イヤホン・ヘッドフォン

【解説】イヤホンが耳から落ちる…!原因と落とさない対策|イヤーピースや装着方法、形状を見直そう

2025年8月20日

本ページはプロモーション(広告)が含まれています

こんにちは、たけもとです。

通勤やランニングのシーン、イヤホンが耳からポロリと落ちてしまった経験…ありませんか?

音楽が途切れたり、大事な通話が中断されたり、最悪イヤホンが破損してしまう、なんてリスクも。

本記事ではこの「イヤホンが耳から落ちる」問題について、その原因や落とさないための具体的な解決方法を詳しく解説します。

加えて、耳から落ちにくいイヤホンについても様々なタイプをご紹介します。

お気に入りの音楽を、ストレスなく楽しめるようになりますように。ぜひ最後までご覧ください。

イヤホンが耳から落ちる原因

まずは、イヤホンが耳から落ちる主な原因を詳しく見ていきましょう。

1. 装着方法の誤り

最も基本的な原因の一つが、イヤホンの装着方法の誤りです。

イヤホンの装着の誤りの例
・左右を間違えて取り付けている
・耳穴の浅いところまでしか差し込めていない
・向きが不適切で、耳の窪みにうまくフィットしていない …など

間違って装着したり、うまく装着できていないと、それだけで外れるリスクが大きく上がります。

イヤホンは装着方法を調べずとも身に付けられるようなもの。

だからこそ、改めて正しい装着方法を確認することの意義は思った以上に大きいはずです。

イヤホンを装着している女性

2. イヤーピースの不適合

特にカナル型イヤホンにおいて、耳への密着度を左右する重要要素がイヤーピース。

イヤーピースは、耳穴のサイズや形状に合わせて選ぶ必要がありますが、存外自分の耳に最適なサイズを選べていないケースも。

小さすぎると、耳穴に密着せずスカスカに。かといって大きすぎても、装着が浅くなり、少しの衝撃で外れやすくなってしまいます。

自分の耳の奥までしっかり差し込めて、かつ密着するような適切なサイズ選びが重要です。

3. イヤホンのサイズ・形状と耳の相性

イヤホン本体のサイズや形状も、耳からの落下に大きく関わります。

世間一般のイヤホンは、多くの人に合うように作られているものの、そのすべてが万人の耳に合うわけではありません。

イヤホン本体が耳のくぼみに合わない、そもそもサイズが合っていない、等の場合は、いくら正しく装着してもフィット感や安定感が得られにくい場合があります。

イヤホンが耳から落ちる問題の解決法

次に、イヤホンを耳から落とさないようにする解決法を見ていきましょう。

1. 正しく装着する

まずは、お使いのイヤホンの取扱説明書や装着している画像などを確認し、正しい装着方法を実践しましょう。

一般的に、カナル型イヤホンは、少しひねったり角度を変えながら差し込むことで、耳穴に入り込み安定します。

インナーイヤー型イヤホンは、耳のくぼみに本体をしっかりと収め、安定する角度を探すことが重要です。

また、ケーブル付きのイヤホンの場合は、「シュア掛け」(ケーブルを耳の後ろに回して装着する方法)が可能であれば、ケーブルの重さによる引っ張りが軽減され安定する場合があります。

イヤーモニターを装着する男性

2. イヤーピースを見直す

まずは、イヤホン本体に付属している複数サイズのイヤーピースを試着しなおし、一番フィットするものを選び直しましょう。

ポイントは、イヤーチップを付け替えてちょっと付けるだけでなく、30分などしばらくの時間装着したままにして、装着感を確かめることです。

頭を傾けたり、歩いて見たり、実際の装着シーンを想定して外れないかをテストするのが好ましいでしょう。

また、別売のイヤーピースを購入するのも一つの手。

素材もフィット感に影響し、一般的なシリコン製のほか、フォーム製は耳穴の形に合わせて変形するので、人によりこのフィット感がより適している場合も。

3. 自分の耳に合ったイヤホンを選ぶ

イヤホンが耳から落ちる問題が頻繁に起こる場合、そもそもイヤホンが耳の形に合っていない可能性があります。

例えば、耳が小さいのにイヤホン本体が大きいために、耳からはみ出して落ちてしまう…といった具合です。

イヤホンを購入する際は、可能であれば店頭で試着し、自分の耳にフィットするかどうかチェックするのが確実。

特に、一般的な体格よりも大きい/小さい方や、耳の形に特徴があると感じる方は、実際に様々なイヤホンを試着してみるのが良いでしょう。

一般にはカナル型、インナーイヤー型が主流ですが、それ以外のモデルを試したり、あるいはオーダーメイドのイヤホン(後述のカスタムIEMなど)も視野に検討してみてはいかがでしょうか。

