こんにちは、たけもとです。
今回は、東プレの「REALFORCE R4」をレビューしていきます。
リアルフォースは高級キーボードとして長い間人気を博しているキーボードで、その2025年最新作である本作は、販売前から注目を集めていました。
本作の特徴であるデザインと、アクチュエーションポイントの設定を中心に、細かいところまでレビューしていきます。
REALFORCE R4の概要
ポイント
REALFORCE R4のポイントは、以下の通りです。
リアルフォースならではの静電容量無接点方式の安心感。
今作ではベゼルのスリム化とアクチュエーションポイントの設定範囲の拡大が、大きなポイントとなっています。
デスクを圧迫しないすっきりしたデザイン。そしてアクチュエーションポイントの設定範囲の拡大により、ユーザーに応じたベストな入力感度を設定可能。
機能もデザインもこだわり抜かれた、2025年最新のリアルフォースです。
ラインナップ
仕様は下記の組み合わせから選ぶことができます。
| サイズ | フルサイズ/テンキーレス |
| 配列 | 日本語配列/英語配列 |
| キー荷重 | 30g/45g/変荷重 |
| カラー | ブラック/ホワイト |

今回はホワイト・英字配列・テンキーレス・45gをレビューしていきます。
過去モデルではスイッチ・接続の仕様が分かれていることもありましたが、R4は静音スイッチ、かつ有線/無線ハイブリッドで統一されています。
なお、仕様により組み合わせがラインナップにないものもあります。(英字配列×テンキーレス×キー荷重30g等)
製品ラインナップ一覧を見たい方は、下記からご覧ください。
ジムゲート様からのレンタル
今回のレビュー品はジムゲート様からレンタルさせていただきました。
ガジェットや生活家電を幅広くレンタルしている会社様で、最新の家電も1週間から気軽に試すことができます。
特に、高価なガジェットや生活家電を購入する前に「実際に家で試したい」ニーズを叶えてくれるのが心強いです!

家で1週間も試すと、店頭では分からなかったところや、ソフトでの設定内容など、様々なポイントを自身の生活と照らし合わせて判断ができますよ。
主な仕様
| メーカー | 東プレ株式会社 |
| 品番 | R4HD21 (ホワイト・英字配列・テンキーレス・キー荷重45g) |
| サイズ | W366 × D146.5 × H39mm |
| 重量 | 約1.1㎏ |
| 付属品 | 説明書、USBケーブル(Type-C↔A・1.8m)、動作確認用電池 |
| 電源 | 電池式:単4×3本 |
| スイッチ方式 | 東プレスイッチ(静電容量無接点方式) |
| スイッチ寿命 | 1億回以上 |
| 接続方式 | Bluetooth 5.0・有線(USB) |
| 対応OS | Windows 11~、macOS 14.5~ |
REALFORCE R4本体チェック
まずは本体をチェックしていきます。
本体について
本体外観
表面
これまでのモデルに比べても、ベゼルが細くなっているところがポイント。

特に奥行きは前作R3に比べて約16mmも短くなっており、デスクに置いた際にもすっきりしたイメージが強いです。

エッジの部分も傾斜が取り入れられており、全体的にデザイン性がとても高くなっています。

上面
左手上部側に電源スイッチとUSB-Cポート。

裏面
ゴム脚が計6か所に設けられています。

チルトスタンドの段階調整は不可で、起こす/倒すのみの操作。
しかし、この起こす際のクリック感・抵抗感が固く、非常にしっかりした作りになっています。

電源
電源は単4電池3本で駆動します。

キー
スイッチ
リアルフォースならではの静電容量無接点方式。
静電容量無接点方式
電極により、物理的な接点を持たずにキー入力を検知するスイッチ方式。
スイッチの摩耗の心配がなく、耐久性が高い。
スイッチは静音仕様なので、作業にも集中して臨むことができます。
また、全キーの同時押しおよびNキーロールオーバー対応により、高速入力時に同時押しのように入力したとしても、正確にすべて反映されます。

ほぼ同時に押した際にも、しっかりすべて反映されるところに、道具としての信頼感を高く感じます。
キー荷重
キー荷重は30g/45g/変荷重 の3種類から選べます。
変荷重は人差し指で押すキーは45g、小指で押すキーは30g、とキー荷重を変えて配置したモデルです。

本体品番の末尾が1なら45g、2なら変荷重、3なら30gとなっています。
今回レビュー品の「R4HD21」は45gといった具合。
印字
印字は昇華印刷。
キーキャップの表面にインクを染み込ませる方式で、印字が消えにくく、高級キーボードに広く採用されています。

また、日本語配列の場合だと、かなの印字の有無も選べるようで非常に嬉しい…!
接続方法
有線(USB Type-C)と無線(Bluetooth 5.0)に対応。
Bluetoothは最大4台まで対応しており、Fn1~4キーを使って切り替えます。
同梱物
説明書とUSBケーブルが付属します。
ケーブル端子はUSB-C↔Aで、長さは約1.8mです。

機能について
ここでは、本機R4で注目したい、新搭載/拡大された機能について見ていきます。
機能について
①アクシュエーションポイント設定
②マウス機能
③近接センサー
①アクシュエーションポイント設定
本モデルの機能面での大きなアップデート点が、このアクチュエーションポイントの設定。
アクチュエーションポイントチェンジャー(APC)
キーを押し込んだ時に、スイッチがONになる(文字が入力される)深さのこと。
前作よりも設定範囲が幅広くなり、より多くのユーザーや使用シーンにフィットするようになりました。
一般には、ゲームでの機敏で正確な操作に対応することを目的に設けられていることが多い機能ですが、ゲームをしないユーザーでも用途の広さを感じられます(後述)。
専用ソフト「REALFORCE CONNECT」にて、各種設定が可能です。以下はその設定画面です。

