耳を塞がない快適な装着感が魅力の「オープンイヤー型」のイヤホン。
長時間着けていても耳が蒸れずに快適である一方で、
低音が抜けてしまう印象で、音楽の迫力が足りない
といった低音について、
今回レビューする、SOUNDPEATSの「POP Clip2(UU2イヤーカフ)」です。
実際に使ってみると、オープンイヤーは低音が弱めだという常識を覆す迫力と、日常の小さなストレスをなくす工夫が詰まった、完成度の高い一台でした!
今回も、メーカーのSOUNDPEATS様から提供をいただきました。
オープンイヤー型の解放感と、しっかりとした聞きごたえの重低音を両立させたい方に、使ってみていただきたいイヤホンです。
SOUNDPEATS POP Clip2(UU2イヤーカフ)の概要
ポイント
SOUNDPEATS POP Clip2(UU2イヤーカフ)のポイントは、「オープンイヤーの解放感」に「力強い重低音」を両立している点です。
オープンイヤーではサウンドが分散しがちですが、本機では芯のある低音が響き、迫力のあるサウンドが楽しめる点が最大のポイント。
また、物理ボタンを採用しており、確実な操作ができるので、運動時や移動時にもストレスになりません!
耳への負担をなくしつつ音楽の迫力をしっかり味わえつつ、「誤操作のストレス」まで解消した、非常に実用性の高い1台になっています。
ラインナップ
ブラック、ブルー、ベージュの3色展開となっています。
今回はブラックをレビューしていきます。
SOUNDPEATS CC イヤーカフの本体チェック
はじめに、本体を細部まで見ていきます。
本体について
ケース
ケースはシンプルな楕円形。表面はマットな質感で指紋が目立ちにくく、高級感のある仕上がり!

裏側に充電端子。ワイヤレス充電には非対応となっています。

接続に使用するボタンは本体側面に。

ケースの蓋は上側にパカっと開きます。イヤホンは左右を問わずにケースに収納できます。

イヤホン
球体になっているほうが耳穴側。黒くて細いフック部で耳に固定します。

スピーカーは球体の先端部分に、耳の穴に向くような具合で配置されています。
前モデルの「UUイヤーカフ」に比べて、最大音量が2.57%(3.17dB)アップしており、オープンイヤーでも迫力あるサウンドが楽しめます。

そして、本機の大きなポイントの一つが、物理ボタンを採用していること。
耳裏部に位置するユニットの側面にボタンがあり、押すとカチッと確かなクリック感も感じられます。

ボタン操作は1回・2回・3回クリックと長押しという、多様な操作が可能。

ボタンはついているものの、左右の区別なく充電ケースに収納できるのも嬉しい仕様。
蓋を閉じて約10秒経過後に取り出すと、左右チャンネルが適切に再設定される仕組みとなっており、どちら向きの収納でも大丈夫なのです。
同梱物
充電ケーブル、説明書類、ステッカーが付属。

アプリについて
アプリでは任意のイコライザー調整のほか、高音質コーデックの「LDAC」、サウンドの調整ができる「空間音響エフェクト」「ダイナミックEQ」を搭載。
これら3つは最初はOFFになっているので、アプリの画面からONにしましょう。