イヤホンのタイプ別の「落とさない」対策

ここでは主流の2タイプのイヤホンについて、落とさないための対策をご紹介します。

カナル型イヤホン

カナル型イヤホンは、耳栓のように耳穴にイヤーピースを挿入し、密閉することで音を伝えるタイプ。

装着時は単にまっすぐ入れるのではなく、少しずつ向きを変えながら耳の奥に入れ込むような装着を心掛けましょう。

また、カナル型でのポイントはやはりイヤーピース選び。サイズや素材を適切に選べば、バツグンのフィット感と安定性を実現できます。

まずは本体付属のイヤーチップをそれぞれ試して、自分に合ったものを徹底的に調べてみましょう。

本体付属のものでは満足いかない場合は、別売のイヤーチップを使うのも一つの手段。フォーム製のイヤーチップや、「ダブルフランジ」といった多重構造のチップだと、より一層密着度を上げることができます。

インナーイヤー型イヤホン

インナーイヤー型イヤホンは、カナル型とは異なりイヤーチップがなく、耳の入り口部分に乗せるように装着するタイプ。

イヤーチップがない分、イヤホン自体の向きや耳への引っ掛かり具合が、ダイレクトに落ちやすさを左右します。

特に、耳のくぼみが浅い人や、イヤホンが耳に引っ掛かりにくい形状の耳の人には不向きな場合があります。

インナーイヤー型は、まずは耳のくぼみにフィットするようなデザインのものを、試着して見つけ出すのが重要。

また、購入後の対策としては、イヤーフックやウイングチップなどを後付けする対策もあります。

(ただ、充電時に影響するので、ワイヤレスイヤホンでは少々使いにくい可能性も。有線イヤホンだと結構おすすめです。)

落下が気になる方におすすめのイヤホンのタイプ

最後に、落下をとにかく防ぎたい方に向けて、おすすめのイヤホンのタイプを3つ、ご紹介します。

ネックバンド型イヤホン

左右のイヤホンがケーブルで繋がり、そのケーブルが首の後ろに回るようにデザインされたタイプです。

イヤホンが耳から外れても首にぶら下がるため、紛失のリスクが低く、またバッテリー部分がネックバンドに内蔵されているため、イヤホン本体を小型化できたり、バッテリー持続時間が長いという利点もあります。

落下による紛失防止を特に意識される方に、おすすめのタイプです。

オープンイヤー型

オープンイヤー型はイヤーチップを使用せずに、独自の方法で耳に固定します。大きく「耳掛け型」「イヤーカフ型」に分けられます。

特にインナーイヤー型を普段使用している方には、自然な感覚で音楽を楽しめて、聞き心地の親和性が高いでしょう。

耳掛け型

耳掛け型イヤホンは、イヤホン本体にフックが付いており、耳に引っ掛けて固定するタイプ。

耳全体でイヤホンを支えるため、非常に安定性が高く、激しい運動をしても落ちにくいのが最大のメリット。ランニングやジムでのトレーニングなど、アクティブなシーンでの使用にも最適です。

イヤーカフ型

開放的なサウンドが好きだけど、落下が気になる方は、近年機種が増えている「イヤーカフ型」もおすすめです。

耳を塞がないオープンイヤー型の一種で、耳たぶに挟んで固定するタイプ。耳掛け型よりも一般的にコンパクトなサイズも嬉しい。

開放的な装着感ながら落下しにくいのが特徴のイヤホンです。

IEM

「IEM」はインイヤーモニターの略で、アーティストの方がライブや収録等の演奏中に、演奏を聴くために使用されているイヤホン。

落ちにくさに加えて、音質や特別感も求めたい方には、このIEMが非常におすすめです。

音質と密着度が非常に高いのがポイントで、耳の形にフィットするような複雑なイヤホン形状となっています。

カナル型のイヤホンを愛用している方は、より一層高い密閉感で、高音質の音楽を楽しめるでしょう。

IEMがどのようなイヤホンか知りたい方は、下記で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

また、個々人の耳型を採取してイヤホンを造形する「カスタムIEM」だと、さらに密着度が高く、快適に音楽を楽しむことができます。

下記のLIFEEARは、アーティストも使用する高音質なカスタムIEMを手に入れやすい価格で販売している、とても魅力的なメーカーです!

まとめ

「イヤホンが耳から落ちる」問題は、イヤホン形状や耳の形など、様々な原因から生まれます。

その原因さえつかめれば、解決策が必ずあるはず。

正しい装着方法や耳に合ったイヤーピース選び、耳の形や使用目的に合ったイヤホン選びが、快適なイヤホンライフを送るための鍵となります。

イヤホンの落下に悩まされることなく、ストレスフリーなオーディオ体験を楽しみましょう。

【さらにワンランク上のイヤホンを知りたい方へ】LIFEEARのIEMがコスパに優れていて、非常におすすめです!

-イヤホン・ヘッドフォン