
といった方におすすめのメカニカルキーボードとなっています。
ゲーミングモデルではありますが、デスク上を圧迫しないデザインで、どなたでも作業環境に取り入れることができます。
一般的なPC作業にも適し、メカニカルならではの打鍵感で、長時間の作業ができますよ。
G515の概要
ポイント
初めに、G515の特徴の中でも、特にポイントとなる部分をご紹介します。
ポイント
・シンプルで馴染みやすいデザイン
・標準的なキー構成
・ロープロファイル×メカニカル:薄さと打鍵感の両立
G515は薄くてコンパクト、そして無駄のないデザインが魅力。
ゲーミングキーボードでありながら主張は抑え目。ゲームはもちろん、オフィスワークにも取り入れられる普遍的な見た目です。
また、日本語配列の80%キーボードで、キー構成もかなり標準的。幅広い作業にフィットします。
そしてロープロファイルの薄い本体でスピーディーな打鍵が可能、かつメカニカルならではの適度な抵抗のある打鍵感で、安定して打鍵することができます。
ラインナップ
ブラックとホワイトの2色展開になります。
また、軸は赤色(リニア)と茶色(タクタイル)の2種類が用意されています。


私は白の茶軸(タクタイル)を購入しました
仕様
以下、主な仕様を記載します。
ブランド | Logicool |
品番 | G515-WL-TCWH (ホワイト・タクタイル) |
軸 | 赤軸(リニア)・茶軸(タクタイル) |
サイズ | 高さ 2.2cm x 幅 36.8cm x 奥行き 15cm |
付属品 | USB-A‐USB-C 充電ケーブル、USBワイヤレスレシーバー、レシーバー延長アダプター、保証規定、保証書 |
電源 | 充電式 |
連続使用可能時間 | 最大36時間 |
接続方式 | LIGHTSPEED(USBドングル)、Bluethooth、有線 |
対応OS | LIGHTSPEED: USB-AポートとWindows 10 以降、macOS 13以降 Bluetooth: Bluetooth対応デバイス、Windows 10以降、macOS 13以降、ChromeOS または Android4.3以降、iOS 10以降 オプション:インターネット環境 ※Logicool G HUBソフトウェアのダウンロード時に必要 |
G515本体チェック
まずは本体をチェックしていきます。
本体について
外装
高級感のある黒ベースに、鮮やかな差し色が光るパッケージ。
右上部には軸の色・種類も示されているので、購入時はお間違えなく。
同梱物
接続用のUSBケーブルと変換コネクタが付属します。

本体
日本語配列の80%キーボード。
ロープロファイル(薄型の)メカニカルキーボードで、すっきりしたデザインがどの作業スペースにも馴染みます。

スペースキー側の厚みは、本体が約12mm、キートップまでで約20mmと、メカニカルながら結構な薄型。

キートップの印字は、かな文字が印刷されていない、変換/無変換が記号に置き換わっている、などスッキリした見た目へのこだわりを感じます。
なお、キー配列としては、左下のFnキーがなく、右下のWinキーがFnキーに置き換わっているといった具合でした。

裏面には、2段階(4°・8°)で調節できる脚が付属。どの状態でもゴムが接地します。


また、LIGHTSPEED接続用のUSBアダプタは裏面に収納可能。Bluetooth接続など、他の接続方法の時に収納しておけるので便利です。

本体の右上部に電源スイッチ、左上部にUSB-Cの充電端子がついています。


接続方法
左上のボタンで接続方法を切り替えます。

左の2つが、LIGHTSPEED(USB)、Bluetoothの接続ボタン。
一番右側のボタンはゲームモード用のボタン。下記Logicool G HUBでの設定で、任意のキーを使用しない状態に切り替えられます。
機能について
LIGHTSYNCテクノロジー(RGB)
キーボードにはRGBライトが設けられており、作業時の気分を高めてくれます。


私は初期設定の「バルサ―ポイント」が気に入っています。
なお、Logicool Gシリーズの他のデバイスと、光り方を連動させることも可能です!