アクチュエーションポイントの設定範囲は前作よりも圧倒的に細かく、0.8~3.0mmの間から0.1mm単位で複数登録が可能。

そして1キーごとに独立して深さを設定することが可能です。

人差し指側は深くして、小指側は浅くする、といった設定もでき、ユーザーの指1本ごとに合わせた細かな調整が可能です。
②マウス機能
キーボード操作でマウスカーソルを動かす機能です。
Fnキー+S、A、D、Wキーで上下左右方向に動かせます。
REALFORCE CONNECTでクリック操作も設定することで、マウスへの持ち替えの回数を減らすことができます。

ちょっとしたポップアップ等の操作時に使えます
③近接センサー
キーボードを操作しない間、省電力状態で待機となりますが、手を近づけると自動で再接続します。
待機時の電力を減らすことができ、電池の省電力に貢献しています。

電源スイッチをいちいちON・OFFにする動作を減らすことができる便利機能の一つです。
REALFORCE R4 レビュー
それでは、本機の良かったところや気になったところについてレビューしていきます。
良かったところ
アクチュエーションポイントの設定
当初、アクチュエーションポイントについては、ゲーム目的のイメージが強く、自身にはあまり関係がない印象を持っていましたが、良い意味で裏切られました。
私は普段薄型(ロープロファイル)のキーボードを使用しており、本キーボードを最初に操作した際は押し込みが浅く入力されないことが多かったです。

これは本キーボードに限らず、他のメカニカルキーボードでも感じていたことでした。
しかしアクチュエーションポイントを浅く設定したところ、反応が良くなり、あまり深く打鍵しておらずとも、しっかり入力ができていました。

単にメカニカルキーボードを年単位で使っていないため、慣れておらず押し込みが浅いだけではあるかもしれませんが、それでもメカニカルキーボードに対して、ロープロファイルとの打鍵の深さの感覚の違いから、これまで馴染めなさを感じていたなと思います。
これまでロープロファイルのキーボードしか使ってこなかった、ノートPCのパンタグラフキーボードしか使ってこなかった人でも、押し込みを浅く設定することで快適に使えることがとても勉強になりました。
デザイン
ベゼルが細くなったことで、重たい印象が無くなり、非常に洗練されています。
特に、どうしても内部設計などで幅が必要になる箇所についても、角を落とすことで、可能な限りムダな部分を削っています。

こちらも、これまで厚さ・大きさに対して重苦しいイメージを抱えていたユーザーにとっては、非常に魅力的に感じる部分となるのではないでしょうか。

「ムダを削ぎ落す」こだわりを、ひしひしと感じるポイントでした。
打鍵感
リアルフォースというブランドを家で数日にわたって使用するのが初めてで、この静電容量無接点の打鍵感は、良かったというよりは、なるほどな、と思うポイントでした。
全体的にはメカニカルキーボードで言う赤軸(リニア)に近いイメージで、入力の始まりや終わりがハッキリとは理解できないところもあります。
ですが、この「境目感」のないキーだからこそ、ユーザーごとのユニークなアクチュエーションポイント設定ができ、その柔軟性の高さが、APCと親和性が高いのだなとも感じます。
実際には薄型キーボードで底打ち感をはっきり感じながら打つことに慣れていますし、メカニカルなら茶軸(タクタイル)が好み。
どれが自分に相性が良いのかは、今後も色々なキーボードに触りながら判断していきたいなと思うポイントでした。
気になったところ
マウス機能
マウス機能については、私の用途ではそこまでのメリットを感じませんでした。
確かに持ち変える回数は減らせるのかもしれませんが、「キー入力でカーソルを所定の位置まで持っていきクリックする動作」と普段通りマウスに持ち変えてクリックするのだと、後者のほうがまだまだ快適でした。

とはいえ、デメリットを生む機能でもないので、気にせずに使っています。
価格帯
これまでメカニカルキーボードやリアルフォースに慣れ親しんできたユーザーは経験値から判断がしやすい一方、これから始めて使うユーザーとしては、高額なキーボードのコストの判断に迷うところ。
個人的には、当初必要性を感じていなかったアクチュエーションポイントにも価値を感じており、あとはデザイン性の高さ、全体的な作りの良さも流石と感じます。
そのため、機能に対してこのコストでの購入は十分ありだと思っています。
ただ、使用感を判断しないと何とも言えないところもあると思いますし、気になる方は下記のレンタル等を使用してみるのがおすすめです。
ガジェットのレンタルならジムゲート
高価なキーボードですが、ジムゲートなら1週間・1か月レンタルして、実際に家で使用感を試すことができます。
デスクに置いたときのサイズ感や印象はどうか
打鍵感は本当に自分が長期的に使って気に入るものなのか
ソフトの設定でどこまで自分に合わせることができるのか
こうした、店頭では分からないことを、実際の作業環境で試すことができるのが一番のメリット!
購入も視野に入るほど気になるけれど、あと一歩判断材料が足りない…そんな時にはぜひ使ってみてください!
REALFORCE R4 がおすすめの方
機能面で言うと、アクチュエーションポイントの設定が想像以上に良かったです。
ゲーム用途のみならず、幅広いユーザーにおすすめできる機能で、特に私のように、これまで薄型のキーボードを使っている方や、普段はノートパソコンのキーボードを多用している人でも、浅く設定することで使いやすい状態で使い始めることができます。
デザイン性の高さは万人が感じられる普遍的なメリットで、軽やかな印象を与えてくれます。
まとめ
以上、REALFORCE R4のレビューでした。
デザインも機能も徹底的にこだわった1台。気になる方はぜひ検討してみてください。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。