| 概要 | おすすめシーン | |
|---|---|---|
| LDAC | 音の輪郭がはっきりする。 高音域の伸び、楽器の細やかなニュアンスを楽しめる。 | 音楽の細やかな表現を楽しみたい時 |
| 空間音響エフェクト | 立体的で広がりのあるサウンドへ。 音の厚みや迫力を楽しめる。 | ライブ・映画・ゲームなど、臨場感を楽しみたい時 |
| ダイナミックEQ | 音のメリハリを強調。 よりエネルギッシュで迫力のあるサウンドに補正。 | 楽曲のグルーヴ感を強めて、パンチを効かせたい時 |
個人的に、LDACは「再現性・忠実さ」、空間音響エフェクトおよびダイナミックEQは「迫力・演出」に向いていると考えています。
特に空間音響エフェクト・ダイナミックEQの両方をONにすることで、低音ががっつり効いて、より迫力のあるサウンドが楽しめます。
注意点
・iPhoneではLDACは非対応。(このイヤホンに限った話ではありませんが)
・マルチポイント使用時にはLDACの併用不可。
・LDACと「空間音響エフェクト」は併用不可
SOUNDPEATS POP Clip2(UU2イヤーカフ)のレビュー
Clip1を実際に使ってみて、気になったところと良かったところをまとめていきます。
気になるところ・留意点
ケースとイヤホン本体の質感のギャップ
本機を手に取った際に、まずそのケースの質感の高さに驚きました。
これまでにはあまりない非常にマットな質感で、手に取った時の触り心地も非常に良かったです。
一方で、イヤホン本体は樹脂感が感じ取れるような質感。ケースの質感が良いだけに、ギャップとして感じられる部分だなと思いました。
低音は強すぎると疲れるときも
本機は低音の強さが魅力の反面、アプリで低音をブーストすると、人によっては聴き疲れする可能性があります。
長時間の作業での「ながら聴き」をしたい場合には、上述の「空間音響エフェクト」「ダイナミックEQ」を中心に、低音を少し控える設定にしておくと、耳が楽になりますよ。
良いところ
低音の迫力あるサウンド
↑で留意点で触れた低音ですが、裏を返せば「耳を塞がないのに迫力ある音楽体験ができる」という本機最大の魅力でもあります。
イヤーカフ型は一般に音が分散するような具合でしたが、POP Clip2はベースのうねりやキックドラムの芯のある重低音がしっかりと耳元で鳴り響くんです。
サウンド全体にメリハリが生まれて、迫力あるサウンドを楽しめる。それでいて、オープンイヤーなので周囲の音も聞こえる、という、これまであまり味わったことのない不思議な感覚でした。
アクティブに過ごしたいとき、気分を高めたいとき、そんなシーンで、この力強いサウンドが後押ししてくれます。
物理ボタンの安心感
本機は物理ボタンを採用しており、確実な操作ができるのもポイントです。
タッチ式だと、例えば装着位置を直す際に少し触れただけで反応してしまうストレスがありますが、本機はカチッとしたクリック感があり、意図した通りに操作できます。
特にランニング中など、手元がブレやすい運動シーンではこの物理ボタンが本当に便利!汗をかいた手や、冬場に手袋をしたままでも確実に操作ができるため、アクティビティ中でも安心して使えますよ。
安定した着用感のワイヤー
イヤーカフ型の耳を挟み込む力も、適度かつ安定感のあるものでした。
前作のClip1も非常に快適でしたが、本機はそれ以上に耳をしっかりとホールドしてくれます。しっかり挟み込まれている印象ではりますが、ワイヤーの柔軟性が高いため、着けていて耳に痛みを感じることはありません。
この絶妙なホールド力のおかげで、運動時などでもズレる気配がなく、安心して着けていられます!
適するシーン・適さないシーン
これまでの内容から、この「Clip1」が適する/適さないシーンを整理します。
適するシーン
・1~2時間のランニングやサイクリング
・通勤や街歩きなどの移動時間
・趣味や家事の時間
適さないシーン
・3~4時間以上、長時間つけっぱなしにしたい時(低音の聴き疲れ)
・繊細なサウンドを味わいたい、音楽だけに没頭したい時(密閉型のほうが好ましい)
「重低音をしっかり感じられるサウンド」「オープンイヤーの解放感」が、このPOP Clip2のおすすめ利用シーンのキーワードです。
長時間ずっと着けたまま、というよりは、「メリハリをつけて音楽をながら聴きする」という利用シーンにフィットすると考えています。
特に運動時は気分を上げられるサウンドかつ、周囲の環境音も聞こえる、というピッタリな利用シーンになるでしょう。
SoundPeatsの他オープンイヤーイヤホンと比較
最後に、同社の他モデルのオープンイヤーイヤホンとの比較をします。
| POP Clip2 (UU2イヤーカフ) | POP Clip (UU イヤーカフ) | Clip1 | PearlClip Pro (CCイヤーカフ) | |
|---|---|---|---|---|
| 発売年月 | 2026年4月 | 2025年2月 | 2026年4月 | 2024年12月 |
| 価格 (Amazon:執筆段階) | 7,280円(税込) | 6,160円(税込) | 9,980円(税込) | 7,580円(税込) |
| ドライバー | 12mmデュアルマグネットドライバー | 10.8 mm高感度デュアルマグネットダイナミックドライバー | 12mmデュアルマグネットドライバー | 12mmデュアルマグネットドライバー |
| 対応コーデック | LDAC,AAC,SBC | SBC, AAC | LDAC,AAC,SBC | LDAC,AAC,SBC |
| 再生時間 | 10時間(ケース込み42時間) | 8時間(ケース込み30時間) | 8時間(ケース込み40時間) | 6時間(ケース込み24時間) |
| カラー | 3色 ブラック、ブルー、ベージュ | 2色 ブラック、ホワイト | 3色 ダークグレー、チタンブラック、ベージュ | 4色 ブラック・ベージュ・パープル・ホワイト |
| ケースサイズ | W65×D52×H29 mm 一般的なサイズ感 | W63.7×D49.8×H30.6mm 一般的なサイズ感 | W68×D46×H33mm 厚みがあり大き目 | W70×D45×H23mm 4つの中で最も薄くてコンパクト |
| イヤホン片耳重量 | 約5.0g | 約4.7g | 約 5.1g | 約 6.2g |
| 操作方法 | 物理ボタン | 物理ボタン | タッチ | タッチ |
| 左右自動識別 | 〇 | 〇 | 〇 | ×(左右対称形状ではある) |
| 装着検出 | × | × | 〇 | × |
| Dolby Audio対応 | × | × | 〇 | × |
| マルチポイント | 〇 2台まで | 〇 2台まで | 〇 2台まで | 〇 2台まで |
| おすすめな方 | しっかりした重低音、バッテリー持ちを求める方 | 価格、軽さ、ボタン操作を重視したい方 | 高い音質、使い勝手の良さを求めている方 | 持ち運びやすい薄型ケース、豊富なカラーに魅力を感じる方 |
| 商品リンク | →リンク | →リンク | →リンク | →リンク |
今回レビューしたPOP Clip2は、スペック面では再生時間の長さが目立ちます。
また、レビュー内で触れている重低音の迫力は随一のものですので、低音好きの方は是非お手に取ってみてください。
SOUNDPEATS POP Clip2(UU2イヤーカフ)がおすすめの方
POP Clip2(UU2イヤーカフ)は、従来のオープンイヤー型の課題だった低音の物足りなさを見事に解決したイヤホン。
左右を気にせずケースにしまえる手軽さも、ふとした時に役立つ便利さです。
「ながら聴き」をメインにしつつ、低音の力強さをしっかり求めていきたい方は、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
以上、SOUNDPEATSのオープンイヤーイヤホン「POP Clip2(UU2イヤーカフ)」のレビューでした。
耳を塞がない開放感と、テンションの上がる重低音を両立させたい方は、ぜひ手に取ってみてください。
毎日のちょっとした移動やアクティビティの時間が、もっとメリハリのある楽しいものに変わるはずです!
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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