Logicool G HUBでの設定
LogicoolのゲーミングシリーズのGシリーズでは、「Logicool G HUB」というアプリを使用します。
上記のライトの設定のほか、キーのごとの機能設定など、かなり細かいところまで設定を行うことができます。

G515のレビュー
それでは、ポイントごとに以下レビューしていきます。
良かったところ
・ミニマルで馴染みやすいデザイン
・キーの構成
・ロープロファイルの使用感
気になったところ
・接続PCの切り替え
・Logicool G HUBでの設定
良かったところ
ミニマルで馴染みやすいデザイン
ゲーミング用のメカニカルキーボードでありながら、落ち着いた見た目をしており、デスク環境になじみやすいです。
このG515の上位モデルになると、キーの多さなどから、デザインが一気にゲーミング寄りになっていきます。

私はなるべくシンプル目のデザインが好みで、G515に決めました。
また、キーに着目しても、日本語配列でありながら、かなの表記がなかったり、変換/無変換も記号で表記しているところが、非常にポイント高し。
すっきりしたキートップで、野暮ったさがまるでなく、美しいデザインに仕上がっています。
キーの構成
私がキーボード選びで一番重視していた点が、このキー構成。
キーの構成
・日本語配列
・上部にファンクションキーがある
・方向キーはすべて同じサイズ
・無理のないESC、DELキーの配置

キーの構成がとにかくちょうど良い!
とにかく無理のない現実的な配置・サイズで、打鍵がとてもしやすいです。
かつ、下記のロープロファイルであることを希望していたので、ジャストフィットな構成で満足しています。
ロープロファイルの使用感
ロープロファイル(薄型)の使用感も、個人的にかなり好きなポイントです。
薄型ながら打鍵感がしっかり感じられますし、デスク上を圧迫しないデザインですっきりした見た目になっています。
快適な角度に調整もでき、使用感は快適のひとことです。

パームレスト無しで十分に入力できるので、デスク上がすっきりするのも好きなポイント。
気になったところ
接続PCの切り替え
G515は、LIGHTSPEED(USBレシーバー)、Bluethooth、有線の3種類ありますが、それぞれ1台での接続となります。
そのため、例えば「Bluethoothで1~3台のPCを即座に切り替え」といったことができません。
会社用のPC、サブのPC、と複数の端末を使い分ける方には、少し気になるポイントになるでしょう。

基本的には接続するPCは1台を前提に、変えるならUSBレシーバーとBluetoothで2台間を切り替える、というのが現実的なラインになるかと思います。
ソフトの設定
使用する「Logicool G HUB」というアプリについて、Logicoolの一般的なマウスやキーボードで使用する「Logicool+」というアプリとは、設定できる内容が大きく違います。

これまでLogicool+に慣れてきた方は少し注意です。
ソフトでの設定自体がかなり緻密で細やか。ゲーム向けに1ボタンごとの設定を行うのに適しているイメージで、ひとことで言うと難しいです。
ゲームや特別なアプリの使用をする方以外は、そこまでこのアプリの活用のチャンスが少ないのではないかと思います。
一応、印字されている文字通りの入力を行うだけでよければ、気にせずOKです。
G502 X PLUSがおすすめの方
おすすめの方
・シンプルでキレイなデザインが好みな方
・RGBライトで気分を上げて作業したい方
・メカニカルキーボードの打鍵感が欲しい方
・それでいて薄型が良い方
あまりおすすめできない方
・複数のPCでキーボードを使いたい方
・Logicool+での設定をそのまま適用したい方
薄型のきれいなデザイン、パームレスト無しのシンプルな使用感、それでいてメカニカルキーボードの打鍵感も求めたい、そんな方にぴったりのキーボードです。
メカニカルという語が先行するイメージもありますが、日本語配列でオーソドックスなキー構成で、見た目に反してかなり「標準的」。
どなたでも馴染み深く使うことができるキーボードだと思います。
ただ、接続台数やその切り替えには限りがあるのと、これまで他のLogicoolのキーボードで細かな設定をしてきた人は「Logicool G HUB」では完全に同じような設定ができない可能性がある点だけご留意を。
全体的に、ゲーム用としてだけでなく、通常の作業用としても非常におすすめできる、高水準かつスタンダードなキーボードに仕上がっています。
まとめ
以上、Logicool Gシリーズのキーボード「G515」のレビューでした。
メカニカルならではの打鍵感に、思わず長時間打っていたくなる。
どなたでも使いやすいデザインと、快適な打鍵感で、モチベーションを上げて作業に取り組めますよ。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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