ノートPCと一緒にマウスを持ち歩きたいけれど、バッグの中で意外とかさばる。
新幹線やカフェの小さなテーブルでは、マウスを動かすスペースが足りない。
そんなモバイル環境でのマウス問題に、変わった方向からアプローチしているのが、サンワダイレクトのペン型マウス、400-MAWB231です。
ペン型マウス自体は以前から存在していますが、400-MAWB231は左右クリックだけでなく、スクロールホイールや「戻る・進む」ボタンまで備えた5ボタン仕様。マウスとしてしっかり使えるハードになっています。
一方でその独特の形状・ボタン配置から、通常のマウスとは異なる操作方法となっています。
今回はそんな400-MAWB231の特徴、使い心地などをレビューしていきます。
ペン型マウスが気になっている、外出用デバイスに少し違ったアプローチを試してみたい、という方は、ぜひ最後までご覧ください!
サンワダイレクト 400-MAWB231の概要
ポイント
400-MAWB231のポイントは、持ち運びやすいペン型ボディに、実用的なボタンや機能を搭載している点です。
上記の特徴・機能により、場所や環境を問わずにマウス操作が快適に行える1台となっています。
ただ、気になるのがペン型であることで、通常のマウスと異なる点や、ペンとして筆記ができるのか、という点ですよね。
本レビューでは、これらの基本機能から、そんな疑問点まで、細かく見ていきたいと思います。
ラインナップ
ブラック・ブルー・レッドの3色展開。
ビジネスシーンでも使いやすい、暗めで落ち着いた色が揃っています。
今回はブラックをレビューします。
サンワダイレクト 400-MAWB231の本体チェック
初めに、本体の外観や機能について見ていきます。
本体について
本体外観
見た目はペンのマウス。クリップがあり、ポケットへの収納にも適します。

先端部がセンサーとなっています。

なぞるように動かすとカーソル移動、押し込むとクリック動作となります。

一般のペンと比べて2本程度の幅があります。長さや厚みはそこまで差がありません。

ボタン・ボイール
左クリックは上述の通り、ペン先を押し込むことでクリック。
ボタン類は主に、右手親指・人差しで操作します。

下記のように、進む・戻るボタン、スクロールホイール、右クリックボタンが設けられています。

画像引用:Amazon商品ページ
ボタン類は非常に充実しており、マウスでしたい操作は基本的にはそのままできるイメージです。

ホイールクリックまでできるのには驚きました。
電源
電源は充電式。スイッチとタイプC端子が底面にあります。
充電は最長約4.5カ月とかなり持ちます!

同梱物
USBレシーバー(USB-A)と変換アダプタ(USB-C)、充電用ケーブルが付属。

レシーバーはペンの後部に収納しておくことができます。なお、アダプタは収納不可です。

接続自体は、USB無線のほか、Bluetoothにも対応しています。
機能について
それでは、搭載されている機能として、DPI変更についてみていきます。
DPI変更
DPI変更は、本体の一番上(先ほどの画像の右クリックの上)のボタンで行います。
DPIは3段階(800 → 1200 → 1600カウント)で切り替えられます。
外出時は操作スペースが狭かったり、モバイルモニターで画面が狭かったり、と仕事環境に物理的な制限があるケースが多いでしょう。
そんな時にも、DPIをちょうどよい段階に切り替えることで、快適にマウス操作が可能です!
サンワダイレクト 400-MAWB231のレビュー
それでは、使っていて気になったところと、良かったところをそれぞれまとめます。
気になったところ
右クリックは慣れが必要
右クリックは本体天面のボタンを押し込みで操作となるのですが、この際にペン先が動いてしまいます。
一応、ペン先を机から離してクリックすることで、カーソルを動かさずにクリックはできるのですが、少し慣れが必要です。
ペン型だが、細かな筆記には適さない

ペン型デバイスであれば、文字を書いたり、絵を描いたりしやすいのでは?
と思い購入しましたが、実際にはこれらの用途では使いにくかったです。
「ペン先を"押し込んで"入力」という特性上、押し込む、離れる際にどうしてもカーソルがわずかに動きます。
特に、絵や文字といった細かな表現を求められるシーンでは、そのわずかなズレが影響します。
参考に、通常のマウス、本機、ワコムのペンタブの3種で筆記した比較が以下になります。

青字が本機で書いた文字になりますが、特に1画1画の終わりが、クリックを離す時のカチッと動く動作の関係で、ぶれていました。

ペンを静かに離す、クリックの終わりがしにくいと感じました。
筆記時の繊細なペン先の動きは拾い切れておらず、何よりもこの「押し込み動作」によって、筆記具としてはそこまで適しているわけではなく、ペンタブに比べると見劣りする形となりました。
良かったところ
通常のマウスからの移行はしやすい
あくまで「ペン」ではなく「マウス」であるというのが、本機を購入する際に意識したいポイントです。
ペンとしての筆記性能は上述の通りですが、マウスの機能はかなり充実しています。(左右のクリック、スクロールホイール、進む・戻るボタンなど)
形状がだいぶ違うため、マウスとしての機能不全が心配になったりもしますが、基本的にはマウスでしたいことはできるような構成になっています。
そのため「マウス操作をそのままできる+ペン型の動かしやすさ・持ち運び安さ」が本機の価値だと考えます。
カーソル移動や、簡単な筆記には超便利!
文字を書くのには向かない、という話をしましたが、シーンによっては非常に使いやすいです。
まず、カーソル移動は通常のマウスと同等…というか、それ以上にしやすい!

ペン型デバイスの直感的な操作が生きていると思いますし、人間にとってペンを動かす動作が、マウス操作よりも自然な動作だと気づかされます。
また、マルを付けたりといった程度なら、通常マウスよりもしやすいと感じます。
文字は厳しいですが、マーカーでのチェック、といった作業には適しているでしょう。
ペン型形状による持ち運びやすさ
持ち運び用のマウスは、近年非常にコンパクトになりましたが、それでもキューブ形状である「塊感」はなかなか拭えません。
本機はペン型ということで、従来の持ち運びマウスとは異なり、細長いスペースで収納ができます。
バッグのペン用のポケットに収めておくことも可能で、常備しておいても気にならない、見事なポータブル性能です。

サンワダイレクト 400-MAWB231がおすすめな方
結論として、あくまで「ペン」ではなく「マウス」であるデバイスだと実感できました。
ペン型マウスということで、文字や絵の筆記をイメージしてしまう形状ですが、これらの作業にはあまり適していません。
一方で、用途やシーンを選ぶと、非常に光るところがあるマウスです。
例えば、外出先でブラウジングやキーボード作業が主体の方であれば、このコンパクトな持ち運び性、狭いスペースでも作業可能な形状は抜群にフィットします。
仕事用バッグに外出作業用として常備しておく、プレゼン用のマウスとして用意する、といった、シーンに合わせたサブマウスとしての使用がおすすめです。
サンワダイレクト 400-MAWB231のレビューまとめ
以上、サンワダイレクト 400-MAWB231のレビューでした。
ペン型ではありますが、通常のマウスと同じようなボタン操作・カーソル移動ができるのがポイント。
気になった方はぜひ手に取ってみてください。最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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